答えを急がない勇気。行き詰まりを突破する「温める」アプローチ

おはようございます!

一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。

本日は、私たちが目標に向かって行動する中で、
どうしても答えが見つからない時の対処法について
お伝えさせて下さい。

テーマは、あえてすぐに答えを出さず、
課題を「一旦置いておく(温める)」ことの重要性についてです。

みなさんも日々ビジネスの現場で
新しいプロジェクトにチャレンジしたり、
現状の業務改善に取り組んだりする中で、
いくら考えても上手く事が運ばない局面が
多々あると思います。

この情報発信でも何度かお伝えしている通り、
そういった壁にぶつかった時の王道のアプローチは、
現状の課題を客観的に抽出し、
その対策をしっかりと練って実行することです。

そして、再度トライしてその結果を確認し、
また次の行動へ繋げていく。

このPDCAサイクルを回し続けることが、
目標達成には欠かせません。

しかし、現実のビジネスにおいては、
そんなに理路整然と、簡単に事が運ぶことばかりではないのも
また事実だと思います。

真剣に課題に向き合い、
自分なりに精一杯の対策を考えて実行してみたものの、
期待したような結果が全く出ない。

そして、今となっては次の一手として
どう対処すればいいのか、
いくら机に向かって頭を悩ませても
すぐには答えが見つからない。

そんな八方塞がりにも思える状況に陥ることは、
ビジネスの現場では決して珍しいことではありません。

本日は、そんな思考が行き詰まってしまった時の
対応策の一つをお伝えします。

それは、「一旦、そのまま置いておく」ということです。

目標達成のために必死に行動している方に対して、
解決策が「置いておくこと」だなんて言うと、
少し馬鹿にしているように聞こえてしまうかも知れません。

「そんな悠長なことを言っている場合ではない」と
お叱りを受けるかも知れませんが、
これは決して逃げや諦めではなく、
至ってまじめな、戦略的なアプローチの一つなのです。

ただし、事前にお断りしておかなければならないのは、
このアプローチは「今日中の報告」や「明日の納品」といった、
期限が目の前に差し迫っている緊急のシーンでは使えません。

ある程度、時間の余裕がある状態でのみ有効な手段となります。

では、課題を「置いておく」とは
具体的にどういう状態を指すのでしょうか。

それは、問題を問題としてしっかりと認識したまま、
あえて無理に今すぐ答えを出そうとせず、
一旦ご自身の頭の中で「保留状態(冬眠状態)」に
しておくということです。

課題を抱えたまま放置することに対して
強い抵抗感を覚えてしまう方があるのも事実です。

「ずっと考え続けていなければ、解決から遠ざかってしまうのではないか」と
不安になり、四六時中その問題に縛られてしまう。

しかし、みなさんもこれまでの経験の中で、
こんなことはなかったでしょうか。

机の前でパソコンの画面を睨みつけ、
何時間も一生懸命に考えていた時は
全く良いアイデアが浮かんでこなかったのに
ふと席を立って近所を散歩している時や、
お風呂に入ってシャワーを浴びている時、
あるいはリラックスしてコーヒーを飲んでいる時に、
突然「あ、こういうやり方があるかも知れない!」と
閃きが舞い降りてきた瞬間です。

この「一旦置いておく」というアプローチは、
まさにこの無意識下での閃きを、
意図的に引き出して活かそうとするものです。

しかし、当然のことながら、
「よし、今日の夕方に最高のアイデアを閃こう!」と念じて、
その通りに実践できるようなものではありません。

無意識のプロセスはコントロールできないからです。

だからこそ、仮に何日かそのまま寝かせておいたとしても、
期限に全く影響が出ないという状況でなければ使えないのです。

このアプローチを上手く機能させるためには、
頭の中の「リソースの配分」にちょっとしたコツがあります。

それは、ずっと深刻に考え続けてはダメで、
かと言って、完全に綺麗さっぱり忘れてしまってもダメだ
ということです。

イメージとしては、
何となく頭の片隅にその課題を置いておき、
脳のリソースの数パーセント(一桁パーセントのイメージです)だけを
常にその課題に割いた状態で、
バックグラウンドで遊ばせておくような感覚です。

パソコンやスマートフォンで、
画面には表示されていないけれど、
裏側でアプリが静かに起動して処理を続けている状態を
思い浮かべて頂くと分かりやすいかも知れません。

しっかりと課題に関する情報や現状をインプットした後は、
あえて意識のスイッチを切り、
数パーセントのリソースだけを残して、
あとはリラックスした状態に身を置く。

そうやって、考えるでもなく考えている状態を保っていると、
不思議と答えが下りてくる時があるのです。

自分の経験で言えば、
この閃きが訪れるのは、寝て目覚めた翌朝であったり、
何気なくリラックスしている時であったりします。

ちなみに、自分の場合、鉄板なのが、走っている時です。

頭の片隅に課題を置いたまま、
ただ淡々とリズムを刻んで走っていると、
ほぼ100%との確率で、
滞っていた思考の壁を突破するような
妙案がフッと浮かんできます。

ずっと机に向かっていたら絶対に出なかったような答えが、
ただ淡々と走っているだけで見えてくるのです。

このバックグラウンドで遊ばせておく手法は、
今ある問題を解決するための対応策を見つける時だけでなく、
「何か新しいサービスを始めよう」と考えたものの、
具体的なアイデアが全く思い浮かばないような時にも
非常に有効に機能すると思います。

目標に向かって真っ直ぐに行動し続けることは大切です。

しかし、どうしても現状が動かなくなってしまった時、
机にかじりついて無理に捻り出そうとするのではなく、
この「頭の片隅で遊ばせておく」という時間を作ることで、
現状を突破するクリエイティブなアイデアが
生まれることは多々あるのです。

もし今、みなさんが何か解決の難しい課題を抱え、
同じところをグルグルと回っているような感覚があるならば、
焦る気持ちを一度グッとこらえて、
「課題を一旦置いておく」という戦略を、
ぜひ積極的に試してみて下さい。

意識的にリソースの数パーセントで遊ばせておくその時間が、
ご自身のビジネスを大きく前進させる
重要なブレイクスルーのきっかけになるかも知れません。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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