自分で変えられることへの集中が折れない心を育てる
おはようございます!
ヴィジョン実現ストラテジストの福井俊治(しゅんじ)です。
ひとりでビジネスに向き合い、理想の未来を目指して日々努力を重ねていると、思いがけないトラブルや周囲の反応に心が揺れてしまい、前に進むエネルギーが奪われてしまうことがあるかも知れません。
予定外の出来事が重なると、不安が大きくなってしまうこともあるのではないでしょうか。
本日は、どのような状況に直面しても落ち着いて前を向き続けるための、しなやかで折れない心の育て方についてお伝えしたいと思います。
目標を達成するまでの道のりは、いつも穏やかで順調な時ばかりとは限りません。
念入りに準備をしてきた企画が予定通りに進まなかったり、周囲から厳しい意見をもらったりと、思い通りにならない出来事に直面することは少なくありません。
そうした場面で心がポキリと折れてしまうと、せっかく積み重ねてきた行動が止まってしまいます。
ここで大切になるのが、何が起きても大丈夫だと落ち着いて受け止められる心の回復力、いわゆるレジリエンスと呼ばれる力です。
折れない心というと、どんな衝撃にもびくともしない鋼のような硬い心をイメージされるかも知れません。
しかし、強い衝撃に対してただ硬く踏ん張ろうとすると、限界を超えた時にかえって大きく傷ついてしまうことがあります。
本当に必要なのは、硬さではなく竹のような「しなやかさ」であると考えます。
強い風が吹いてきた時には無理に逆らわず、しなることで風の力を受け流し、風が収まればまた元のまっすぐな姿へと戻っていくような強さです。
気持ちが揺れたり落ち込んだりすること自体をなくそうとするのではなく、揺れてもまた自分のペースを取り戻せることが、長くビジネスを続けていく上での本当の強さになるのだと思います。
この何があっても大丈夫だと思える感覚は、根拠のない楽観主義や単なる気休めとは異なります。
それは、日頃の小さな積み重ねを通して育まれる、自分自身への深い信頼から生まれると考えます。
具体的には、次のような感覚が自分の内側にある状態です。
・今の自分のままで価値があり、一歩ずつ成長していけるという自己肯定感
・自分の人生やビジネスの主導権は、常に自分自身にあるという感覚
・迷った時に立ち返ることができる、自分なりの価値観という判断基準
・たとえ思うような結果が出なくても、それは次につながる経験になるという捉え方
こうした土台が少しずつ整っていくことで、目の前で想定外の出来事が起きたとしても、自分を見失わずにいられるようになります。
これまでの歩みの中で培ってきた力をベースにして、目の前の課題に一つずつ対処していけば道は開けるという感覚が、心のしなやかさを支えてくれるのです。
では、このしなやかで折れない心を日々の生活の中で育てていくためには、具体的にどうすればよいのでしょうか。
誰にでも今日から実践できる効果的な習慣は、自分の力で「変えられること」と「変えられないこと」を意識的に切り分けることです。
日々ビジネスに取り組む中で、気持ちがひどく疲れてしまったり、不安で動けなくなってしまったりする時は、自分の力ではどうにもならない「変えられないこと」に意識が向いているケースが多いのではないでしょうか。
たとえば、当日の天気や交通機関の遅れ、他人の機嫌や自分に対する評価、そしてすでに過ぎ去ってしまった過去の出来事などです。
実は、自分自身も以前は、自分がどれだけ準備をしても変えられない相手の反応や周囲の状況を気にしてしまい、まだ起きてもいない結果を心配して気持ちが沈んでしまうことがありました…
しかし、空に向かって晴れるように願ったり、相手の気持ちを無理に変えようとしたりしても、状況は一向に変わりません。
動かない壁を懸命に押し続けるようなもので、状況が変わらないまま、大切な時間と心のエネルギーばかりが消耗してしまうのです。
一方で、目の前の状況の中に、自分の力で「変えられること」も必ず存在しています。
それは、これから自分がとる「行動」と、起きた出来事に対する自分の「捉え方」の二つです。
たとえば、大切なイベントの日に雨が降るかどうかは自分では変えられませんが、濡れないように準備を整えたり、足元の悪い中で来てくださる方に温かい飲み物を用意したりという行動は自分で選ぶことができます。
また、新しいサービスをご案内して申し込みがなかったという過去の結果は変えられませんが、まだ伝え方や届ける相手が合っていなかったのだと受け止め、次の改善に活かすという捉え方は自分で選ぶことができます。
お客様からの返信が来るかどうか、SNSの発信にどれだけ反応がつくかといった結果や相手の反応は、自分の力だけでは決められません。
しかし、相手の役に立つ記事を丁寧に書くことや、誠実に声をかけ続けること、そして出た結果から学びを得ることは、すべて自分の手の中にあります。
他人の反応や過去の出来事に預けてしまっていた心の主導権を、自分自身の行動と捉え方へと取り戻すことが、心を安定させる大きな鍵になるのです。
日々の活動の中で、何か問題にぶつかったり心がざわついたりした時は、次のように自分に問いかけてみてください。
「今悩んでいることは、自分の力で変えられることだろうか。」
「それとも、自分では変えられないことだろうか。」
もし、自分の力では変えられないことであれば、それ以上悩み続けるのを一度ストップしてみます。
不安になる気持ちを無理に否定する必要はありませんが、変えられない部分にエネルギーを使い続けていることに気づくだけでも、心は少し落ち着きを取り戻します。
その上で、「今の状況の中で、自分にできることは何だろう。」と意識の矢印を切り替え、今日できる小さな一歩を一つだけ選んでみてください。
頭の中だけで考えていると、変えられないことへの不安と、自分がやるべき作業とが混ざり合ってしまい、目の前の問題が実際以上に大きく見えてしまうことがあります。
そのため、最初は頭の中だけで切り分けるのが難しく感じるかも知れませんので、気になっていることを一度紙に書き出し、自分の力で変えられるものにだけ丸をつけてみるのもおすすめです。
視覚的に整理することで、自分が今どこに力を注げばよいのかが明確になり、迷わず行動に移せるようになります。
この切り替えを日頃から繰り返していくことで、みなさんの貴重なエネルギーを、本当に意味のある「変えられること」だけに集中させられるようになっていきます。
自分が動けば少しずつ状況が前に進むという実感が積み重なり、その小さな達成感の連続が、どんな時でも自分なら乗り越えていけるという確かな自信を育ててくれるはずです。
一日の終わりに自分に向かって、今日も自分にできる一歩を積み重ねたという気持ちを持ってみてください。
みなさんがしなやかな心で、ご自身の描く理想の未来へ向かって着実に歩みを進めていかれることを心から応援しています。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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