ストレスを受け流し変化を楽しむ心が行動を生み出す
おはようございます!
ヴィジョン実現ストラテジストの福井俊治(しゅんじ)です。
ひとりでビジネスに向き合い、理想の未来を目指して日々努力を重ねていると、思うように物事が進まない焦りや、人との関わりの中でのすれ違い、そして将来への不安など、さまざまなストレスを感じることがあるかも知れません。
また、現状を変えるために新しい一歩を踏み出そうとした瞬間に、急に怖さや迷いが湧き上がってきて、行動が止まってしまうこともあるのではないでしょうか。
目標を達成するために歩み続ける上では、こうした日々のストレスや変化への不安とどう向き合い、自分の心を整えていくかがとても大切であると考えます。
本日は、ストレスの正体を知ってしなやかに受け流す方法と、変化への不安を和らげて前向きな行動につなげていく考え方についてお伝えしたいと思います。
まず、私たちが日々ビジネスに取り組む中で感じるストレスの正体について考えてみましょう。
ストレスの多くは、こうあるべきだという自分の「期待」と、目の前で起きている「現実」との間に生まれるギャップから生じるものではないでしょうか。
たとえば、丁寧にご案内をすれば相手はすぐに興味を持ってくれるはずだという期待に対して、なかなか反応が返ってこない現実があったとします。
あるいは、今日立てた計画はすべて予定通りに終わらせられるはずだという期待に対して、急な対応が重なって半分も進まなかった現実があるかも知れません。
このように、自分が思い描いていた「期待」と実際の「現実」が食い違った時、私たちの心には強いストレスや焦りが生まれます。
実は、自分も以前は、これだけ準備をしたのだから計画通りに進むはずだと強く思い込み、想定外の出来事が起きるたびに一人でイライラしたり、落ち込んだりしてエネルギーを消耗してしまった経験があります…
この「期待」と「現実」のギャップを埋めるためのアプローチは、大きく分けて二つあると考えます。
一つ目は、相手の反応や周囲の状況に働きかけて、現実を自分の期待に近づけようとするアプローチです。
もう一つは、相手や状況は必ずしも自分の思い通りには動かないものだと受け止め、自分の期待値を現実に近づけるよう見直すアプローチです。
まじめで責任感の強い方ほど、一つ目のアプローチに力を注ぎすぎてしまい、自分の力では変えられない相手の反応まで変えようとして疲れてしまうケースが多いのではないでしょうか。
しかし、ストレスをしなやかに受け流すために大切なのは、二つ目の「期待値を見直すこと」であると考えます。
最初から、予定通りに進まないこともあると心に余白を持っておくことで、想定外の出来事が起きても必要以上に心を乱さず、落ち着いて次の行動を選べるようになると思うのです。
とはいえ、頭では分かっていても、思いがけない出来事に直面した時に心がざわついたり、焦りや不安に飲み込まれそうになったりする瞬間はあると思います。
そんな時に、感情の渦に巻き込まれず自分のペースを取り戻すためのシンプルで実践的な方法が、意識的に「深呼吸」をすることです。
焦りやイライラ、強い不安を感じた時は、まずいったん今やっている作業や行動をストップしてみてください。
そして、その場でゆっくりと鼻から息を吸い込み、口から細く長く息を吐き出します。
3秒かけて鼻から吸い、6秒かけて口から吐き出すという呼吸を、ゆっくり3回繰り返してみてください。
吸うこと以上に、口から細く長く息を吐き出すことを意識するのがポイントです。
たったこれだけのことですが、深い呼吸を繰り返すことで高ぶっていた心拍数が少しずつ落ち着き、脳に酸素が巡って、冷静さを取り戻すための心の「間」が生まれます。
目標に向かって進み続ける上では、この「間」を作ることがとても重要であると考えます。
目の前の出来事に対して反射的に焦ったり、感情的に反応したりするのではなく、一呼吸置いて「間」を作ることで、「さて、ここからどう対応しようか」と賢明な選択をする余裕が生まれるからです。
ストレスをゼロにすることはできなくても、その正体を知り、深呼吸で心に「間」を作る習慣を身につければ、落ち着いて対処できる日常の出来事の一つへと変わっていくのではないでしょうか。
こうして日々のストレスを受け流し、心を整えて目標への歩みを進めていく中で、もう一つ私たちの行動にブレーキをかけてしまうものがあります。
それが、新しいことに挑戦しようとする時に湧き上がってくる怖さや不安です。
新しいサービスを形にしようとしたり、これまでとは違う発信や働き方に踏み出そうとしたりする時、心の中でこんな声が聞こえてくることはないでしょうか。
「今のままでも、なんとか回っているし…」
「新しいことを始めて、もし失敗したらどうしよう…」
このように現状維持を望む強い気持ちが働くのは、決してあなたが臆病だからでも、意志が弱いからでもありません。
人間の脳に、本能的に変化を避けようとする仕組みが備わっているからです。
私たちの脳にとって一番大切な役割は、命の安全を守り、昨日と同じように今日も無事に過ごすことです。
そのため、まだ結果が分からない変化に対しては、たとえそれが理想の未来につながる挑戦であっても、脳は危険を避けようとして強力なブレーキをかけてしまいます。
つまり、新しい挑戦を前にして不安になるのは、あなたの脳が正常に働いている証拠であるとも言えます。
新しい挑戦を前にして不安になった時は、自分を責めるのではなく、「ああ、今脳が安全装置を作動させているんだな」と客観的に捉えてみてください。
そうやって一歩引いて自分の心の動きを見つめられるようになるだけでも、不安に振り回されることはぐっと少なくなるはずです。
その上で、私たちはこの安全第一の脳と上手に付き合いながら、行動を前に進めていく必要があります。
そのためには、変化を怖いものとしてではなく、楽しみや新しい発見の機会として捉え直してみることが効果的であると考えます。
いきなり大きな変化を起こそうとすると、脳は驚いて強い抵抗を示してしまいます。
そこで、まずは日常の中でほんの少しだけ新鮮さを感じるような、小さな変化を取り入れてみるのがおすすめです。
・いつもとは違う道を通って出かけてみる
・これまで入ったことのないカフェで仕事や読書をしてみる
・普段はあまり接点のない方に自分から声をかけてみる
こうした安全で、ごく小さな変化を意識的に日常の中へ取り入れてみてください。
すると脳は、実際の体験を通して少しずつ新しい感覚を学んでいきます。
「なんだ、変化って意外と怖くないじゃないか」
「むしろ新しい発見があって面白いし、視野が広がるかも知れない」
この小さな成功体験の積み重ねが、変化に対する脳の抵抗感を少しずつ和らげてくれます。
そしてやがては、ビジネスにおける新しい挑戦に対しても、変化そのものを成長のチャンスとして前向きに楽しめる体質へと変えてくれると思うのです。
日々のストレスには期待値を見直して深呼吸で心に「間」を作り、新しい挑戦への不安には日常の小さな変化から一歩を踏み出してみる。
これまでの歩みで培ってきた力をベースに、ご自身の心と上手に付き合いながら、理想の未来に向けた一歩を今日からまた重ねてみてください。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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