情報を鵜呑みにしない。決断の精度を上げるポジショントークの捉え方

おはようございます!

一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。

本日は、私たちがビジネスを進める中で、
日々触れる情報や他者の意見との向き合い方について
お伝えさせて下さい。

テーマは、世の中に溢れるポジショントークとの付き合い方と、
そこから自らの意思で決断を下すための客観的な視点についてです。

日々、書籍やインターネットの発信、あるいは誰かとの対話を通じて、
新しい知識や考え方に触れる機会が数多くあると思います。

素晴らしい発信に出会い、深い学びを得て、
ご自身の考え方に変化が生まれたり、
実際の行動につながったりすることもたくさんあるでしょう。

そうした情報の受け渡しやビジネスの現場において、
ポジショントークという言葉を耳にされることがあると思います。

念のため補足しておきますと、
ポジショントークとは、発言者が自分の立場、
あるいは所属している組織など、
暗黙的な一定の立場(ポジション)からの発言をすることを指します。

一般的に、この言葉はネガティブな文脈で使われることが多いです。

あの人の意見は結局ポジショントークだから信用できない、
自社のサービスを売りたいだけだろう、といった言われ方ですね。

しかし、客観的な視点からお話しをさせて頂くと、
ポジショントークは決して悪いものではなく、
むしろ在って当たり前のものとして捉えておいた方が良いと思います。

世の中において、よほどのことがない限り、
完全にニュートラルで偏りのない
センターポジションからの発言というのは難しいものです。

意識的であろうと無意識的であろうと、
そしてその内容が良かろうと悪かろうと、
人は誰しもポジショントークをする生き物だからです。

発言者の現在の役割や、所属しているコミュニティ、
あるいは、その方がこれまでの人生で培ってきた
常識や価値観といった土台。

人はみな、そういった独自の背景に依存して言葉を発しています。

極端なお話しをすれば、
私たちがただ日本に住んでビジネスをしているという前提だけでも、
全く異なる文化圏の外国人から見れば、
すでに強烈なポジショントークになっていることでしょう。

見えている世界や前提条件が違うのですから当然のことです。

なので、ポジショントークを悪だと決めつけて
シャットアウトしてしまうのは、適切なアプローチではありません。

重要なのは、発言の内容を表面的にとらえるのではなく、
発言者のコンテクスト(背景や文脈)を理解することです。

この人は、どういう立場でこの発言をしているのか。

誰に向けて、何のためにこのメッセージを届けているのか。

その発言の意図を、完全に推測することは難しくても、
可能な範囲で客観的に把握しようと努める。

そして、その背景を理解した上で、
自分自身のビジネスや目標達成にどう活かすか、
自分がどう考え、どう動くかを判断する。

これこそが、情報に対する正しい向き合い方だと思います。

ポジショントークという観点とは
少し違うアプローチに聞こえるかも知れませんが、
世の中には「ついていいウソ」という言葉もあります。

相手を傷つけないための配慮や、
前を向かせるための優しい言葉。

これらも、ある意味ではポジショントークと言えます。

例えば、ある人の行動を促すために、
あなたなら絶対にできると力強く励まし、
結果としてその人が自信を持ち、
行動につながる意思決定ができたとしましょう。

一見すると、これは素晴らしいサポートであり、
励ました人はポジショントークによって
相手の背中を押すという良いことをしているように見えます。

しかし、状況を客観的に見れば、
励ました側が行動させたいという自分のポジションから
相手を意図的に誘導しているとも言えます。

もしそれが、本人が本来望んでいない方向へ
意思決定させるための後押しだったとしたらどうでしょうか。

表面的な言葉は前向きで美しいですが、
それが相手にとって本当に善なのか悪なのかは、
状況によって何とも言えないのです。

物事の善悪は、立ち位置によって簡単に反転してしまいます。

…と、ここまでつらつらと書いてきた自分自身も、
実はポジショントークをしていると思って頂いた方が良いでしょう。

自分はみなさんが目標を達成するために役立ちたい、
明確な目的とビジョンを持って行動して欲しいと思っています。

しかし、これをどう受け止めるかは、
読み手のみなさん次第だと思います。

結局のところお伝えしたいのは、
世の中のあらゆる発言や情報は、言葉の表面だけを捉えるのではなく、

何のために発言しているのかという
背景の把握に努める必要があるということです。

もちろん、
他人の発言はすべて疑ってかかれと
言いたいわけではありません。

すべてを疑っていては、
前に進むためのエネルギーが枯渇してしまいます。

大切なのは、様々な情報に触れた時、
無駄に感情を揺さぶられたり、他人の意見に流されたりすることなく、
ご自身の確固たる基準に照らし合わせることです。

自らの意思を持って決断し、
自己コントロールの中で日々の行動を選択して頂ければと思います。

ぜひ、今読んで頂いているこの文章のコンテクストにも
注意を払ってみて下さい。

なぜ、自分が今日このテーマをお伝えしようと思ったのか。

ご自身の中で客観的に分析して頂けると、
また違った気づきがあるかも知れません。

他者の発言の背景を理解し、ご自身の行動に結びつける。

その冷静な判断の積み重ねが、
目標達成へと向かう確かな推進力になるはずです。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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