本当の課題は隠れている。見えている問題の奥を深掘りする思考
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
本日は、私たちが日々直面している問題と、
その奥底に潜んでいる本質的な課題との向き合い方について
お伝えさせて下さい。
テーマは、自分自身では気づきにくい「本当の課題」をあぶり出し、
確実な前進へと繋げていくための思考についてです。
自分は日々、経営者や個人事業主の方の
課題解決やプロジェクト実行のサポートをさせて頂いています。
その中で、クライアントの方に
「今一番お困りで、解決したい課題は何ですか?」とお伺いすると、
意外とご自身の本当の課題に気づいていない方が多いと感じています。
もちろん、その方がお話しされている内容は、
間違いなくその瞬間に直面している課題ではあります。
しかし、その課題を解決して「結局どうなりたいのか」という、
もう一段、二段の掘り下げが必要なケースが非常に多いのです。
この奥にある本質的な課題に気づかず、
表面的な課題の解決ばかりにエネルギーを注いでいると、
どうなるでしょうか。
「毎日一生懸命に頑張って動いているはずなのに、
なかなか状況が根本的に改善しない」という、
非常に苦しい状態に陥ってしまいます。
少しイメージしやすいように、
以前、自分がサポートさせて頂いたクライアントの方の
実例をお話しさせて下さい。
その方は、今後新しく提供しようとしているサービスのニーズ確認と、
ご自身が考えている方向性が合っているかを確認するために、
「まずはイベントを開催したい」というお考えをお持ちでした。
そこで、自分はそのイベントに向けた準備と実行を
サポートさせて頂くことになりました。
そのイベントで最終的に達成したい目標は何で、
そのためにいつまでに何を準備しなければならず、
どんな関係者と調整をする必要があるのか。
イベントを成功させるためのタスクを洗い出し、
スケジュールとして整理して計画を立てていきました。
計画が可視化されたことで、クライアントの方も迷いがなくなり、
イベントに向けた準備自体は淡々と進められるようになりました。
しかし、そんな準備が軌道に乗ってきた時、
ふと自分がクライアントの方に投げかけた質問があります。
「このイベントが無事に成功した先では、
具体的にどんな活動を想定されているのですか?」
するとその方は、
「ゆくゆくはスマートフォンのアプリを活用した
サービスを展開したいと考えている」とお答えになりました。
ただ、ご自身にはアプリ開発の技術力もなければ、
十分な資金もない。
だから、とりあえず今はAIツールなどを使って、
自分一人でできるところまでやろうと考えている、
という少し見通しが立っていないトーンでした。
このお話を聞いた時、
イベント成功後の先の見通しが不透明すぎると感じました。
そこで、「とりあえず一人でやる」という思考を一旦ストップして頂き、
本来の目的であるアプリサービス実現に向けて、
今本当に何ができるか、対応策を一緒に検討することにしたのです。
現状を客観的に整理していくと、
その方はまだ会社員としてお勤めであるため、
日中はサービスの準備のために動くことができません。
それに加えて、ゼロからアプリ開発の勉強を始めて
形にするまでの自信もない。
これが、仮にイベントが成功しても抱えていた「本当の課題」でした。
これらが明確になったことで、
「自分一人でAIを使ってなんとかする」という選択肢から、
「お互いの技術やリソースを補完し合える、
協業できるパートナーを見つけられないか」という
新しい方針を導き出すことができました。
そこからは、お互いの人脈から可能性のある対象者を抽出し、
具体的なアプローチを開始しました。
その結果として、見事に想いが合致する協業先を見つけることができ、
しかも、アプリの開発資金もその協業先に持って頂けるという、
当初では考えられなかったような破格の条件で
合意に至ることができたのです。
ちょっと考えてみて下さい。
「個人のアプリ開発費を獲得し、強力な協業先を見つける」
というこの素晴らしい結果は、
最初に掲げていた「ニーズ確認のイベントを成功させる」という
表面的なゴールからは、かなり飛躍した成果です。
もしあのまま、イベントの準備という課題解決だけに
終始してしまっていたら、
このアプリ開発という本来のゴールには
なかなか辿り着けなかったはずです。
最初に解くべき本質的な課題を明確にしたからこそ、
一気にそこまで辿り着けたのだと思います。
当然のことながら、目の前に現れている
表面的な課題の解決も、実務においては重要です。
しかし、そこに終始することなく、
もっと深く、「それが解決したら自分は本当は何をしたいのか」
「そもそも最終的に成し遂げたいことは何なのか」といったことにも
目を向けて頂きたいのです。
本質的な課題に挑戦することが、
ビジネスを大きく前進させるブレイクスルーに繋がります。
ただ、この表面の奥に隠れている本当の課題というのは、
自分自身ではなかなか気づきにくいものです。
当事者として真剣に取り組んでいればいるほど、
視野が狭くなり、今直面している表面の問題にばかり
目が行きがちになってしまうのは、人として当然のことです。
だからこそ、信頼できる第三者や、
客観的な視点から事実に基づいたアドバイスをくれる相手と一緒に、
思考を深掘りしていくプロセスが必要なのだと思っています。
単に話を聞いて共感するだけでなく、
具体的な方針を共に導き出すパートナーの存在が、
確実な前進を生み出します。
もし今、みなさんが一生懸命動いているのに
なかなか現状が好転しないという感覚をお持ちであれば。
まずは、「そもそも何のために、今見えているこの課題を解決したいのか」を
一段深くご自身に問いかける癖をつけてみて頂ければと思います。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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