楽観主義の罠。チームと自分を守るリスク予測の鉄則
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
本日は、ビジネスを進める上で避けては通れない
リスク管理について、お伝えさせて下さい。
個人でビジネスをされている方には
少し縁遠いお話しに聞こえるかも知れません。
それでも、誰かとチームで動く機会がある方や、
現在会社員として組織で働かれている方には
深く共感頂ける内容かと思います。
テーマは、リスク管理ができないリーダーが招くチームの不幸と
そこから学ぶ自己管理の鉄則についてです。
組織やチームで動いていると
マネジメントを担う方や、プロジェクトを牽引するリーダーの下で
実務を担当することがあると思います。
この役割を担う方が適切なリスク管理をできないと
チーム全体が不幸な結末を迎えてしまいます。
実は、自分がかつて会社員だった頃にも
リスク管理が不十分で、
どちらかと言うと楽観的な上司がいました。
そんな状況も思い出しつつ、以下お伝えさせて頂きます。
ひとつの参考にしてください。
その方は、チームで達成すべき目標に対して、
基本的にはメンバーにお任せの状態で進めていきます。
推進中も、優しいトーンでがんばれと励ましてくれるのですが、
いざ締め切り直前になり、
目標未達が明らかになってきたタイミングで、
「どうするんだ?」と急に厳しい態度で詰め寄ってくるのです。
さらに、ステークホルダーへの説明責任が問われる場面では、
自分が説明して許してもらってくるからと
頼もしい言葉を残して調整に向かいます。
しかし、戻ってくると、
先方から厳しく追及された内容や、プレッシャーを
そのままスルーパスのようにメンバーにぶつけてくるのです。
みなさんの周囲にも、
こんな方はいらっしゃらないでしょうか。
正直なところ、
現場で実務を担うメンバーからすると、非常に迷惑なお話しです。
もし状況がシリアスなのであれば、
早い段階からそのシリアスなトーンや空気感を
そのまま共有してほしいものです。
状況の深刻さが正しく伝わっていれば、
メンバーもそれに応じた優先順位の変更や、
別の選択肢を考えることができます。
早めに状況を共有頂ければ、
時間的な猶予がある分だけ、
当然ながら取れる選択肢の幅も広がるのです。
今のままで順調だと思っていたのに
突然、梯子を外されるように詰められる。
「えっ、そんな状況だったの?
今になってどうするのって急に言われても…」
現場がそんな混乱状態に陥るのは、必至です。
なぜ、このようなことが起きてしまうのでしょうか。
これは、マネジメントを担う方が楽観的過ぎて、
最悪の事態を想定せず、
先回りした対処ができなかった結果だと思います。
加えて、厳しい現実を自分自身で受け止める覚悟がないため
結果的にメンバーへ責任を丸投げするような
スルーパスになってしまうわけですね。
これはチームにとって、本当に不幸なお話しです。
こうならないためにも、
リスク管理は非常に重要ですし、
今の状況や、空気感をチーム内で正しく共有することが大切です。
さて、ここまでは組織のお話しでしたが、
個人でビジネスをされている方にとっても、
決して無関係なお話しではありません。
個人の場合は、
このリスク管理も、実務の実行も、
すべて自分ひとりでこなす必要があります。
つまり、適切な状況判断が、常に求められるのです。
個人でビジネスを進めるということは、
先ほどの楽観的な上司と、現場で振り回されるメンバーの役割を
ご自身の中で、同時に演じているようなものです。
「まぁ、なんとかなるだろう」という、楽観的な見通しで計画を立て、
いざ締め切り直前になって、
「どうしよう、全然終わっていない…」と、
自分自身を厳しく詰めてしまう。
これでは、ご自身のビジネスの成長を阻害するだけでなく、
精神的にも激しく疲弊してしまいます。
自分が楽観的なリーダーになり、
自分が現場のメンバーとして振り回される。
そんな一人芝居のような不幸を招かないためには、
事前のリスク管理が不可欠なのです。
このリスク管理のスキルは、
ある程度は慣れが必要な部分もあります。
このまま進んだらどんな未来が待っているか。
これを常に想像する癖づけが、必要になると思います。
リスクが現実のものとなる時、
ある日突然スイッチを切り替えたように
ゼロから緊急事態に陥ることは稀です。
必ず事前に、何らかの予兆や、小さなズレが存在しています。
だからこそ、日々の状況を客観的にフォローし
常に先の見通しを考慮する。
そして、行動した結果である実績をフィードバックして、
自らの「センサー」の精度を高める努力が必要なのです。
センサーの精度を高めるためには、
事実と感情を切り離すことが重要です。
こうであってほしいという希望的観測で未来を予測するのではなく、
今これだけの作業にこれだけの時間が掛かっているという
客観的なデータに基づいて先の見通しを立てる。
この積み重ねが、精度の高いリスク管理へと繋がっていきます。
リスク管理とは、
決してネガティブな思考に陥ることではありません。
ご自身の目標を確実に達成するために、
あらかじめ障害物を取り除き、
安全な道筋を確保するための前向きなアプローチなのです。
不幸な未来を自ら招くことがないように、
楽観的に構えすぎず、
しっかりとリスク管理をしていきましょう。
その日々の客観的な状況判断の積み重ねが、
あきらめかけていた未来へとご自身を確実に引き上げる
最も強い推進力になるはずです。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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