行動から新たな価値が生まれる。参加者と作り上げるメソッドの進化
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
本日は、自ら新しいサービスや企画を形にしていく中で、実際にお客様に提供してみて初めて得られる「気づきの価値」についてお伝えさせて下さい。
テーマは、自分一人で考えた枠組みを手放し、参加してくださる方々と一緒にサービスを進化させていく仕組みについてです。
1週間のリソースを可視化する9つのマス
先日、「9マス塗りつぶし法」というテーマで解説セミナーを開催させていただきました。
この「9マス塗りつぶし法」というのは、自分が提唱しているオリジナルのスケジュール管理メソッドになります。
構造としては非常にシンプルで、月曜日から日曜日までの日々の行動を登録する「7つのマス」を中心に構成されています。
それに加えて、その1週間の中で絶対に達成したい目標である「最重要マイルストーン」を設定するマスが1つ。そして、今週やらなくてもいいけれど、翌週以降にやるべきことを一元管理して保管しておくための「タスク・デッキ」というマスが1つ。
この合計9つのマスを使って、1週間の行動を1枚のシートで視覚的に管理するという方法になります。
管理方法の詳細については本日の主題から外れるため割愛しますが、このメソッドの根幹となる1つだけ重要なポイントをお伝えさせて下さい。
それは、月曜日から日曜日までの各曜日のマスに登録して実行するタスクを、「最大10個」に限定しているという点です。
自らビジネスを行っていると、新しいサービスの準備、日々の情報発信、お客様への対応、そして細々とした事務作業など、やりたいことや、やらなければならないことが毎日無限に溢れてきます。
真面目で責任感の強い方ほど、あれもこれもと1日の予定に詰め込みすぎてしまい、結果的にすべてが中途半端になってしまったり、夜になってもタスクが終わらずに疲弊してしまったりすることが多々あります。
しかし、私たちが1日に使える時間や体力といったリソースには、当然ながら限りがあります。
その限られたリソースの中で、今日本当に実行すべきタスクはどれなのかと優先順位をつけ、自分が抱え込める適正な量に実行数をコントロールする。
それが、このメソッドの目的の一つです。
そのため、基本的には「その日に実行する具体的なタスク」を厳選して10個だけ登録する、という考え方で作ったフォーマットになります。
想定外の質問から生まれた新しい使い方
実施したセミナーの中では、この基本の考え方をお伝えした上で、実際に受講された方々に手を動かしていただき、ご自身のリアルな1週間のスケジュールを作っていただくワークを実施しました。
当然、参加者の皆さまはご自身のビジネスにおける具体的な作業タスク(例えば「ブログを書く」「提案書を作る」など)を登録されていくと想定していました。
しかし、そのワークの最中に、参加者の方から思いがけない質問をいただきました。
それは、「具体的な作業のタスクではなく、自分が習慣化したいと意識している目標を登録してもいいですか?」というご質問でした。
例えば、「毎朝5時半に起きる」「毎日30分は読書をする」「必ずお水を2リットル飲む」といった、日々の行動習慣に関する目標です。
この10個のタスクのうちの1つを、その習慣化のチェック項目として割り当てて使いたいというご提案でした。
プロジェクト管理の実務的な定義から言えば、「5時半に起きる」というのは具体的な作業タスクではないため、厳密にはスケジュール管理の対象として想定していなかった使い方です。
しかし、実際に日々の行動を可視化して目標達成に繋げるという、このメソッドの本来の目的に立ち返って考えてみると、この「習慣化の項目を登録する」というアイデアは非常に有効だと感じました。
なぜなら、この9マス塗りつぶし法は、単にやることを忘れないように事前に登録しておくための備忘録ツールではないからです。
その日や1週間の終わりにシートを振り返り、「自分が計画した通りに実行できたか、できなかったか」という状況を確認し、次の行動改善に繋げるためのツールでもあります。
そう考えると、日々の振り返りのタイミングで、自分が身につけたい習慣化の目標がどれくらい実行できたかを視覚的に確認できるようになるのは、大きなメリットになります。
もし、思ったように習慣化が進められていないということであれば、「では、どうすればその習慣を毎日の生活に定着させることができるか」と考えるための手がかりになります。
「どんな日であれば習慣を実行できていて、どんなスケジュールの日は実行できずに終わってしまうのか」
そのような観点で後からご自身の行動パターンを振り返り、次の週の計画に無理のない形で落とし込んでいくというのは、目標達成において極めて有効な手段です。
一人で仕事をしていると、朝早く起きることも、読書をすることも、誰からも強制されません。
だからこそ、こうしたチェック項目をタスク同様に登録して毎日視覚的に塗りつぶしていく行為が、ご自身を律する小さな強制力として働くことになります。
厳密なタスクではなくとも、習慣化したい項目を登録してチェックしていくというのは、大いに「あり」だと思いました。
むしろ、9マス塗りつぶし法の新たな使い方のアイデアとして、正式に採用させていただきたいと思えるほどの素晴らしい視点でした。
完成形を手放し、一緒に作り上げる
もともと自分が考えていたのは、複雑なガントチャートなどでは管理しきれない方や、細かく時間を区切ったスケジュール管理の習慣がない方々に向けて、より簡易に、直感的にタスクを管理していただくために作ったフォーマットでした。
そのため、自分の中では「登録する対象はあくまでタスクのみである」という固定観念で頭がいっぱいになっていました。
今回いただいた質問のように、自分には全くなかった切り口で新しい使い方をご提案いただき、それを取り入れた方がみなさんの日々の活動により自然に落とし込みやすいという事実に気づけたのは、本当に大きな収穫でした。
これは、頭の中で完璧な完成形を目指して一人で考えているだけでは絶対に気づけず、実際にセミナーを開催して、お客様と直接対話してみないと分からないことだと思います。
そういう観点で、今回初めてこの解説セミナーを実施しましたが、自分自身も新たな気づきを得ることができ、非常に有意義な時間だったと感じています。
内容に関しても、参加された方々から非常に良いフィードバックをいただいたので、今後も継続的にこのセミナーを実施していこうと決意しました。
そして何より、自分一人では思いつかないようなこのメソッドの新しい使い方を、参加してくださるみなさんと一緒に作り上げていくというプロセスが、非常に素晴らしい試みだと感じました。
いくら自分が独自に作った手法とはいえ、一方的に「これが正解のやり方です」とお伝えするだけでは、そこからの広がりがありません。
いろいろな切り口で新たな発想をいただくために、参加者の方々と対話しながら、一緒にこのサービスやメソッドを作り上げていくという観点がとても重要になります。
最終的には、長い時間をかければ自分一人でも同じアイデアを思いついたのかも知れません。
しかし、そのスピード感であったり、発想の多様性であったりというのは、実際に行動を起こし、多くの方々と一緒に作り上げていく方が、確実に高まっていくものだと実感しています。
そのように考えると、セミナーを開催するというのは、参加してくださる方に情報をご提供するだけの一方通行なものではありません。
主催する自分自身にも大きな気づきやアイデアが還元される、双方にメリットがある行為だということに改めて気づくことができました。
そんなこともあり、このセミナーの継続開催を決定した次第です。
今後も色々な方々にご参加いただき、実際の現場でのリアルなアイデアをいただきながら、よりブラッシュアップした「9マス塗りつぶし法 2.0」へと進化させていけるように、日々改善を続けていければと思っています。
もし、このスケジュール管理のメソッドに興味がある方がいらっしゃれば、ぜひ今後のセミナーに参加してみて下さい。
みなさんと一緒に新しい使い方を発見し、目標達成に向けて前進できることを、心よりお待ちしています。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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