出遅れた日を無駄にしない。ダメージリミテーションで進む目標達成
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
本日は、私たちが日々の生活やビジネスの中で、予期せぬトラブルや失敗で計画が大きく崩れてしまった時の心の立て直し方についてお伝えさせて下さい。
テーマは、完璧主義を手放して被害を最小限に食い止める「ダメージリミテーション」という思考法です。
まず初めに、先日の自分自身の失敗談からお伝えさせて下さい。
実は先日の朝、目覚まし時計を止めて、そのまま起きられず二度寝してしまい、予定していた起床時間を1.5時間ほど過ぎてから目を覚ましましてしまいました…
目標に向かって日々行動する中で、知らず知らずのうちに睡眠不足が溜まり過ぎていて、体が強制的に休息を要求したのだと思います。
以前、目標達成に向けた活動と既存の業務が重なる時期は体力的にも負荷が掛かるというお話をしましたが、まさにその負荷が睡眠負債として表れてしまった形です。
自分は普段、朝一番にランニングをして整えてから、朝食を摂ったり、一日のスケジュールや動き方を整理するというルーティンを持っています。
しかし、その日は起きられなかったことで、ランニングで整えることができず、いきなり食事をして業務に突入することになってしまいました。
朝の貴重な時間を失い、一日のスタートとしては明らかな失敗です。
このような時、「今日はもうダメだ」「せっかくの計画が台無しになってしまった」と自己嫌悪に陥りがちです。
そして、そのネガティブな感情を引きずったまま一日を過ごし、結果的に本来できるはずだったことまで手につかなくなってしまう。
あるいは、遅れを取り戻そうとして無茶なスケジュールを組み直し、かえってミスを連発して状況を悪化させてしまうこともあります。
これは、目標達成という長期的な視点で見た時に非常に勿体ない状態です。
こんな時に自分が意識しているのが、モータースポーツのF1などでよく使われる「ダメージリミテーション」という考え方です。
F1のレースにおいて、本来であれば優勝や表彰台を狙える力を持ったチームが、予選でのミスやスタート直後の接触、あるいは予期せぬマシントラブルなどで大きく順位を落としてしまうことがあります。
トップとの差が開き、どうやっても1位には届かないと分かった時、一流のチームやドライバーは決してレースを投げ出したりはしません。
彼らは瞬時に目標を切り替え、今の最悪の状況下で獲得できる最高の順位を狙いにいきます。
1位が無理なら、なんとか5位に入って少しでもポイントを持ち帰る。
無理に追い上げてクラッシュし無得点で終わるリスクを避け、確実に点数を拾っていく。
これがダメージリミテーション、つまり被害の最小化という戦略です。
F1は全戦を通した総合ポイントで年間チャンピオンを争います。
チャンピオンを獲得するためには、調子の良い時に勝つことと同じくらい、調子の悪い時に無得点で終わらないことが重要になります。
悪いなりに少しでもポイントを稼いでおくことが、最終的な結果に大きく影響するからです。
これは、私たちのビジネスや人生における目標達成という長期的なプロジェクトにおいても全く同じことが言えます。
朝寝坊してしまった。
急なトラブル対応で予定していた仕事ができなかった。
体調が優れずパフォーマンスが上がらない。
日々行動していれば、自分の思い通りにいかない日は必ず発生します。
そんな時に、「今日は100点の最高の一日にはならないから」とふてくされて、その日をゼロ点にしてしまうのか。
それとも、気持ちを切り替えて「今日は良くても60点の一日だけど、確実にその60点を取りにいこう」と動けるか。
この差が、数ヶ月後や数年後の目標達成のスピードを大きく左右します。
では、私たちの日常においてダメージリミテーションを実践するにはどうすればいいのでしょうか。
第一のステップは、起きてしまった事実をフラットに受け入れることです。
今回で言えば、「寝坊して朝の時間がなくなった」という事実です。
そこに「自分はなんてダメな人間なんだ」といった感情や自己否定を乗せる必要はありません。
過ぎてしまった時間は戻らないので、ただ事実として持ち時間が減ったという現在地を冷静に確認します。
第二のステップは、残されたリソースでできる「今日の最善手」を再設定することです。
時間が減った以上、今日予定していたタスクをすべてこなすことは物理的に不可能です。
ここで無理をしてすべてをやろうとすると、焦りからミスが生まれ、さらに状況が悪化する二次災害を引き起こします。
そうではなく、今日のタスクの中から「これだけは絶対に落とせない」という最優先事項を一つか二つに絞り込みます。
そして、それ以外のタスクは思い切って明日以降にスケジュールを引き直すか、他人に任せるという決断を下します。
自分がやるべき最優先事項を再設定できたら、あとはそれに集中して淡々とこなすだけです。
スタートで出遅れたとしても、このダメージリミテーションの思考ができれば、その日を無駄にすることなく確実にポイントを持ち帰ることができます。
完璧な準備と完璧な実行ができればそれに越したことはありません。
しかし現実はそう甘くなく、私たちは常に不完全な状況の中で戦い続ける必要があります。
だからこそ、計画が崩れた時こそ冷静になり、被害を最小限に食い止める思考が求められます。
今回の自分も、起きてしまった事実は変えられないので、すぐに一日のスケジュールを引き直し、今日絶対にやるべきことだけにフォーカスを当てて動くようにしました。
結果として、朝のルーティンは崩れましたが、重要なタスクはしっかりと前に進めることができています。
みなさんも、もし一日の中で計画通りにいかないトラブルに見舞われたり、スタートでつまずいてしまったりした時は。
ぜひこのダメージリミテーションの考え方を思い出してみて頂ければと思います。
100点が無理な日でも、確実に点数を持ち帰る。
その積み重ねが、最終的にあなたが在りたい未来へと到達するための確実な足跡になっていきます。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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