完璧な計画を手放す。走りながら解像度を上げて自信を育む仕組み

おはようございます!

一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。

本日は、私たちが目標に向かうプロセスで欠かせない「セルフイメージの高め方」と、それを支える計画づくりのアプローチについてお伝えさせて下さい。

ビジネス書などを読んでいると、「しっかりと計画を立てて、その通りに実行できればセルフイメージが整い自信が高まる」という話をよく目にすると思います。

また、「まずは目指すべきゴールを鮮明に思い描き、それに向かって進むことが何より大切だ」というアドバイスも定番です。

みなさんはいかがでしょうか。

現在のご自身のビジネスにおいて、このようなアクションがスムーズに取れていますでしょうか。

推進支援の現場でみなさまと向き合っていると、正直言って先ほどの話は「半分合っているけれど、半分間違っている」と感じることがあります。

確かに、その通りにできれば理想的ですが、「言われてすぐに実行できれば誰も苦労しないよ」というレベルの話ではないかと思うからです。

むしろ、現実には逆のパターンに陥ってしまう方を多く見かけます。

バラ色の素晴らしい未来を思い描き、それに向かって行動しているつもりなのに、一向にゴールに近づいている気がしない。

計画通りに進まない自分を責め、やがて自信を喪失していき、最後には心が折れてしまう。

いわゆる、目標に対する「諦め」という状態です。

一般的な概念として正しいはずの目標設定や計画づくりが、なぜこのような結果を招いてしまうのでしょうか。

それは、どんなに正しい概念であっても、その「解像度」を適切に高めて実行に移さなければ、正しい結果を伴わないからです。

例えば、「計画を立てる」というプロセスを考えてみます。

真面目な方ほど、計画づくりに多くの時間を掛ける傾向があります。

隙のない完璧な計画を立てようと時間を費やし、調べているうちに新しい情報を得てはまた計画を見直す。

場合によっては計画を練ることに時間を掛け過ぎたがゆえに、当初想定していた日程を守れない見通しとなり、また最初から計画を見直す。

嘘のような話に聞こえるかも知れませんが、自分がこれまで接してきた中で、本当にそんな方がいらっしゃいました。

これは、システム開発でいうところの「ウォーターフォール開発」のように、最初にカッチリとした完璧な計画を立ててから進めたいという思考の方が陥りがちな罠です。

しかし、現代は不確定要素が極めて多い時代です。

生成AIに代表されるように、技術の進歩は日進月歩であり、昨日までは不可能だったことが、突然今日できるようになることも日常茶飯事です。

そうした環境下では、最初にどれだけ時間を掛けて完璧な日程や打ち手を立てても、結局のところ実行しながら随時見直していくことになります。

それであれば、最初は80点でも、60点の出来でも構いません。

今見通せる範囲で計画を立てて、さっさと実行に移してみる。

そして、実際に行動したことで得られた知見をベースに、計画をブラッシュアップして精度を高めていった方が、結果として目標には早く到達できるのです。

これは「ゴールをしっかり描く」という話についても同じことが言えます。

自分自身の解像度や、そのゴールに対する理解が不十分な初期段階で、じっくり時間を掛けて完璧なゴールを描こうとする必要はありません。

まずは、大まかな方向性だけを定めて走り出し、走りながら精度を高めていった方が、最終的なゴールイメージはよりクリアで現実的なものになると思います。

このアジャイル思考で進む際に、プロジェクトマネジメントの観点で非常に重要になるのが「マイルストーン設定」です。

少し身近な例え話で考えてみましょう。

例えば、あなたがご自宅から「札幌の時計台」に行きたいと思ったとします。

この時、最終ゴールは時計台ですが、そこに至るまでのマイルストーンとして「地元の空港」「新千歳空港」「札幌駅」といった中間地点が設定されます。

まずはご自宅から、地元の空港を目指します。

この時の移動手段は、クルマなのか公共交通機関なのか、ご自身の状況に合わせて最適なものを選択し、具体的な行動を起こします。

無事に空港に着いたら、次は飛行機に乗って新千歳空港を目指します。

ここは移動手段が明確に決まっている、前提の固まったマイルストーンです。

このように、予め見えている部分については、決まった方法を前提にしっかりとした計画を立てて進むことができます。

しかし、新千歳空港に着いてから札幌駅を目指す方法は複数あります。

いろいろな手段はあると思いますが、とりあえず電車で向かうことにしたとしましょう。

さらに、札幌駅から時計台までは歩いて行ける距離ですが、タクシーを使ってもいいし、街並みを見ながらのんびり歩いて行っても構いません。

この先の手段は、自宅を出発する時点で完璧に決めておく必要はないのです。

札幌駅に着いた時のご自身の疲労度や、その日の天候という客観的な状況を受け止めてから決めればいい。

つまり、計画の「解像度は必ずしも一律ではない」ということです。

目の前の見えているマイルストーンには高い解像度で確実に向かい、遠くのゴールは一旦低い解像度のまま置いておく。

そうして行動を続け、一つ一つのマイルストーンに確実に到達していく。

この「行動できた」「ここまで到達できた」という小さな事実の積み重ねこそが、ご自身のセルフイメージを整え、自信を深める最強のアプローチになります。

自信がつくと、次のマイルストーンへ向かう前進スピードは自然と高まっていきます。

これは一例ではありますが、最初から完璧を求めず、計画を随時見直しながら目的地を目指す。

その変化のプロセスそのものを愉しむことこそが、目標達成という旅の本当の醍醐味だと考えています。

ご自身のビジネスにおいても、まだ見ぬ未来の完璧な計画を作ることに時間を奪われて足が止まっていないか、ぜひ客観的視点で振り返ってみて下さい。

今日できる行動を通じて、目の前のマイルストーンを一つクリアするだけで、ご自身のセルフイメージは確実にアップデートされるはずです。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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