途方もない目標に届く。本州縦断1521kmから学んだ一歩の法則

おはようございます!

一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。

本日は、私たちが非常に大きな目標に向かって進む際、
どのように計画を立て、どのように困難を乗り越えていくべきかについて、
お伝えさせて下さい。

テーマは、途方もない目標を前にした時の心構えと、
着実に前進するための実践的なアプローチについてです。

ご自身でビジネスを展開されているみなさんであれば、
時に自分の現在の実力をはるかに超えるような、
大きな壁や長期的なプロジェクトに挑戦されることがあると思います。

あまりにも先が長く見えない状況に、
本当に自分に達成できるのだろうかと、
不安に押しつぶされそうになることもあるかも知れません。

本日は自分の過去の体験を共有しつつ、その打開策をお伝えさせて頂きます。

自分は以前、本州縦断フットレースというレースに挑戦しました。

青森から下関までの1521kmを、 自身の足のみで走り切るという挑戦です。

当時会社員だったのですが、
ゴールデンウィークと報償休暇を合わせて19日間を確保できたので、
この期間で完走するというプランを立てて臨みました。

無事に18日と5時間あまりで完走することができたのですが、
この挑戦の過程には、ビジネスにおける目標達成と完全に一致する
いくつかの重要な学びがありました。

ここから得られた教訓を、三つの視点で整理してみたいと思います。

一つ目は、

客観的なデータに基づく周到な準備の重要性です。

実は、この1521kmの完走は最初から上手くいったわけではありません。
その前年にも同じレースに挑戦し、
わずか3日目、230km地点で右足すねを疲労骨折してリタイアするという
非常に悔しい経験をしていました。

その失敗を客観的に振り返ってみると、
速すぎるペースや、足に負担が掛かるフォームなど、
準備不足と知識不足が明らかでした。

そこで翌年のリベンジに向けて、
失敗を貴重なデータとして扱い、1年を掛けてしっかりと準備を行いました。

心拍数を140未満に抑えて乳酸を溜めないペースの構築や、
極力蹴らない(足に負荷を掛けない)ランニングフォームの習得。

さらに、過去の完走者の方々に直接お会いしてノウハウをご教授頂くなど、
考え得る限りの対策を徹底的に行ったのです。

大きな目標を達成するためには、
気合や根性だけで闇雲に突っ走るのではなく、
事前のリサーチと、自分自身をコントロールするための
客観的な仕組みづくりが不可欠です。

この周到な準備があったからこそ、
スタート地点に立った時、ある程度の自信を持って踏み出すことができました。

二つ目は、
想定外の事態に対するアジャイルな軌道修正です。

どれだけ完璧な準備をしたつもりでも、
19日間という長丁場の中では、計画通りに進まないことが次々と発生してしまいます。

スタート地点の青森へ向かう移動日からして、
乗車した常磐線特急が遅延し、
予定していた新幹線への乗り継ぎが絶望的になる
というトラブルに見舞われました。

それでも、みどりの窓口の方のアドバイスを受け、
即座に北陸新幹線を経由するルートへと切り替えて、
なんとか当日中に現地へ辿り着くことができました。

レース中も想定外の連続です。

ナビゲーションとして頼り切っていた
スマートフォンの充電ができなくなるという、
致命的なトラブルが発生したこともありました。

その際は、道中で家電量販店を探して駆け込み、
少し重くても確実に充電できる
最大容量のバッテリーを購入するという判断を下しました。

重さは増しますが、バッテリー問題で先に進めなくなるリスクを
完全に断ち切るための軌道修正です。

さらには、地図アプリの指示通りに進んだ結果、
見事に行き止まりにぶつかり、大きく迂回して時間をロスしたこともあります。

ビジネスにおいても、これと全く同じことが起こり得ます。

どれだけ緻密な事業計画を立てても、
外部環境の変化や予期せぬトラブルによって、必ずズレは生じます。

その時に、思い通りにいかない状況を嘆くのではなく、
目の前の事実を客観的に受け止め、今取れる最善の選択肢へと素早く切り替える。

この柔軟な対応力が、目標への歩みを止めないための強力な推進力になります。

三つ目は、
先の不安を手放し、目の前の一歩に集中することです。

連日、90kmを超える移動が続く行程の中では、
足の激しい痛みや、どうしようもない強烈な睡魔に何度も襲われました。

痛みを抱えながら夜の山道を歩いている時、
「まだゴールまで何百キロも残っているのに、
この状態で辿り着けるのだろうか」と、
先のことを考えて不安でたまらなくなる瞬間も何度もありました。

しかし、そんな先の心配を今ここでいくらしたところで、
今日予定しているホテルに辿り着かないことには、
明日のスタートすら切れません。

だからこそ、先の果てしない距離のことは一旦考えるのをやめ、
「まずは今日のホテルに到着することだけを考える」と決めて、
歩き続けました。

痛みを和らげるために歩き方を工夫し、
コンビニが見つかればこまめにエネルギーを補給し、
どうしても眠い時は、道端の草むらの陰で10分だけ仮眠を取る。

そうやって、今日という一日にできることだけにフォーカスし続けたのです。

1521kmという途方もない距離であっても、
痛くても、眠くても、一歩一歩、自分の足を前に出し続けるしか、
ゴールに辿り着く手段は存在しないのです。

そして、そうした地道な一歩を淡々と積み重ねていった終盤。

ふと美しい山々の景色を目にした時、不思議な感覚に包まれました。

この本州縦断を完走できるという明確なイメージと共に、
これまでの人生で積んできた地道な努力のすべてが、
今のこの結果に繋がっているのだと実感でき、自然と涙が溢れてきました。

決して華やかな才能がなくても、
あきらめずに淡々と努力を継続し続けるというスタイルが、
最終的に大きな成果を引き寄せてくれるのだと、
自分自身で証明できた瞬間でした。

みなさんも日々ビジネスを進める中で、

目標があまりにも高く遠く感じられ、立ち止まりそうになることがあると思います。

そんな時は、結果がどうなるかという未来の不安を一度手放してみて下さい。

そして、ご自身が今日できる一歩にフォーカスしてみて下さい。

計画通りに進まなくても構いません。

歩みが遅くても構いません。

ただ、目の前の課題に対して、今日できる最善のアクションを起こすこと。

その客観的な状況判断と、確実な一歩の積み重ねが、
あきらめかけていた未来のゴールへと、
あなたのビジネスを力強く引き上げてくれるはずです。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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