予定通りにいかない毎日を前進に変える。計画という名の地図とコンパス

おはようございます!

一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。

本日は、ビジネスを進める上で誰もが一度は悩み、そして挫折を経験する「計画」の本当の価値について、お伝えさせて下さい。

テーマは、予定通りに進まないことを大前提とした上で、迷わず確実にゴールへ向かうための「計画の使いこなし方」についてです。

これまでご自身でビジネスを進めてこられた中で、最初に立てた計画が、最初から最後まで一切狂うことなく、完璧に予定通りに進んだ経験はどれくらいあるでしょうか。

おそらく、ほぼ皆無なのではないかと思います。

特に、ご自身で全ての意思決定を行い、実務の最前線でも奮闘されているひとり社長や個人でビジネスをされている方にとって、毎日は急なトラブルや想定外の出来事の連続です。

「今日は絶対に新しいサービスの企画書を仕上げよう」と決意してパソコンを開いた瞬間に、クライアントから急ぎの対応を求めるメールが飛び込んでくる。

あるいは、ご自身やご家族の急な体調不良など、自分のコントロールが全く及ばない事態は日常茶飯事のように起こります。

目の前の火消しに追われているうちに夕方になり、「今日もまた、計画していた自分のための仕事が何もできなかった」とため息をつく。

そんな日々を繰り返していると、次第にこう思い込んでしまうことはないでしょうか。

「どうせ計画なんて立ててもその通りにいかないのだから、意味がない」

「細かく計画を立てて縛られるよりも、その場その場で臨機応変に動いた方が効率が良い」

日々の忙しさに追われ、計画を立てる時間すら無駄に感じてしまう。

そのお気持ちは、痛いほどよく分かります。

しかし、ここで一つ、大きな視点の転換(パラダイムシフト)をして頂きたいのです。

そもそも、「計画とは予定通りに進めるためのものである」という認識こそが、大きな誤解です。

この「計画=絶対の予定表」という前提に立っているからこそ、予定と違うことが起きた時にストレスを感じ、行動できなくなる自分を責め、計画を立てること自体が苦しくなってしまうのです。

では、計画とは一体何のために存在するのでしょうか。

それは、どんなトラブルが起きても、周囲からどれだけノイズが入っても決してブレない「ご自身の軸」であり、今の現在地を正確に知るための「地図とコンパス」なのです。

少し、例え話をさせて下さい。

あなたが今、まだ誰も登ったことのない未知の山を登って、頂上を目指しているとします。

道なき道を進む中で、途中で大きな倒木があって道が塞がれてしまったり、急な悪天候に見舞われたりといったトラブルは、必ず起こります。

あるいは、通りすがりの別の登山者から「あっちの道の方が景色が良いらしいよ」「こっちのルートを通れば、もっと楽に早く登れるよ」と、魅力的な誘惑を耳にすることもあるかも知れません。

ビジネスで言えば、「これからはこのSNSをやるべきだ」「この最新ツールを使えばすぐに稼げる」といった、周囲からのノイズや新しい儲け話です。

この時、もしあなたが自分の地図とコンパス(計画)を持っていなかったら、どうなるでしょうか。

目の前の倒木を避けて適当に迂回したり、他人の言葉に誘われて安易に寄り道をした瞬間、あなたはいま自分が山のどこにいるのか、目指すべき頂上はどっちの方向なのかが全く分からなくなります。

つまり、ビジネスにおいて「迷子(遭難)」になってしまうのです。

ここで、計画の真の目的が見えてきます。

計画とは、トラブルが起きて迂回せざるを得なくなった時に、「本来のルートから、自分は今どれくらいズレたのか」を客観的に把握するためのセンサーの役割を果たします。

地図という基準があるからこそ、「今は本来のルートから少し西にズレているから、明日は東に向かって進んで軌道修正しよう」という、確実な次の一手が打てるのです。

そして同時に、魅力的な誘惑やノイズが飛び込んできた時に、「それは今の自分の計画(ルート)には入っていないから、やらない」と、不要なものを迷いなく切り捨てるための「決断の軸」にもなります。

計画があるからこそ、私たちはその場の感情や焦りに振り回されず、「臨機応変」という名の「場当たり的な行動」を防ぐことができるのです。

では、この地図とコンパスである計画を、日々のビジネスで具体的にどうやって使いこなせばいいのでしょうか。

ご自身の目標を確実に達成するために、今からすぐにできる「3つのステップ」をお伝えします。

ステップ①:最重要課題を1つだけ決める

まずは、目の前の緊急対応(『第一領域』)ではなく、ご自身のビジネスを中長期的に成長させる「重要だが緊急ではない課題(『第二領域』)」にフォーカスします。

そして、その中で到達したいゴールを「1つだけ」設定し、そのためにやるべきタスクを洗い出します。

あれもこれもと欲張るのではなく、本当に手に入れたい未来に直結する1つの軸を強固に設定することが、迷いをなくすための第一歩です。

ステップ②:「やらないこと」リストを作る

ゴールとやるべきことが決まったら、それ以外のことはすべて「今はやらない」と決断します。

SNSで見かけた最新のノウハウや、人からの魅力的なビジネスの誘いであっても、設定した1つのゴールに直結しないのであれば、勇気を持って視界から外して下さい。

計画とは、「何をやるか」を決めるのと同じくらい、「何をやらないか」を決めるためのものです。

このやらない決断が、あなたの限られた時間とエネルギーを守り抜く強力な盾になります。

ステップ③:週に1回、ズレだけを測定する

計画を立てたらあとは行動するだけですが、前述の通り、必ずズレは生じます。

だからこそ、週末などに少しだけ時間をとり、「今週は本来のゴールからどれだけズレたか」を客観的に確認する習慣を持って下さい。

予定通りにいかなかった自分を責める必要は一切ありません。

プロジェクトマネージャーのように客観的な視点で、「今回は急なトラブル対応でこれだけズレた」という事実だけを確認し、では次週はどうやってそのズレを修正していくかという行動を考えるのです。

この週1回の軌道修正こそが、アジャイルに目的地へと向かうための最大の秘訣です。

計画がない状態でのトラブル対応や寄り道は、単なる迷子でしかありません。

しかし、先に挙げた3つのステップでしっかりと自分の基準(地図)を持っていれば、どんなトラブルが起きても、それは単なる「軌道修正のプロセス」へと変わり、どんな状況からでも確実にゴールへと向かうことができます。

世の中に溢れるノイズや周りの声に振り回されず、ご自身があきらめかけていた未来を確実に手に入れるために。

まずは今日、ご自身の『第二領域』の目標を1つだけ決めることから始めてみて下さい。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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