整えてから攻める。実行順序を見直す思考法
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
本日は、私たちが新しい目標に向かって行動を起こす際の、正しい手順についてお伝えさせて下さい。
テーマは、日々の忙しさを解消して日常を整えてから、本来のタスクに攻め入ることの重要性です。
私たちは何か新しい目標を立てて挑戦を始めようとする時、つい今日から新しいタスクを追加して頑張ろうと意気込んでしまいます。
資格の勉強を始める、副業のための作業時間を確保する、あるいは健康のために運動の習慣を取り入れるなど、目標達成に向けた行動を日々のスケジュールに上乗せしようとするのが一般的なアプローチです。
しかし、多くの場合その新しい挑戦は長続きせず、数週間もすると元の生活に戻ってしまいます。
それは決して、気合いや根性が足りないからではありません。
なぜなら、私たちの日常の24時間は、すでに既存の業務や生活のタスクで埋まっており、新しいことを受け入れる物理的な余白がそもそも存在していないからです。
日々の忙しさに追われて全力で走っている状態で、さらに新しい目標のためのタスクを上乗せして走り続けようとすると、必ずどこかで時間や体力の限界が来ます。
睡眠時間を削ったり、休息の時間を削ったりして無理に回そうとすれば、いずれ心身のシステムが強制終了してしまいます。(自己反省も踏まえて書いてます…)
そして結局、日常の強力な引力に負けてしまい、本来やるべきだった目標のためのタスクが回せなくなってしまうのです。
目の前の緊急度の高い日々の業務ばかりに追われ、緊急ではないけれど自分の未来を作るための本当に重要な活動、いわゆる第2領域のタスクに着手できないという悩みは、多くの方が抱えている課題だと思います。
ここで意識したいのが、物事に取り組む実行順序です。
目標達成において大切なのは、いきなり新しいことに攻め込むことではありません。
まずは今の自分の足元である日々の忙しさを解消し、日常を整えることが先決です。
これはプロジェクトマネジメントにおける定石とも言えます。
自分は普段、PMOとしてプロジェクトマネージャーの代理のような立場でプロジェクトに関わることがありますが、業務改善を狙いとし、システム導入も踏まえた業務フローの改善を行うことがあります。
そのような運用見直しをする前には、必ず既存の環境を整理するフェーズが存在します。
複雑に絡み合った業務プロセスを紐解き、目的に対して必要なこととそうでないこと、人手で進めることとシステムで改善することなど、プロセス全体がスムーズに動くための態勢を整えるのです。
これを怠り、前提条件をニュートラルに評価しないまま混沌とした状態で新しいシステムを稼働させても、エラーが頻発して正常に回ることはありません。
個人の活動においても、これと全く同じ構造が当てはまります。
まずは自分が抱えている日々のタスクを事実ベースで棚卸しし、現状の課題である忙しさの原因を特定する必要があります。
頭の中で漠然と忙しいと感じている状態から一歩抜け出し、例えば実際に自分が何にどれだけの時間を使っているのかを客観的なデータとして書き出してみるのです。
一週間の行動記録を30分単位で記録してみると、自分が思っていた以上に重要ではないことに時間を割いている事実に気づかされると思います。
そして、本当にそのタスクを実行するための前提条件が揃っているのか、そもそも自分がやるべきことなのかをフラットに確認します。
その上で、日々の業務を整理・圧縮していきます。
昔からの慣習で惰性で続けているだけの作業はないか。
本当は自分がやらなくてもいいことを、責任感から抱え込んでしまっていないか。
ツールを使って自動化したり、手順を簡略化したりできる部分はないか。
そのようにして、日々のタスクの中からやらないことを決断し、時間と心の余白を意図的に作り出す作業が求められます。
ここで大切なのは、一つ一つのタスクに対して感情を交えず、ニュートラルな視点で必要性を評価することです。
今までやってきたからという過去の事実にとらわれず、これからの目標達成に必要かどうかという一点で判断を下していきます。
多くの場合、この整えるという作業自体にかなりの時間と労力がかかるため、もどかしく感じて焦ってしまうかも知れません。
目標達成という目に見える成果に向かって早く進みたいという気持ちがあるからこそ、足元の整理を後回しにして、手っ取り早く攻めのタスクに手を出してしまいがちです。
日々の業務の整理をしている時間は、一見すると目標に向かって一歩も進んでいない、停滞している時間のように錯覚してしまいます。
しかし、ここで焦ってはいけません。
日常を整える時間というのは、決して停滞ではありません。
それは、これから長く続く目標達成への道のりを、途中で息切れすることなく走り抜けるための強固な地盤作りの時間です。
日々の忙しさが解消され、既存のタスクが少ないエネルギーで定常運転としてスムーズに回るようになって初めて、私たちは新しい目標に向かって本来のタスクを継続的に実行するエネルギーを持つことができます。
日常という土台がぐらついたまま上に高い建物を建てようとしても、少しの環境の変化やトラブルですぐに崩れ去ってしまいます。
緊急対応や予期せぬトラブルが起きた時、余白のないスケジュールはドミノ倒しのように破綻します。
あらかじめ日常を整えてバッファを持たせておけば、トラブルがあっても柔軟に吸収し、目標に向けた歩みを止めずに済むのです。
順番としては、整えてから、攻める。
この実行順序を守ることが、途中で挫折せずに目標を達成するための鍵になります。
もし今、目標に向けた活動が思うように進んでいないと感じているなら。
あるいは、毎日忙しく動いているのに、本当にやりたいことが一向に手についていないと感じているなら。
それは能力が足りないからではなく、単に日常を整えるフェーズを飛ばして攻めようとしているだけかも知れません。
一度立ち止まって、まずは目の前の忙しさを解消することに自分のリソースを割いてみて下さい。
今の生活の中から削れるものを探し、新しいタスクを置くための空白のスペースを作るのです。
足元がしっかりと整えば、自然と本来のタスクに向かって力強く攻め込むことができるようになります。
焦らず、順番を守って進めていきましょう。
本日の内容が、みなさんの行動計画を見直す何らかのヒントになれば幸いです。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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