過去の自分を超える。自己ベスト連発のビジネスアスリート思考

おはようございます!

一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。

本日は、私たちがビジネスや人生の目標に向かう上で、非常に強力な原動力となる「自己ベスト」という考え方についてお伝えさせて下さい。

テーマは、他人との比較を手放し、過去の自分を超えることにフォーカスする目標設定の重要性についてです。

自分はランニングを趣味としています。

市民ランナーではありますが、気持ちはアスリートとして取り組んでおり、大会に出るからには常に自己ベストを狙って走っています。

この「自己ベスト」という目標は、他人と比べるでもなく、純粋に過去の自分を超えるという一点に集中できるため、非常に健全で強力な目標設定であると考えています。

自分の場合は、マラソンなどの競技において、タイムという客観的な指標で過去の自分と明確に比較することができます。

前回の大会より1分でも、あるいは1秒でも速くゴールできれば、それは紛れもなく過去の自分を超えたという証明になります。

その意味でも、結果が白黒はっきりと分かりやすいという面があります。

対戦型のスポーツや競技では、相手の実力や環境に左右されるため、客観的な自己ベストを測るのは少し難しいかも知れません。

しかし、自分と同様にタイムや距離など客観的な記録で競う競技をされている方であれば、この過去の自分とだけ向き合う感覚は、きっとお分かり頂けるかと思います。

そして、この自己ベストを常に狙い続けることには、私たちの行動を後押しする様々な素晴らしい効用があります。

以下で三つお伝えします。

一つ目は、自己ベストを更新した瞬間に得られる「達成感」です。

これがやはり一番大きな要素でしょう。

単純に過去の自分を超えられたという満足感もあります。

それに加え、例えばマラソンの世界で言うと、サブ4(4時間切り)、サブ3.5(3時間半切り)、サブ3(3時間切り)といった、明確で大きな節目の数字が存在します。

こうした壁をクリアし、自己ベストを更新してゴールラインを駆け抜けた瞬間は、一つ上の新しいステージに進んだような感覚になり、通常では味わえないほど気持ちが高まるものです。

(個人的にはまだサブ3には到達できていないのですが…)

この強烈な達成感があるからこそ、ある意味、厳しいトレーニングにも耐えることができるのです。

二つ目は、日々の行動における「モチベーション」になるということです。

自己ベストという明確な目標を目指さずに、ただ何となく健康のためだけに練習しようとしても、どこか身が入らないというか、本気になれない部分があると思います。

かつてコロナ禍で、全国のレースがことごとくキャンセルされていた時期がありました。

そのころ、ランナーの仲間たちの中で「どうしても練習する気になれない」という方が多数いらっしゃいました。

これは、自分の実力を試す機会(目標とする舞台)がないため、日々の練習に向かうモチベーションが湧かないという、非常に分かりやすい例だと思います。

もちろん、純粋な健康維持のために運動している方は全く別です。

しかし、自分の能力を今より少しでも高めたい、成長したいと思っている方にとっては、その成果を客観的に試せる場所を求めるのは当然のことでしょう。

だからこそ、自分の現在地を試せる場を持ち、そこに向けて自己ベストを狙うというプロセスが重要なのです。

そして、自己ベストの効能の最後にお伝えしたいのは「自己肯定感が高まる」ということです。

ここが一番本質的な部分かも知れません。

コツコツと日々練習を積み重ねた結果、大会で自己ベストを達成できたという事実は、日々の自らの地道な行動を全面的に肯定することに繋がります。

目標に向かう日々の中には、天気の良い日もあれば悪い日もあったでしょう。

体調が良い日もあれば、芳しくない日もあったはずです。

あるいは、急な仕事や想定外のトラブルで、予定していた練習時間が削られてしまったこともあったかも知れません。

それでも、そんな山あり谷ありの日々を乗り越えて、諦めずに淡々と行動を積み重ねてきたからこそ、自己ベスト達成という結果を掴み取ることができたわけです。

その事実を噛み締めた時、過去の「自分で自分を褒めてあげたい」というような、温かくも誇らしい気持ちになるのではないでしょうか。

このように、自己ベストを目指すということは、結果としてタイムが縮まるだけでなく、自分の内面を整え、行動を後押しするために極めて重要な要素だと実感しています。

さて、ここまで長々とアスリート視点のお話しをしてきましたが、この考え方を私たちのビジネスに目を転じて考えてみたいと思います。

自己ベストとはすなわち、「過去の自分が出来なかったことが、できるようになること」です。

そう考えると、ビジネスの現場においても、過去の自分が出来なかったことができるようになることは、全て自己ベストの更新だと言えます。

例えば、過去最高の売上や利益を達成すること。

これまで手を出せなかった新しい業務領域やサービス展開に挑戦し、形にすること。

あるいは、業務プロセスを改善して労働時間を大幅に削減し、家族と過ごす時間を増やすこと。

お客様からのアンケートで、過去最高の顧客満足度を獲得すること。

これらは全て、立派なビジネスにおける自己ベストの更新です。

同業他社がどれくらい稼いでいるかとか、世間の経営者がどれくらいの規模でやっているかといった「他人との比較」は全く関係ありません。

一年前、半年前の自分と比べて、今の自分がどれだけ成長し、限界を突破できたか。

そこだけにフォーカスするのです。

先のアスリートの部分でお伝えした三つの効能は、そのままビジネスにも当てはまります。

過去の自分を超えたという「達成感」。

あの目標をクリアするために今日も頑張ろうという、日々の実務への「モチベーション」。

そして、孤独で先の見えない環境の中で、逃げずに決断し、行動し続けてきた自分自身への「自己肯定感」。

これらを得るために、ビジネスにおいても常に自己ベストを目指して頂きたいと思います。

スモールビジネスの経営者や個人事業主は、誰も強制してくれないからこそ、自分で自分の目標を設定しなければ、すぐに現状維持という名の衰退に陥ってしまいます。

だからこそ、マラソンのサブ4のような、ご自身にとっての「新たなステージ」を明確に設定し、そこへ進んで行くことを目指しましょう。

完璧な計画でなくても構いません。

まずはアジャイル思考で今日できる行動を起こし、走りながら自己ベストへと近づいていけばいいと思います。

そんな前を向いて進む姿勢こそが、事業を継続し、思い描くビジョンを形にするために最も重要だなと改めて思いました。

みなさんも、スポーツのアスリートではないにしても、ぜひ「ビジネスアスリート」として、ご自身の事業の中で自己ベスト連発のアスリート暮らしを経験してみて下さい。

過去の自分を超え続けるその道が、必ずご自身が心から望む未来に繋がっていることでしょう。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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