予定変更の空白を活かす。視座を高める思考整理とセレンディピティ

おはようございます!

一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。

本日は、あんまりないことですが、突然スケジュールに空白ができた時のリソースの使い方についてお伝えさせて下さい。

テーマは、予期せぬ時間を日常のタスク処理ではなく、高い視座での思考整理と新しいインプットに投資するアプローチです。

先日、自分に少し珍しい出来事がありました。

終日で予定されていた出張が、前日の夜になって突然キャンセルになるという事態が発生したのです。

相手方にもやむを得ない事情があるため予定の変更自体は全く問題ないのですが、自分自身のスケジュールの扱いとしては少し困ったことになりました。

普段からプロジェクトマネジメントの視点を持ち、一日単位でしっかりとタスクの実行計画を立てて行動している自分にとって、前日の夜に突然「丸一日の空白」が生まれるというのは、戸惑い以外の何物でもありません(笑)。

急に手渡されたこの丸一日のリソースをどう使うべきか、少し悩むことになりました。

選択肢としてはいくつか考えられます。

一つは、仕事に割り振りつつも、普段の業務時間に収まりきらない細かいタスクや後回しにしていた事務作業などをこの機会に一気に片付けてしまうこと。

もう一つは、せっかく予定が空いた空白の一日なのだから、仕事のことは完全に忘れてゆっくり休養することに使うという選択です。

もちろん、疲労が溜まっている事実があるならば、迷わず休養に全振りするのも立派な戦略です。

しかし、自分の現在の状況を評価した時、そのどちらでもなく、この空白の時間に割り振ることに決めたテーマがありました。

それは、「普段なかなか向き合えない現在の状況の整理」と、「その上での今後の自身の行動に向けた思考の整理」です。

自分は日々の活動の中で、毎週必ず振り返りの時間を持つようにしています。

しかし、そうやって定期的に確認をしていても、どうしても目先のタスクの進捗や、今年中に達成したい目標という「近い距離」にばかり目が向きがちになっている事実がありました。

日々の忙しさに追われていると、無意識のうちに視点が近視眼的になってしまいます。

目の前の業務をいかに効率よくこなすかという「作業者の視点」に固定されてしまい、本来目指すべきもっと先の大きなビジョンや、そもそもの前提条件の確認がおろそかになっているのではないか。

最近、自分でもそんな課題感を少し抱えていたのです。

プロジェクトマネジメントの世界でも、目の前の課題解決にばかりリソースを割いていると、プロジェクト全体の方向性がズレていても気づくことができません。

だからこそ、せっかく丸一日という大きな時間がプレゼントされたのだから、細々とした作業でこの時間を消費してしまうのは勿体ない。

日常の強力な引力から離れて、あえて「考えること」だけにこのリソースを全振りしてみることにしたのです。

ただ、家の中でパソコンの前に座って、今までと同じ情報を見ながら一人で考えていても、これまでの延長線上にあるアイデアしか浮かんできません。

そこで、思考の整理をより質の高いものにするためのインプットを行おうと思い立ちました。

具体的に取った行動は、自分が普段あまり行かないような大型書店に足を運び、普段なら絶対に触れないような情報から「セレンディピティ」を得ることを目指すというアプローチです。

セレンディピティとは、偶然の出会いから予想外の幸運や有益な発見を手に入れる能力のことです。

考える時間を取ることは非常に大切ですが、ずっと家の中にこもっているのではなく、外に出て物理的に環境を変え、新しい情報に触れに行く。

そういった普段とは違う行動をとること自体が、凝り固まった思考をほぐす良い刺激になるのではないかと考えたのでした。

大型書店の最大の魅力は、普段の生活やインターネット上では決して触れることのない情報に、無意識のうちに大量に触れることができる点にあります。

インターネットやSNSでの情報収集は非常に効率的ですが、検索エンジンやアルゴリズムによって、自分の興味のある情報ばかりが最適化されて表示されてしまいます。

自分が知りたい答えにはすぐに辿り着けますが、自分が「そもそも知らないこと」に出会う機会は極端に少なくなってしまうのです。

しかし、大型書店をあてもなく歩いていると、自分の専門外のビジネス書、全く知らない業界の専門誌、あるいは芸術や哲学のコーナーなど、意図していない膨大な情報が視界に次々と飛び込んできます。

そして面白いことに、そうやって目的を持たずに歩いている中で、今の自分が抱えている課題の解決に繋がるような、本当に必要な情報に意外とぶち当たるものです。

一見ビジネスとは無関係に思える本のタイトルや、隣に平積みされていた別の本から、「あ、このアプローチ、自分のコーチングやコンサルティングのサポートにも応用できるかも知れない」といった具合に、点と点が繋がる瞬間が必ずあります。

なぜそんな偶然が起こるかというと、自分の頭の中に「今後の行動をどうすべきか」という問いがしっかりと立っているからです。

思考の整理をしようというアンテナが立っている状態で異質な情報に大量に触れるからこそ、脳が勝手に有益な情報を拾い上げてくれる構造になっています。

そうやって偶然出会った新しい情報を取り込むことで、自身の振り返りや思考整理を、当初想定していた既定路線とは全く違う方向へと持っていくことが可能になります。

予定調和で終わらない、ある意味で自分でもどう転がるか分からないポテンシャルを持っていると言えます。

このような普段とは違う行動とインプットを通すことで、これまでの自分とは異なる新しい切り口でアイデアが広がり、クライアントの方々へのより本質的な完遂支援にも繋がっていくはずだと感じています。

日々の目標達成に向けて全力で走っていると、私たちはどうしても立ち止まることを恐れてしまいます。

しかし、予期せぬ空白ができた時こそ、それは「少し視座を高くして現在地を確認しなさい」というサインなのかも知れません。

そこで得られた気づきや新しい発想は、慌ただしい日常の中では決して手に入らない、非常に価値のあるものになります。

みなさんの日常の中で、ふいに丸一日が空くようなことはまずないかも知れませんが(笑)。

もし数時間でも予期せぬ空白の時間が生まれた時には、慌てていつものタスクで埋めようとするのではなく、あえて環境を変えて思考整理や新しいインプットに時間を使ってみるのも良いことだと思います。

そこでの偶然の出会いや発見が、みなさんの目標達成の道のりをさらに豊かにしてくれるはずです。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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