相手に「与える」姿勢が巡り巡って目標達成を支える
おはようございます!
ヴィジョン実現ストラテジストの福井俊治(しゅんじ)です。
ひとりでビジネスに向き合い、理想の未来を目指して日々努力を重ねていると、目の前の集客や売上といった目標を達成することで頭がいっぱいになり、視野が狭くなってしまうことがあるかも知れません。
「どうすればもっと自分のサービスを選んでもらえるだろう…」
「早く結果を出さなければ、これから先どうなってしまうのだろう…」
そのように自分の目標や課題に一生懸命向き合うあまり、心の余裕を失って焦りを感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
本日は、自分のことだけでなく相手に「与えること」に意識を向ける姿勢が、結果として自分自身の心を軽くし、大きな目標達成を支える力になるというテーマについてお伝えしたいと思います。
ビジネスにおいて目標達成を目指していると、どうしても自分の数字やスケジュール、自分がどう評価されるかといったことばかりに意識が向いてしまいがちです。
しかし、大きな目標を着実に達成し続けている方々を見ていると、自分のこと以上に周りの人の役に立つことを自然に考えていることに気づかされます。
そうした方々は、自分が何を得られるかということよりも、目の前の相手に何を与えられるかということを常に行動の中心に置いているように感じます。
自分もこれまでの歩みを振り返ってみると、思うように物事が進まない時期ほど、自分が結果を得ることばかりに意識が向いてしまっていたことがありました。
相手の反応や周囲の状況を気にしてしまい、どうすれば自分の提案を受け入れてもらえるかと焦るあまり、何のために頑張っているのか分からなくなってしまった経験があります…
自分の得たい結果だけを追いかけている時は、かえってプレッシャーが大きくなり、前へ進む足取りが重くなってしまうことは少なくありません。
実は、自分が最近参加し始めた、とある団体の活動でも、まずは相手に貢献するという考え方がすべての土台として大切にされています。
その団体では、「ギバーズゲイン」という言葉が共通の行動指針になっており、これは日本語に訳すと、与える者が与えられるという意味になります。
そこに参加している方々は、自分のビジネスを売り込むことよりも先に、まず仲間の仕事にどうすれば貢献できるか、誰かお役に立てる人を紹介できないかということを真剣に考えて行動されています。
実際にその輪の中に入って活動してみると、自分の時間や人脈を惜しみなく誰かのために使っている方の周りには、自然と感謝の言葉と笑顔が集まっていることに気づかされました。
そして、その方がいざ新しい挑戦をしたり、何か困りごとに直面したりした時には、周りの仲間が喜んで手を差し伸べて応援している光景も目にしたのです。
それは、これだけしてあげたのだからお返しをしてほしいという計算づくのやり取りではなく、見返りを求めずに相手を応援する姿勢が、結果として自分自身への大きな支えとなって返ってくるという温かい循環であると感じました。
ただ、相手に与えることが大切だと言われても、今の自分には人に分け与えられるような特別な実績やスキルはまだないと感じて、戸惑ってしまう方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、相手に与えることとは、決して大げさで特別なことではないと考えます。
日々の暮らしや仕事の中で、今の自分のままで今日からすぐに実践できる小さな行動がたくさんあります。
・自分が学んで役立った知識や日々の工夫を惜しみなく共有する
・周りの仲間や関わる方が困っていたら、自分の時間を少しだけ割いて手伝う
・相手の話を自分の基準で良い、悪いと判断せずに真剣に聴く
・日頃の感謝を込めて、心からの「ありがとう」を笑顔で伝える
たとえば、自分が本を読んで気づいたことや仕事の中で試してうまくいった工夫を、ブログやSNSを通じて分かりやすく届けることも、読者の方への立派な贈り物になります。
また、同じようにビジネスに取り組む仲間が悩んでいる時に、アドバイスをしようと構えるのではなく、ただ相手の気持ちに寄り添ってじっくり話に耳を傾けるだけでも、相手にとっては大きな救いになるはずです。
みなさんが今日、目の前の方や画面の向こうの方に届けられる小さな貢献はどんなことでしょうか。
学んで役立った知識のシェアでしょうか。
誰かの挑戦を応援する温かいメッセージでしょうか。
それとも、相手の話に笑顔で耳を傾ける時間でしょうか。
このように日常の中でできる小さな与える行動を積み重ねていくことが、結果として私たち自身の目標達成を大きく助けてくれることにつながります。
その理由の一つは、相手に与えることに集中している時、人は自分の悩みや不安から自然と解放されるからであると考えます。
ひとりで仕事をしていると、どうしても意識が自分の内側へと向かいやすくなり、うまくいかない原因を探しては落ち込んだり、まだ起きてもいない将来の不安を膨らませたりしてしまいがちです。
しかし、目の前の方やお客様を思い浮かべて「どうすればこの人の役に立てるだろう」と考えている時、私たちの意識は自分の内側から外側へと自然に切り替わります。
自分のことばかり考えて苦しくなっていた思考から抜け出し、相手が喜んでくれる姿を想像することで、心がすっと軽くなり、健やかな気持ちで日々の行動に向き合えるようになると思うのです。
こうして相手に意識を向けることで自分の心が整っていくのと同時に、日々の小さな貢献を重ねていくことには、もう一つ私たちのビジネスを支える大きな意味があります。
それは、見返りを求めずに与え続ける姿勢が、ビジネスにおいて何よりも大切な「信頼」という資産を築いてくれるということです。
日頃から周りの人のために誠実に行動し、惜しみなく力を尽くしていると、周囲には自然とこの人を応援したい、何かあったら力になりたいと思ってくれる方々が集まってきます。
そして、みなさんが新しい目標に向かって大きな一歩を踏み出そうとする時や、ひとりでは乗り越えられない壁にぶつかった時、今度はそうした方々が喜んで手を差し伸べてくれるはずです。
これは、何かをしてもらったから返すという小難しい話ではなく、人と人との間に流れる温かい心のつながりから生まれる自然な結果であると考えます。
自分の目標達成だけを考えてひとりで突き進もうとする人は、すべての苦しさを自分で抱え込む孤独なランナーになりがちです。
一方で、日頃から周りの人に与える姿勢を大切にしている人は、コースの沿道からたくさんの応援団に支えられて走るランナーと言えます。
ひとりで孤独に走るのと、温かい応援に囲まれながら走るのとでは、どちらが笑顔で長く、そして遠くの目標まで走り続けられるかは明らかではないでしょうか。
自分の目標や不安にとらわれて視野が狭くなりそうな時は意識を外に向けて目の前の人にできることを探し、日々の小さな貢献を通じて周りとの温かい「信頼」を育んでいく。
まずは見返りを求めず、今の自分にできる小さなことから相手に手渡す一歩を踏み出してみてください。
これまでの歩みで培ってきた経験や優しさをベースに、目の前の方への貢献を今日からまた一つずつ重ねていただければと思います。
その温かい行動は巡り巡って、必ずみなさん自身の目標達成を支える大きな力になるはずです。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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