目標を動かすコミットの力。自分事として結果を受け止める

おはようございます!

一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。

本日は、私たちが目標に向かって行動を起こし、それを最後までやり遂げるための根本的なスタンスについてお伝えさせて下さい。

テーマは、目標達成において最も大切だと自分が考えている、コミットすることの重要性についてです。

私たちが何か新しい目標を達成しようとする時、世の中には多くのノウハウや優れたフレームワークが存在します。

しかし、どんなに優れた手法を持っていたとしても、実は最もベースとして不可欠になるのが、この目標に対してコミットするという姿勢だと考えています。

コミットするとはどういうことか。

それは、自らが設定した目標に向かって努力し、具体的な行動を実行すること、そして、実行した結果やその後の自身の振る舞い、リソースの投下など、すべてにおいて自らが責任を持つことだと考えています。

こうお伝えすると、起きている時間のすべてを目標達成のためだけに捧げて生きろ、と言っているように聞こえるかも知れませんが、決してそうではありません。

目標に対する自分の向き合い方を明確にし、時間やお金といった自分が現在持てるリソースを「どこまで投下するか」も含めて、自己責任で決断するということです。

例えば、ビジネスやプライベートで並行して進めるべき目標がいくつかあり、一つの目標に対して100%のリソースを投下することが物理的に難しい状況は誰にでもあります。

その時、この目標には50%のリソースを投下すると自分で決めたのであれば、その限られた50%の枠組みの中で全力を尽くす。

そして、その投下した結果を正面から受け止めて、50%の中でどうやって物事を前に進めるかを必死に考える。

言い訳をせず、自らが選んだ枠組みの中で責任を全うすることこそが、コミットするということです。

かつて、自分がPMOとして支援に入ったあるプロジェクトがありました。

そのプロジェクトに集められたメンバーは非常に優秀な方々ばかりで、自分から見ても個々のスキルは素晴らしいと感心するようなプロフェッショナルな集団でした。

しかし残念なことに、そのプロジェクトは上手く進んでいませんでした。

むしろ、プロジェクトの推進力という観点で見れば、芳しくない問題プロジェクトと言える状況だったのです。

自分が分析した結果、スキルの高いメンバーが集まっているにも関わらずプロジェクトが進まない一番の問題点は、それぞれのメンバーのプロジェクトに対する投下リソースが30%から50%程度しかなかったこと。

そして何より、それがゆえに全員が「ベストエフォート」で動いていたことでした。

ベストエフォートとは、最大限の努力はするけれど結果は保証しないというスタンスです。

優秀なメンバーがこのスタンスで動くとどうなるか。

当然ですが、日々の結果は「これだけやりました」という出来高でしか語られなくなります。

もしその出来高が本来達成すべき目標に届いていなかったとしても、誰ひとりとしてそこに対して責任を感じていませんでした。

なぜなら、彼らの中では「限られたリソースの中で、可能な範囲で良い結果を出せば合格点である」という前提ができてしまっていたからです。

結果に対する責任感が不在であるため、計画の遅れを取り戻すための改善策が自発的に生まれることはありません。

そうすると、いくら個々のスキルが優秀であったとしても、プロジェクト全体としては完全にアンコントロールな状況に陥り、思うように前に進まないという事態が発生します。

これは能力の問題ではなく、ひとえにコミットのなさがなせる業です。

もしこの時、少なくともプロジェクトマネージャーがこのプロジェクトに対して心からコミットしていれば状況は違っていたはずです。

進捗が遅れているという事実をいち早く察知してメンバーと話し合い、少ない投下リソースの中でどう動くべきか、どうすれば目標とする結果が出せるのかを考えて改善策を打つことができたはずです。

しかし、その自浄機能が働いていなかったのです。

このプロジェクトの事例は、個人の目標達成においても全く同じことが言えます。

自分自身で掲げた目標に対してコミットできていないと、日常の忙しさを理由にして無意識のうちにベストエフォートの行動に逃げてしまいます。

「今日は忙しかったからこれしかできなかったけれど、仕方ない」と自分を納得させ、進まない現状に対する自浄機能が働かなくなってしまうのです。

このような状況に陥らないためにも、コミットの力は本当に大切です。

新しい挑戦において、最初からすべてが計画通りに上手く進むことはまずありません。

別に最初から上手く進まなくてもいいのです。

重要なのは、コミットしていれば、出た結果がどうであれそれを自らの責任として、自分事としてニュートラルに受け止めることができるという点です。

できなかった事実から目を背けず、そこからどうすべきかを考えて次の行動に繋げる。

結局のところ、その事実に基づいたPDCAの積み重ねによってしか、物事を本質的に前進させることは難しいのではないかと思います。

このコミットするという状態は、自分が推進支援の現場でいつもお伝えしている「ハラ落ち感」と同義語だと思います。

誰かに言われたからやるのではなく、すべて自分で受け止める覚悟を持って、その目標達成のプロジェクトに挑めているか。

本日は、ご自身が現在進められている大切な計画に対して、本当にハラ落ちして向き合えているかを改めてご確認頂く機会になればと思い書かせて頂きました。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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