ミック放出はハースにとって吉と出る?

こんにちは!

プロジェクトマネジメントコーチの福井俊治(しゅんじ)です。

2023年シーズンを迎えるにあたり、ハースは昨年までのミック・シューマッハに代えて、ニコ・ヒュルケンベルグの起用を決断しました。

奇遇にも、ドイツ人からドイツ人への変更ですね。

それはさておき、ミックの放出と、ベテランのヒュルケンベルグ起用はハースに何をもたらすのでしょうか。

昨年まで大小のクラッシュを引き起こし、マシンを壊し続けてきたミックをリリースすることは財政的に厳しいチームの状況を考えれば納得できる部分はあります。

そのための安定して走れるヒュルケンベルグの起用でしょうから。

そのヒュルケンベルグは2019年以来のフル参戦です。

年齢的にも現在のグリッドで、フェルナンド・アロンソ、ルイス・ハミルトンに次いで3番目となる35歳だそうです。

ルーキー二人だったチームが、ケビン・マグヌッセンとともに一気にベテラン起用にシフトしましたね。

比較的読めるドライバーが二人揃ったことと、今年はタイトルスポンサーも付いて財政基盤も整っているようですし、フェラーリエンジンも改良されているとの報道もありましたので、中団勢の争いを楽しませてくれそうなハースではあります。

一方で、ミックはF3、F2ともに初年度は学習の年で、2年目に飛躍的に成長してタイトルを獲得するというキャラクターだっただけにもう少し学習期間を設けてあげても良かったのかなと個人的には思ったりします。

ただ、この転機でメルセデスに移籍できたわけですし、それをチャンスとして次の飛躍に繋げて欲しいですね。

今日も一緒にF1を楽しみましょう!

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