目的意識とスピードの関係。自らを動かす目標設定の仕組み
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
本日は、何かに向かって行動を起こす際の
「目的意識」の持ち方についてお伝えさせて下さい。
テーマは、目標がハラ落ちしているかどうかが、
行動の「スピード」にどれほどの違いをもたらすかについてです。
これまで自分は、行動する前にターゲットをしっかり定め、
正しい目的意識を持ちましょうというお話をしてきました。
目指す方向が少しでもずれているだけでも、
進めば進むほど本来のゴールとの間に大きな差が生じてしまいます。
分かりやすい例として、本来は北に向かいたいのに、
全力で南(後ろ)に向かって走ってしまったらどうなるでしょうか。
せっかくのリソースや日々の「がんばり」が無に帰してしまうどころか、
ゴールから遠ざかるというマイナスの結果を招いてしまいます。
そんな事態を防ぐためにも、まずは現状を把握し、
目指すべき方向を正確に認識することが大切だとお伝えしてきました。
そして本日は、もう一つ別の観点から、
目標を強く意識することの効能についてお話ししたいと思います。
それは、目的意識が明確になることで、
行動の「スピード」が大きく上がるということです。
自分が日頃サポートさせていただく経営者や個人事業主の方々の中には、
立派な目標を設定しているはずなのに、
なぜか行動が停滞しがちになっている方がいらっしゃいます。
お話を伺っていくと、設定した目標がご自身の中で
「ハラ落ち」できていないケースが非常に多いのです。
例えば、「今年の売上を前年比120%にする」という目標を掲げたとします。
数字としては明確ですが、なぜその120%が必要なのか。
その成果を生み出した先に、自分はどんな未来を実現したいのか。
そこがご自身の中で論理的に繋がっていないと、
いざ新しいタスクに向き合った時に手が止まってしまいます。
頭では「これをやらなければ」と理解していても、
本心から「どうしてもそれを達成したい」という
内なる動機と結びついていないため、
日々の緊急対応など、目の前のタスクに簡単に流されてしまうのです。
だからこそ、目標を設定する際はご自身の本心と向き合い、
自らが本気で目指したいと思える状態に
行動と繋げることがとても重要になります。
ここで、目的意識とスピードに関する
自分自身の実体験をお伝えさせて下さい。
みなさんは、夏休みの宿題はさっさと終わらせる方でしたか?
それとも、8月31日に泣きながら終わらせる方でしたか?
自分の場合は、さすがに8月31日とまでは言わないまでも、
結構ギリギリの8月後半までズルズルと先延ばしにする方でした。(笑)
おそらく、多くの方が同じようなご経験をお持ちではないかと思います。
なぜなら、「夏休みの宿題」というプロジェクトは、
だいたい「夏休み中に終わればいい」という目標設定になりますよね。
そうすると、ターゲットの納期は必然的に8月31日になります。
少し余裕を持たせたとしても、8月後半に終わればいいという計画になるのは、
人としてごく自然な状態と言えます。
しかし、忘れもしない中学2年の夏休み。
自分はなんと、
7月中にすべての宿題を終わらせたのでした。
後にも先にも、こんなスケジュールで宿題を終えられたのはこの年だけです。
確か、当時は技術の授業の宿題で木工工作のようなものを実施したため、
図面を引いたり、日曜大工のような作業をしたりと、
ここが一番時間が掛かった記憶があります。(笑)
しかし、そんな重いタスクも含めて、すべてを7月中に完了させたのです。
さて、普段は先延ばしにする中学2年生の自分が、
なぜこの年だけそんなスピードを発揮できたと思いますか。
実はそこには、自分にとって明確な「目標」が存在していました。
それは、一日でも早く宿題を終わらせて、
当時普及し始めていたPC(パソコン)を買ってもらう、という目標です。
その年の夏休み、親にPCを買ってもらえる約束を取り付けていました。
しかし、「PCがあると遊んでばかりになるから、
宿題が全部終わらないと買わないよ」という条件付きだったのです。
そう言われると、
「一日でも早く宿題を終わらせて、
夏休み期間中、一日でも長くPCを触っていたい」という
強いモチベーションが湧き上がってきました。
その結果、8月31日という本来の納期設定は消え去り、
「PCを手に入れる」という目標に向かって、
7月中に脇目も振らず宿題を終わらせる行動に出たわけです。
このエピソードからお伝えしたいのは、
ご自身が本心から望む目的意識(モチベーション)があれば、
行動のスピードは大きく上がるということです。
みなさんも、ご自身の欲求に突き動かされて、
思いがけず高い集中力を発揮し、行動スピードが上がったという経験を
一度はお持ちではないでしょうか。
人間は、誰かに与えられた外発的な目標よりも、
自らの内なる動機と結びついた時にこそ、
大きな行動力を発揮できるものだと考えています。
正しい現在地の把握と方向設定を行い、
そこに自分自身の「ハラ落ち」した動機付けを掛け合わせる。
そうすることで、正しい方向に向かって、
着実なスピードを持って突き進むことが可能になります。
もし今、ご自身の目標に対してモヤモヤを抱えていたり、
行動が停滞してしまっていると感じる方がいらっしゃれば、
行動量を無理に増やす「がんばり」に逃げるのではなく、
改めて「なぜ自分はそれを目指すのか」という目的意識を
ご自身に問い掛けてみて頂ければと思います。
ご自身の内なる動機と目標がしっかりと結びついた時、
これまでの停滞から抜け出し、
確実なスピードアップが図れるはずです。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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