願望を「決断」に変える言葉が前向きな行動を生み出す
おはようございます!
ヴィジョン実現ストラテジストの福井俊治(しゅんじ)です。
ひとりでビジネスに向き合い、理想の未来を目指して日々努力を重ねていると、自分が本当にやりたいことやワクワクする方向性が見えてきたにもかかわらず、そこから具体的な一歩を踏み出せずに状況が変わらないまま時間が過ぎてしまうことがあるかも知れません。
ノートや手帳に思い描いた理想を書き出している時はあんなに前向きな気持ちになれたのに、いざ日々の業務に戻るとこれまでと同じ毎日の繰り返しになってしまい、なかなか現実が動いていかないともどかしさを感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
本日は、心の中に生まれた大切な思いを単なる願望のままで終わらせず、現実を動かす「決断」へと変えていく言葉の力についてお伝えしたいと思います。
自分の心の奥にある本当の思いに気づき、進みたい方向性が見えてきたら、次はそのエネルギーに具体的な形を与えていく段階に入ります。
しかし、ここで多くの方が気づかないうちに陥ってしまう大きな落とし穴があります。
それは、せっかく見えてきた目標を単なる「願望」のレベルで止めてしまうことです。
たとえば、これからのビジネスや暮らしについて考える時、心の中で次のような言葉をつぶやいてはいないでしょうか。
いつか自分のオリジナル講座を作って、たくさんの人に届けられたらいいな。
今のサービスで、毎月安定して目標の売上を達成できたら嬉しいな。
仕事とプライベートの時間をしっかり分けて、家族とゆっくり旅行に行けたら最高だな。
こうした「できたらいいな」という言葉は、一見すると前向きな目標のように聞こえるかも知れません。
しかし、これはまだ遠くの景色をぼんやりと眺めているだけの状態であり、単なる願望にとどまってしまっていると言えるのです。
残念ながら、この状態のままでは現実はなかなか前へと動き出しません。
なぜなら、その言葉の奥には、自分自身の手でそれを実現するのだという主体的な意思がまだ十分に宿っていないからです。
「できたらいいな」という言葉の裏側には、状況が自然に整ってくれたらいいな、運よく誰かが引き上げてくれないかなという、環境や周りの変化を待つ気持ちが少なからず隠れています。
ひとりでビジネスを進めていると、すべての選択や行動を自分で決めていかなければなりません。
誰かが代わりに目標を達成してくれることはなく、状況を動かせるのは常に自分自身の行動だけです。
自分も以前、新しいプロジェクトやサービスの構想を練っていた時に、こんな形で展開できたら面白そうだなと頭の中で思い描くだけで満足してしまい、結局何の行動も起こせないまま何ヶ月も過ぎてしまった経験があります…
やりたい気持ちは確かにあるのに、それを「できたらいいな」という曖昧な言葉のままにしていたため、日々の忙しさに流されて具体的な行動が伴わなかったのだと後から振り返って痛感しました。
では、思い描いた理想を単なる願望で終わらせず、現実を動かす力に変えるためにはどうすればよいのでしょうか。
その答えは、とてもシンプルです。
自分が普段使っている言葉の語尾を「できたらいいな」から「する」という力強い「決断」の言葉へと変えることであると考えます。
先ほどの例を「する」という言葉に置き換えてみると、次のように変わります。
・半年後に自分のオリジナル講座を開講し、必要としているお客様に届ける
・今年は毎月安定して目標の売上を達成し、ビジネスを軌道に乗せる
・秋までに業務の仕組みを整えて、家族とゆっくり旅行に行く時間を作る
このように言葉を言い換えてみると、そこから伝わってくる力強さや自分自身の心の引き締まり方の違いが実感できるのではないでしょうか。
語尾を「する」と言い切った瞬間、それはもはや遠くにある他人事のような夢ではなくなります。
自分自身の脳が「これはすでにやると決まった事項なのだ」と明確に認識し、その実現に向けて無意識のうちに必要な情報を集めたり、今の自分にできる解決策を探し始めたりするのです。
日常のちょっとした場面を思い浮かべてみると、この仕組みはとても分かりやすいと思います。
たとえば、友人と話していて「また今度ランチに行けたらいいね」と言って別れた場合、その後すぐに日程が決まって実現することはあまり多くありません。
お互いに「行けたらいいな」とは思っていても、具体的なお店を調べたり予定を調整したりする行動にはなかなかつながらないからです。
一方で、「来月の前半にランチに行こう」と決めた場合はどうでしょうか。
その瞬間に手帳を開いてお互いの空いている日を確認し、どこのお店にするかを検索し始めるはずです。
ビジネスの目標も、これとまったく同じ仕組みで動いています。
「できたらいいな」と思っているうちは、脳にとってそれはまだやらなくてもいいこととして処理されてしまいます。
そのため、同じようなサービスを提供されている方の発信を見ても、すごいなと眺めるだけで終わってしまったり、役立つ情報に出会ってもそのまま通り過ぎてしまったりするのです。
しかし、「自分はこれをする」と明確に言葉にして決めた瞬間から、日常の中で目に入ってくる情報や自分の行動が少しずつ変わり始めます。
本を読んでいても今の自分の課題に直結するヒントが自然と目に留まるようになり、日々の発信ひとつとっても、未来のお客様に届けるために今日はこれを書こうと目的を持って動けるようになっていくのです。
そもそも「決断」という言葉は、決めて断つと書きます。
それはつまり、「する」と決めることによって、同時に「やらない自分」や「できないかも知れないという迷い」を断ち切るという自分自身への宣言でもあります。
もちろん、何かを明確に決断することには勇気がいりますし、覚悟も求められます。
いざ「する」と言い切ろうとすると、心の奥から次のような不安の声が聞こえてきて、決断を鈍らせようとすることもあるかも知れません。
「もし宣言した通りに達成できなかったら、格好悪いのではないだろうか…」
「今の自分の実力で、本当にそこまでのことができるのだろうか…」
まだ経験したことのない目標に向かう時ほど、そうした不安が浮かんでくる気持ちはとてもよく分かります。
できなかった時に自分が傷つかないように、あらかじめ「できたらいいな」という言葉を使って無意識に心の逃げ道を作っておきたくなるのは、人としてごく自然な防衛反応だからです。
しかし、ここで少しだけ立ち止まって考えてみていただきたいのです。
以前もお伝えしたように、日々の挑戦をひとつの経験として捉え、どんな結果であってもそこから学んでいけるという考え方の土台が自分の中にあれば、決して恐れる必要はありません。
たとえ最初に決めた通りの時期や形でうまくいかなかったとしても、それで自分の価値が損なわれるわけでも、すべてが終わりになるわけでもないからです。
うまくいかなかったのであれば、その過程で得られた気づきをもとにやり方を少し調整し、またそこから新しく一歩を踏み出していけばよいだけなのです。
「何があっても大丈夫」という安心感を自分の中に持ち、たとえ思い通りにいかないことがあってもそこから学びを得てまた立ち上がることができると知っていれば、結果に対する過度な恐れは少しずつ和らいでいくのではないでしょうか。
誰かに向かっていきなり大きく宣言するのが難しければ、まずは自分の手帳やノートの上だけでも構いません。
自分が本当に実現したいことを思い浮かべ、その語尾を「できたらいいな」から「する」へと書き換えてみてください。
そして、その言葉を自分の目で見て、心の中でしっかりと確認してみてください。
「できたらいいな」という居心地は良くても何も変わらない場所から抜け出し、自分の意思で未来を選び取る感覚がきっと生まれてくるはずです。
曖昧な願望の言葉を手放して「する」と心に決め、これまでの歩みで培ってきた力をベースに、理想の未来へとつながる具体的な行動の一歩を今日からまた重ねてみてください。
自分の本気のスイッチを入れる力強い「決断」の言葉が、みなさんの目標達成を確かなものへと導いてくれます。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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