要素を分解して接点を見つける。行動のスイッチを入れる仕組み
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
本日は、何か取り組まないといけないタスクがあるのに、どうしてもテンションが上がらない時の対処のヒントについてお伝えさせて下さい。
テーマは、感情に頼るのではなく、目的の要素分解によってシステム的に行動のスイッチを入れる仕組みについてです。
自らビジネスを行っていると、日々の活動の中でどうしてもテンションがあまり上がらないタスクに直面することがあると思います。
このテンションが上がらない要因として、自分自身の体力やメンタルが落ちているからという場合もあると考えます。
そのような時は、無理をして動こうとするのではなく、まずは可能な範囲でしっかりと休んでご自身のリソースを回復させることが優先になります。
一方で、体力的な問題ではなく、取り組む対象に対する情熱が純粋に欠けてしまっているがゆえに、どうしても気分が乗らないという状況も発生すると思います。
本日は、この後者のような「やる気や情熱が湧いてこない」という状況に関しての考え方をお伝えできればと思います。
そもそも、そのテンションが上がらないタスクというのは、最初から全く情熱を持てない対象だったのでしょうか。
もしかすると、ビジネスを始めた頃はもっと情熱を持って新鮮な気持ちで取り組めていたにもかかわらず、ご自身のステージの変化や、日々のルーティンとして定着したことによる慣れなど、取り巻く環境が変わったがゆえに、今はテンションが下がってしまっているという状況もあると思います。
もし、今の自分のビジネスにとってそこまで重要ではなく、手放すこと(例えば外部のパートナーにお願いしたり、自動化して自分の手を離れさせたりすること)ができるのであれば、それも一つの有効な選択肢になります。
一度、本当に自分が抱え続けてやらなければならないことなのか、一考の余地はあるかと思います。
ただ今回は、すぐには手放すわけにはいかず、今の自分が確実に取り組まないといけないけれども、ちょっとテンションが下がってしまっているアクションアイテムに対してのアプローチを考えてみたいと思います。
ビジネスを進める上で、行動を促すためによく言われるアドバイスがあります。
それは、「そのアクションをいかに自分ごととして捉え、自分の目標設定と結びつけることができるか」というお話です。
当然、そのタスクが本当に自分がやりたいことであり、自分の明確な目標に直結していると実感できていれば、テンションは自然と上がりますし、それに伴って行動もスムーズに進むはずです。
日々のモチベーションを維持するために、「自分ごと化する」というアプローチは非常に有効な手段だと考えられています。
しかし、日々の業務の中で直面する様々なタスクに対して、この「自分ごとにする」という作業をいつでも簡単にできるかというと、実際にはそう上手くはいかないことも多いのではないかと思います。
なぜなら、テンションが上がらない対象というのは、そのままの形では、自分がビジネスを通して「こうしたい」という思いや「ありたい姿」に対して、目的が微妙にズレてしまっている状態だと思うからです。
一人でビジネスをしていると、すべての業務が自分の責任になるため、「とりあえずやらなければ」という義務感だけが先行してしまいます。
その結果、「この作業をいくら頑張っても、自分が本当に得たいものに直接還元される気がしない」と無意識のうちに感じてしまい、テンションが上がらないのだと考えることができます。
では、このズレを解消し、どのようにしてテンションの上がらないタスクを前に進めていけばいいのでしょうか。
そのためのヒントとして、「得られる成果を細かい要素に分解して、すり合わせる」というプロセスをご提案したいと思います。
まず最初のステップとして、自分自身の「ありたい姿」や「手に入れたい状態」を具体的に要素分解し、言語化しておくという作業を行います。
自分がビジネスを通して何を達成したいのか。
最終的に何を得たいのか。
あるいは、日々の仕事の中でどんな気持ちを感じていたいのか。
そういった目標を、大きな塊のままにしておくのではなく、可能な範囲で細かくブレイクダウン(要素分解)しておく習慣を身につけておくのです。
例えば、トレーディングカードを集める時の感覚に近いかも知れません。
自分が今、どの種類の、どんなカードを手に入れたいのかを細かくリストアップして持ち歩いておくイメージです。
自分が欲しいカードがはっきりと分かっていれば、それを持っている人に出会った時や、交換できるチャンスが巡ってきた時に、すぐに行動を起こすことができます。
(と言いながら、自分はトレーディングカードを持ってませんが…)
ビジネスにおいても、自分の手に入れたい状態(欲しいカード)を常に意識しておくことで、目の前のタスクを通してそれが手に入るかどうかという観点で、行動を見極めることができるようになります。
とはいえ、自分が今一番やりたいことや、手に入れたい大きな成果と、目の前にある地味なタスクが、そう都合よく完全に一致するとは限りません。
そこで次のステップとして、テンションが上がらないタスクの側も同じように要素分解していくというアプローチが必要になります。
そのタスクを実行することによって、結果として得られるであろう小さな成果。
自分自身のスキルの向上に対して効果があると思われる部分。
あるいは、それをやり遂げた時に得られるであろう安心感や達成感といった気持ちの面。
ただ「気乗りのしない作業」と一括りにするのではなく、実行した結果として「何が得られるか」を細かく整理し、明確にしていきます。
そして最後に、この「タスクを要素分解して得られるもの」と、最初に整理しておいた「自分がありたい姿や得たい成果」とを突き合わせる作業を行います。
タスクの全体像としては自分のやりたいこととズレていたとしても、細かく分解してみると、実は「部分的にだけでも得られるもの(自分が欲しかったカード)」が隠れているのではないかと探すわけです。
例えば、ある事務的なデータ整理の作業があって、どうしてもテンションが上がらないとします。
しかし要素分解して突き合わせてみると、「この作業を効率よく終わらせるための方法を調べることで、自分がずっと身につけたいと思っていた新しいツールのスキル向上に繋がる」という接点が見つかるかも知れません。
あるいは、「これを今日中に終わらせることで、週末は一切の仕事から離れてリフレッシュするという『自分が得たい気持ち』が確実に手に入る」ということに気づくかも知れません。
このように、タスク全般としてはそこまで多くの魅力が得られなかったとしても、部分的に手に入るスキルや状態を見つけ出し、それを自分自身の気持ちを高めるフックにするのです。
「すべての業務に高い情熱を持たなければ」と気負う必要はありません。
「この作業は、このスキル(欲しかったカード)を得るための活動なのだ」と割り切って行動するというのも、ビジネスを前に進めるための一つの有効な手段になります。
この考え方を通すことで、タスク全体に対してはテンションが上がらなかったとしても、部分的な「自分が得たいもの」に対して高いエネルギーを投入することができるようになります。
その結果として、ただ嫌々やるよりも確実に行動の精度やスピードが上がった状態でタスクを実行でき、最終的にはしっかりと必要な成果を得ることができると考えます。
気分や感情だけで行動をコントロールしようとすると、どうしても上手くいかない日が出てきます。
だからこそ、自らの目的意識とタスクを要素分解して整理することで、システム的にテンションのスイッチを入れ、確実に行動に繋げていくというアプローチが活きてくると思います。
もし今、やらなければならないタスクに対してなかなかテンションが上がらないと感じていらっしゃる方がいれば、ぜひこの「要素分解によるすり合わせ」を活動の中に取り入れて、改善を図ってみて下さい。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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