頑張りを確かな成果に変える力の注ぎ方
おはようございます!
ヴィジョン実現ストラテジスト、福井俊治(しゅんじ)です。
毎日遅くまでパソコンに向かって作業を続けているのに思うような結果が出ない、あるいは、新しい知識を身につけようと朝早く起きて勉強しているのになかなか状況が変わらないといった経験はないでしょうか。
目の前のやるべきことに一生懸命向き合っているにもかかわらず望むような変化が見えてこないと、少しずつ自信が持てなくなり、このまま続けていて本当に意味があるのだろうかと不安になってしまうこともあるかも知れません…
本日は、日々の頑張りを空回りさせず、みなさんが望む未来へと着実につなげていくための力の注ぎ方についてお伝えしたいと思います。
毎日休まずに手を動かしているのに前に進んでいる実感を持てない時、多くの方はまだ自分の努力が足りないのではないかと考えがちです。
もっと作業の時間を増やさなければいけない、もっと我慢して頑張らなければいけないと自分を追い込み、睡眠や休息の時間を削ってしまうことも少なくありません。
それでも状況が変わらない状態が続くと、どれだけ頑張っても自分には無理なのではないかと気持ちが沈んでしまうこともあるのではないでしょうか。
しかし、望む結果が手に入らない理由は驚くほどシンプルです。
それは、みなさんの努力の量や根性が足りないからではなく、力を注いでいる方向が本来の目的地から少しずれてしまっているからではないかと思うのです。
たとえば、目の前にある大きな壁を一生懸命に押している場面を想像してみて下さい。
どれほど長い時間をかけて全身の力を込めたとしても、壁そのものを押し動かすことはできません。
そのまま押し続けていれば、大切なエネルギーが少しずつ消耗してしまい、やがて心も体も疲れ果ててしまいます。
実は、一度手を止めてその壁をよく見渡してみれば、すぐ横に扉があることに気づけるかも知れません。
その場合、壁を力任せに押すのをやめて、扉についている「ドアノブ」に手をかけ、軽くひねるだけで驚くほどスムーズに向こう側へ進むことができるのです。
あるいは、東京から大阪へ行きたいのに、反対方向へ向かう新幹線に乗っているような状態に近いとも言えます。
乗車している時間が長ければ長いほど、本来の目的地からは遠ざかってしまいます…
皮肉なことに、一生懸命に前へ進もうとすればするほど、望んでいる場所とは違うところへたどり着いてしまうのです。
過去の自分も、とにかく目の前の作業をたくさんこなすことばかりに意識が向いてしまい、向かう先を確かめないまま走って空回りしていた時期がありました。(笑)
このように、本当に目を向けるべきなのは頑張りの量ではなく、自分の大切なエネルギーをどこに、どのように注ぐかという方向性ではないかと思っています。
これまでの人生を振り返ると、学校でも社会に出てからも、粘り強く努力することの大切さをたくさん教わってきました。
しかし、自分の力をどの方向に向ければ成果につながるのかという具体的な見極め方については、誰からも教わらないまま日々の仕事に向き合っています。
特に自分一人で判断して仕事を進めていく環境では、今日やるべきことをすべて自分で決めなければなりません。
そうした中で、どうしても目につきやすい作業や、すぐに手をつけられて達成感を得やすい作業ばかりを優先してしまうことが多いのではないでしょうか。
たとえば、毎日欠かさずSNSやブログで発信を続けることや、手元の資料やデザインを細部まで綺麗に整えることなどに多くの時間を費やしているケースです。
もちろん、一つひとつの作業に丁寧に取り組む姿勢はとても素晴らしいことだと思います。
とは言え、その作業が自分の本当に叶えたい目標とどうつながっているのかが見えないまま走り続けていると、作業をこなすこと自体が目的になってしまいます。
その結果、毎日忙しく動いているのに状況が変わらず、やがて頑張ることそのものに疲れてしまうかも知れません…
だからこそ、がむしゃらに壁を押し続ける状態から抜け出し、自分の進むべき「正しい方向」を見定めることが何より大切になるのです。
では、どうすれば日々の忙しさの中で自分の進むべき方向を見極め、最小の力で扉を開けるドアノブを見つけることができるのでしょうか。
これまでの自分の経験から振り返ると、闇雲に頑張り続けるのを一度やめて、次の三つのステップで自分の取り組みを見直してみることが大きな助けになるのではないかと感じています。
まず一つ目は、手を動かす前に少しだけ立ち止まり、自分が本当にたどり着きたい「目的地」を具体的な言葉にしてみることです。
たとえば、三ヶ月後や半年後に自分の仕事や生活がどんな状態になっていたら嬉しいのかを、ノートに書き出してみます。
もっと仕事を軌道に乗せたいといった曖昧な表現ではなく、自分のサービスを毎月三名の方に届けるといったように、具体的な場面が思い浮かぶ言葉にすることがポイントです。
目指す場所がはっきりと定まれば、いま自分がどの列車に乗るべきなのかを迷わず選べるようになります。
次に二つ目は、いま自分が毎日時間をかけている作業が、その目的地に本当に直結しているかを点検してみることです。
人は不安を感じている時ほど、予定を隙間なく埋めておくことで安心しようとする傾向があります。
そのため、まだ必要のない知識をいつまでも調べ続けたり、誰にも見せていない準備物を何度も作り直したりといった作業に時間を奪われてしまいがちです。
そこで、今日やろうとしている作業を書き出し、これは本当に目的地へ近づく一歩になっているだろうかと自分に問いかけてみて下さい。
もし、ただ安心するためだけに続けている作業があれば、思い切って手放すか、そこにかける時間を半分に減らしてみることをおすすめします。
壁を押す手を一度離すことで初めて、周りを見渡すための心と時間の余裕が生まれます。
そして三つ目は、生まれた余裕を使って、状況を前に進める「次の一手」を一つだけ選び出すことです。
扉を開けるドアノブは、決して大きくて難しい作業とは限りません。
むしろ、小さな力でも直接ゴールへとつながる行動の中に隠れています。
たとえば、発信をただ続けてレスポンスを待つだけではなく、興味を持って下さった方に直接お礼のメッセージを送ってみることや、お客さまが迷わず申し込める案内ページを一つ作ってみることなどです。
あれもこれもと一度にたくさんのことを変えようとするのではなく、ここを動かせば扉が開くというポイントを一つだけ見つけ、一日の始まりに優先して取り組んでみて下さい。
その小さな行動の積み重ねこそが、最小限の力で最大の成果を生み出す確かな鍵になるのではないかと思うのです。
みなさんがこれまで積み重ねてきた努力や時間は、決して無駄なものではありません。
ただ、その大切なエネルギーを注ぐ場所をほんの少し変えるだけで、これまでの頑張りが嘘のようにスッと前に進み始める瞬間が必ずやってきます。
ぜひ、日々の習慣の中に、自分の向かっている方向と目の前の作業を見直す時間を少しずつ取り入れていただければと思います。
それが、みなさんの目標達成に向けた確かな一歩につながるに違いありません。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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