目標を鮮明な「情景」に描く視点が目標達成を支える
おはようございます!
ヴィジョン実現ストラテジストの福井俊治(しゅんじ)です。
ひとりでビジネスに向き合い、理想の未来を目指して日々努力を重ねていると、もっと売上を伸ばして経済的なゆとりを手に入れたいと願いながらも、日々の具体的な行動にうまく結びつかずにもどかしさを感じることがあるかも知れません。
将来の安心やより良い暮らしのために収入を増やしたいと考えているはずなのに、いざ目の前の仕事に取り組もうとすると、どこに向かってどれだけ力を注げばよいのかが曖昧になり、思うように手が動かなくなってしまうこともあるのではないでしょうか。
本日は、経済的な豊かさや理想の収入を目指す時に、漠然とした願いを鮮明な「情景」へと描き出し、日々の確かな行動と目標達成につなげていくための視点についてお伝えしたいと思います。
自分がこれまで多くの方とお話しする中で、今後の目標について伺うと、「お金持ちになりたいです」あるいは「もっと売上を増やして経済的に豊かになりたいです」と答えられる方にしばしば出会います。
そう願う気持ちは、とてもよく分かります。
お金は私たちの日々の暮らしに安心をもたらし、新しい学びや経験など人生の選択肢を大きく広げてくれる大切なものだからです。
また、自分でビジネスを営んでいると、毎月の売上や収入は日々の努力の成果を示す分かりやすい目安になりやすいため、まずはお金や数字を増やすことを目標に掲げるのはごく自然なことであると言えます。
しかし、もしあなたが本気で経済的な豊かさを手に入れたいと願うのであれば、「お金持ちになりたい」という言葉だけを目標にするやり方は、残念ながら日々の行動にはなかなか結びつきません。
なぜなら、その言葉だけでは思い描いている未来の輪郭がまだぼんやりとしており、目標としての具体性が足りないからです。
たとえば、ピントが合っていないぼやけた写真を見た時を思い浮かべてみてください。
写真全体が霞んでいると、そこに何が写っているのかが分からず、どこに目を向ければよいのか判断に迷ってしまいます。
目標がぼんやりとしている状態も、これと同じであると考えます。
目指す先の姿が曖昧なままだと、私たちの脳はその言葉をどう扱えばよいのかが分からず、今日何から手をつければよいのかを判断できないまま、具体的な行動を起こすことができなくなってしまうのです。
では、目標の輪郭をくっきりと鮮明にするとは、具体的にどのようなことなのでしょうか。
それは、「何のために、いつまでに、いくら必要なのか」を一つずつ明確にしていく作業です。
期限と金額を数字で定めることももちろん欠かせませんが、その中でも一番の土台となるのが「何のために」という目的の部分です。
日々ビジネスに取り組む中で、月商〇〇万円を達成する、あるいは年収〇〇万円にするといった数字の目標を立てたことがある方も多いのではないでしょうか。
もちろん数字を決めることは大切ですが、もしその数字に何のためにその金額が必要なのかという目的が伴っていなければ、途中で忙しさや困難に直面した時に、こんな心の声が浮かんでくることがあります。
「今のままでも、なんとか生活は回っているし…」
「これ以上忙しくなってまで、本当にその金額を目指す必要があるのだろうか…」
このように、単なる数字だけの目標は、少し疲れが出たり予定外の出来事が重なったりした時に、そこへ向かう理由を見失いやすいという側面を持っています。
だからこそ、数字の奥にある目的を掘り下げることが大きな価値を持つのです。
あなたにとって、経済的に豊かになるとは具体的にどのような状態を指すのでしょうか。
そのお金を使ってどのような経験をし、どのような気持ちを味わいたいのでしょうか。
日々の暮らしの中で、どのような時間を増やしたいのでしょうか。
大切な人とどのような経験を分かち合いたいのでしょうか。
たとえば、漠然としたお金への願いを、ご自身の価値観と結びつけて次のように言葉にしてみたとします。
・家族が安心して暮らせる日当たりの良い一軒家を5年以内に買うために、資金として5000万円を用意したい
・世界中の美しい景色を自分の目で見るために、毎年200万円を旅行予算として確保できる経済的な自由を手に入れたい
・子どもが学びたいことを金銭的な理由で諦めることのないように、大学卒業までの教育資金として1500万円を準備したい
・いつも支えてくれる家族に感謝を伝えるために、来年の記念日に20万円の予算でゆっくりと温泉旅行をプレゼントしたい
このように言葉にしてみると、いかがでしょうか。
単なるお金という無機質な数字が、あなたが大切にしたい価値観や守りたい人との時間と結びついた、生き生きとした「情景」に変わったのではないでしょうか。
お金や売上は、それ自体が最終的な目的なのではありません。
あなたの人生において「本当に大切なこと」を実現するための手段に過ぎないのです。
住みたい場所で穏やかに暮らすことや、新しい世界に触れて自分の視野を広げること、そして大切な家族の未来や笑顔を守ることなど、お金という手段を使って手に入れたい未来こそが本来の目的であると言えます。
もしあなたが今、売上や収入の目標を掲げながらも、なかなか日々の行動に力が入らないと感じていたとしても、それはあなたの意志が弱いからではありません。
ただ、お金という手段が目標になってしまっていて、その先にある本来の目的がまだ言葉になっていないだけなのですからご安心ください。
その本当に大切なことが明確になり、具体的な期限や金額と結びついて初めて、私たちの脳は「その未来を手に入れるために行動する価値がある」と深く納得します。
自分も日々のサポートを通じて、目標が単なる数字から具体的な未来の場面へと変わった瞬間に、その方の表情が明るくなり、翌日から迷いなく行動を始められる姿を何度も目にしてきました。
心からの納得感が生まれると、目の前のお客様に喜んでいただくための工夫を自然に考え始めたり、新しいご案内の準備に前向きに取り組めたりするようになり、目標達成に向けた確かな推進力が生まれます。
だからこそ、まずはご自身が掲げている目標の輪郭を、できる限り具体的に描き出すことから始めてみてください。
最初は立派な計画書をつくろうと構える必要はありません。
まずはノートや手帳を開き、もし十分な収入が得られたら誰とどのような場所でどのような時間を過ごしたいかという未来の場面を、素直な言葉で書き出してみることが有効です。
その上で、その場面を実現するためにはいつまでにいくら必要なのかを調べ、具体的な期限と金額を当てはめてみてください。
たとえば、行きたい場所の旅費や手に入れたい暮らしにかかる費用、あるいは学びたい講座の金額などを実際に調べて数字にしてみるだけでも、漠然としていた願いは一気に現実味を帯びてきます。
こうして目的と期限と金額が一つにつながった言葉を、ぜひ毎日目にする手帳やノートに書き留めておいてください。
そして、一日の終わりにその言葉を自分の目で見て、今日自分が積み重ねた小さな行動が、その鮮明な未来の「情景」につながっていることを心の中でしっかりと確認してみてください。
その具体的なイメージが、迷った時に進むべき方向を照らし出し、理想の現実を一歩ずつ形にしていくための大きな支えとなってくれます。
お金の先にある本当に大切なことを具体的な期限や数字とともに明確にし、その鮮明な「情景」を思い描いて日々の推進力に変えていく。
これまでの歩みで培ってきた力をベースに、あなたが心から望む未来に向けた一歩を今日からまた重ねてみてください。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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