感情を軸にライフワークを描く。自分の本当のやりたいことを見つける視点
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
本日は、私たちがビジネスや人生において目指すべき「ライフワーク」の見つけ方について、お伝えさせて下さい。
テーマは、行動そのものではなく、その先にある「感情」にフォーカスして、自分が本当にやりたいことを見つけ出すアプローチについてです。
ビジネスの世界では、「ライスワーク」と「ライフワーク」という言葉がよく使われます。
ライスワークとは、文字通りご飯を食べるため、つまり日々の生活の糧や事業の運転資金を得るための仕事です。
一方で、ライフワークとは、自分の情熱や使命感を持って取り組める、人生を賭けた仕事のことです。
みなさんは今、ご自身のビジネスの中で、しっかりとこのライフワークに取り組めていますでしょうか。
もちろん、ライスワークを否定するつもりは全くありません。
日々の生活や事業の基盤をしっかりと支えてくれるライスワークがあるからこそ、私たちは安心して未来に向かって挑戦することができます。
決して疎かにしてはいけない、現実的な自分の軸です。
しかし、強い思いを持って自ら事業を立ち上げられた、ひとり社長や個人事業主のみなさんであれば、ゆくゆくはライスワーク中心の働き方から抜け出し、ライフワーク一本で事業を回していける状態を目指したいというのが、偽らざる本音ではないでしょうか。
ところで、ご自身の「本当のライフワーク」が何なのか、明確に言語化し、理解できていますでしょうか。
推進支援の現場でみなさんとお話しを伺っていると、意外とこの「自分が本当にやりたいこと」に辿り着いていない、あるいは迷いを感じている方が多いように感じます。
責任感の強い方ほど、目の前の実務に追われ、こうした根本的な問いに向き合う時間を後回しにしてしまいがちです。
そんな中、最近読んだ書籍から非常にハッとさせられる気づきを得ました。
西剛志氏の著書である『1万人の才能を引き出してきた脳科学者が教える 「やりたいこと」の見つけ方』という本です。
この本によると、自分が本当にやりたいことを見つけるためには、行動そのものではなく、「どんな感情を手に入れられるか」を考えた方が良いとされています。
私たちは通常、「やりたいこと」を探す時、ついつい具体的な「行動」に目を向けてしまいます。
「自分は何をしている時に充実感を感じるのか」「どんな作業をしている時が楽しいのか」といった観点から探そうとしがちです。
例えば、「人と話すのが好きだから営業職」「裏方で数字を合わせるのが得意だから経理」といった具合です。
もちろん、このアプローチ自体が決して悪いわけではありません。
しかし、先ほどの書籍から理解したところによると、行動に焦点を当てるだけでは不十分であり、その行動の先にある「感情」にもっと目を向けるべきだということです。
その行動や、得られた結果を通して、本当は「どんな感情」を手に入れたいのか。
ここを深掘りすることが、真のライフワークを見つける鍵になります。
この考え方を、自分自身のビジネスに当てはめて考えてみました。
自分が現在提供しているコンサルティングやPMO的視点でのアドバイザリーの業務において、例えば「計画を立てる」というサポートがあります。
自分はなぜ、クライアントと一緒に計画を立てることにやりがいを感じるのか。
その行動の先にある感情を深掘りしていくと、当たり前ですが、ただ綺麗なスケジュール表やガントチャートを作りたいわけではないことに気づきます。
計画を立てることによって、混沌とした現状に何となく整った状況(秩序)を作り出したい。
そして、地に足の着いた良い計画を立てることで、「これなら確実に達成できそうだ」という自信を持ちたい。
さらに、その自信を背景にして、迷うことなく安心して目の前の行動にフォーカスできる、「安心感」を得たい。
つまり、自分が本当に手に入れたかった感情は、計画づくりという行動そのものではなく、その先にある「自信」や「安心感」だったのだと、ハラ落ちしました。
そうやって求める感情がクリアになると、とても面白いことに気づきます。
例えば、クライアントや自分自身が「自信」や「安心感」を得るための手段は、決して「計画を立てること」だけではないということです。
日々の小さな行動習慣を確実に行い、その成功体験を積み上げていくことでも、自分自身に対する揺るぎない自信と、今後の行動に対する安心感を得ることができます。
そう考えると、自分が提供する推進支援の形として、計画立案のサポートだけにとどまる必要はありません。
クライアントが今日できる小さな一歩(ベイビーステップ)を確実に行動に移せるよう、日々の実行推進を横に並んでサポートしていく。
これでも、自分にとっては計画づくりと全く同じか、あるいはそれ以上のやりがいや、求めていた感情(自信と安心感の共有)が得られるかも知れないということに気がついたのです。
「こんな感情を得たいから、この行動を選択する」
このように、得たい感情を起点としてロジックを組み立てていくことで、自分らしいライフワークを見出していく。
これは、変化の激しい現代において、自分の軸をブラさずに柔軟に事業を展開していくための、非常に大切な考え方だなと思いました。
行動(手段)に固執してしまうと、環境が変わったり、その作業自体がAIに代替されたりした時に、行き詰まってしまいます。
しかし、根底にある「得たい感情」さえ明確に握っていれば、手段はいくらでも柔軟に変えていくことができるのです。
自分も改めてしっかりと時間を取って、自分と向き合ってみたいと思います。
今の仕事を通じて、自分は本当はどんな感情を得たいのか。
そこにフォーカスを当てて自己棚卸しをしていくと、もしかしたら、今まで考えもしなかったような意外な業務カテゴリへと、事業をピボット(方向転換)できるヒントが見つかるかも知れません。
「絶対にこれを見つけなければ」と肩肘を張るのではなく、軽い気持ちで、まずは自分の感情を整理してみようと思います。
ご自身で事業を営むみなさんも、週末などの少し落ち着いた時間に、ぜひ一度そんなことを考えて自己棚卸しをして頂いてもいいのかなと思いました。
「今の実務を通じて、自分はどんな感情を得たいのだろうか」
「その感情を得られる手段は、今の事業モデル以外にもあるだろうか」
そうした自分への適切な質問が、凝り固まった思考の枠を外し、ご自身の『プライム・ミッション』(最優先のやりたいこと)へと繋がる新しい扉を開いてくれるはずです。
もしやってみて少し違うなと感じたら、アジャイル思考で何度でも見直せばいいだけです。
ぜひ、試行錯誤を愉しむくらいの軽い気持ちで試してみて下さい。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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