目標と計画は違う。迷わず動けるタスク設計の極意

おはようございます!

一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。

本日は、私たちが目標に向かって進むための「計画の立て方」について、お伝えさせて下さい。

テーマは、目標という「状態」と、実際に行う「行動」を明確に切り分け、感情に振り回されずに迷いなく進める本物の計画を作ることについてです。

みなさんは、ご自身のビジネスや人生の目標に向けて、日々どのような計画を立てていらっしゃるでしょうか。

日々接している、現場で奮闘されているひとり社長やビジネスパーソンの方々であっても、計画を立てる際、無意識のうちに「状態を設定するだけ」で終わってしまっているケースをよく目にします。

例えば、「今月は100万円の売り上げを上げる」という目標を立てたとします。

そして、それを達成するために「毎週25万円の売り上げを想定して、1週目に25万円、2週目までに累計50万円、そしてひと月で100万円を達成する」という風に、期間ごとに数字を割り振っていく。

エクセルや手帳にこの綺麗な数字を書き込み、グラフの線を引くと、なんだかとても立派な計画が出来上がったような気持ちになりますよね。

しかし、客観的な視点でお伝えすると、これだとおそらく目標は達成できません。

なぜなら、これは大きな目標を細かく分割した「マイルストーン」ではあるものの、決して「計画」にはなっていないからです。

壁に掲げるスローガンとして、あるいはチームの狙いを定めるという意味では、確かに一定の効果はあると思います。

しかし残念ながら、その割り振られた数字の羅列は、目標達成に向けて「具体的に何をすればいいのか」という策を、私たちに何も示してはくれないのです。

仮に、誰かから「今週は25万円の売り上げを上げて下さい」とだけ求められて、「分かりました!」とホイホイ動ける方がいるでしょうか。

もしこれができる方がいるとすれば、その人はおそらく25万円という目標設定がされていなくても、すでに自分の中で勝ちパターンを持っており、自然と売り上げを立てられる方です。

これから新しい壁を越えようとしている私たちにとっては、ただ数字の目標を眺めているだけでは、プレッシャーを感じるだけで体は一歩も動きません。

普通は、その25万円を上げるための具体的な作戦を考えますよね。

例えば、平日の5日間で売り上げるとすると、毎日5万円の売り上げが必要になる。

ご自身が扱う商品の特性や価格から逆算すると、内訳として「商品Aを何個、商品Bを何個売る必要がある」ということが見えてきます。

そのためには、どんな属性の方にアプローチが必要で、どのようなルートで買って頂くかというシミュレーションをしていくと思います。

しかし、実を言うと、ここまで細かく分解して考えても、まだ動けない方が大半だと思います。

なぜなら、先に挙げたシミュレーションも、あくまで「状態」を設定しているに過ぎないからです。

「毎日5万円売り上げる」「その内訳は商品AとBを何個売る」というのは、あくまでも結果として「目指すべき状態」であって、あなた自身の「行動」ではありません。

私たちは、結果を直接コントロールすることはできないのです。

計画として機能させるためには、ここからさらに踏み込む必要があります。

その状態を作り出すために、「自分自身は今日、具体的に何をするのか」を考える必要があるのです。

例えば、商品Aを売るために「ターゲット顧客のリストをエクセルで整理する」とか。

「ターゲット向けのセールスレターの文面をワードで3000文字書く」とか。

あるいは、「自分の認知を広げるために、週末にオンラインセミナーを開催する」といった具合です。

売上という結果はコントロールできませんが、自分が何をするかという「タスク」は、100%自分でコントロールすることができます。

そして、それらの自分ができるタスクを全て挙げ切って、何をいつまでに実行するかを整理した時、初めてあなたの手元に、実行可能な「計画表」が出来上がるという訳です。

このレベルの計画表ができれば、あとはそこに書いてあるタスクを順番に、設定されたタイミングで淡々と実行していけばいいだけになります。

今日は何をしようかと悩んだり、モチベーションを奮い立たせたりする必要がなくなり、迷いもなくプロジェクトを進められると思います。

しかし、ここでプロジェクトマネジメントの観点から、もう一つだけ絶対に気にしておかないといけない重要なポイントがあります。

それは、行動した結果、何が達成できればいいのかという「完了条件」を明確にしておくことです。

例えば、先ほど挙げた「セミナーを開催する」というタスクで考えてみましょう。

このタスクの完了条件は何でしょうか。

とりあえず知り合いを一人でも集めて、予定通りにセミナーの時間をやり過ごせば完了としていいのでしょうか。

それとも、新規の「10人の見込み客リストを獲得する」ためにセミナーを開催するのでしょうか。

あるいは、高額なバックエンド商品を買ってくれる「次のステップに進む人を1人見つける」のが目的なのか。

この「完了条件」の定義によって、私たちがその前にやるべき準備のタスクも大きく変わってきます。

例えば、「10人の見込み客リストを獲得する」という完了条件を設定した場合。

どんなに少なく見積もっても、最低10人はセミナーに集客しなければいけないわけで、そのためにはSNSでの発信や広告出稿といった、事前の集客行動が変わるはずです。

また、確実にリストを獲得するためには、セミナー当日の構成や話の流れ、参加者が行動を起こしたくなるような仕掛け、そして心を動かすトークスクリプトなども入念に考えないといけないでしょう。

お客様がストレスなくフォームに登録して頂くための、システムの仕組みも整えておく必要があります。

という感じで、まずは達成すべき完了の状態を鮮明に想定する。

そして、そこから逆算して見えてきた必要な行動を、すべてタスクとして計画表に組み込み、ブラッシュアップしていくことが極めて大切になります。

「状態」を眺めて悩むのは、今日で終わりにしましょう。

目標を「行動」に変換し、「完了条件」を満たすためのタスクを淡々とこなしていく。

このアジャイルなプロジェクトマネジメントの思考を取り入れるだけで、あきらめかけていた目標への道のりは、驚くほど確実で歩きやすいものに変わっていきます。

ぜひ、ご自身のビジネスの計画を立てる際のヒントにして頂ければと思います。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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