未来への投資。本気度を高めて行動を加速させるリソース配分の仕組み

おはようございます!

一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。

本日は、自らビジネスを進めていく中で、ご自身の能力を高め、事業を確実に前に進めるための「時間とお金の使い方」についてお伝えさせて下さい。

テーマは、過去の強みを探るための視点を未来に向け、自らの行動を促す環境を作る仕組みについてです。

みなさんは、これまでに「自己棚卸し」をされたことはあるでしょうか。

ご自身のビジネスの方向性を決めたり、お客様にお見せするプロフィールを作成したりする際に、自分の強みや好きなことを洗い出すための大切な作業です。

子供のころから自分はどんな性格で、どんなことに興味・関心を持ち、どんなことに熱中して打ち込んできたのか。

あるいは、日々の生活の中でどんな考え方やポリシーを大切にしているのか。

さらに言うと、過去の成功体験や挫折経験など、今の自分を形作っているものは一体何なのか。

そういった様々な項目を自らに問い掛けて丁寧に紐解き、自分の特性を分析する。

そして、そこから自分だけの強みを整理して、自らのビジネスへどう活かしていくかを考えるということを、起業の初期段階で実践された方も多いのではないかと思います。

その際、自分一人で机に向かって考えてみても、自分の強みや好きなことが今一つ分からないと手が止まってしまうことがあります。

自分のことを客観的に分析するというのは、実は非常に難しい作業です。

特に、謙虚な方ほど「自分には人に誇れるような特別な強みなんてない」と思い込んでしまい、答えに詰まってしまうことがよくあります。

そのような方に対して、「自分がこれまで、何に時間やお金を投資してきたかを考えてみるといいよ」というアドバイスを聞かれたことがある方もいらっしゃるのではないかと思います。

自分の頭の中だけで考えているとどうしても主観的な感情が入ってしまいますが、「何に時間とお金を使ってきたか」という事実には判断が入りません。

だからこそ、強制的に自分を客観視し、フラットな視点を与えるために非常に有効な質問になるのだと思います。

例えば、とても多趣味で色々なことに手を出している方がいらっしゃったとします。

その方に「色々な趣味がある中で、これまでの人生で一番お金や時間を投下してきたものはどれですか」と問うと、一番打ち込んでいるものが客観的な事実としてすぐに見つかりやすいものです。

そこから、「なぜそれにそこまでの時間とお金をかけられたのか」を深掘りしていくことで、その方の根底にある価値観や強みを探るということもできます。

やはり人間は、自分が本当に好きなことや得意なことに対して、自然と自分の大切なリソース(時間やお金)を振り分けたがる生き物だと思います。

ですので、この行動の履歴から強みをあぶり出すという考え方は、とても有効な手段だと感じます。

さて、ここまでは過去を振り返るための一般的なお話です。

ところで、この「何に時間とお金を費やすか」という視点ですが、一般的にはこのように過去の自己分析で使われることが多いと思います。

しかし、この視点は「未来の自分」に向けて行動を促すためにも、非常に有効な考え方になるのではないかと思います。

自らビジネスを立ち上げて活動していく中で、自分のスキルや能力をさらに高めたい、あるいは本気で自分自身の事業に投資して成長させたいと考えた時、そこには必然的にリソースの「集中投下」が求められます。

一人でビジネスをしていると、日々の事務作業や既存のクライアントへの対応など、目の前の業務だけであっという間に一日が終わってしまいます。

そんな中で、新しいサービスの企画や長期的な仕組み作りといった「本当は重要だけれど今すぐには困らないこと」を進めようと思っても、何となく時間が空いた時にやろうという意識では、いつまで経っても手をつけることができません。

だからこそ、「これからの自分は、この目標を達成するためにこれだけの時間とお金を投下する」と、明確な意思を持って未来に向けたリソース配分を決定することも一つの考え方です。

当然、その投下すべきリソースのボリュームについては、その方の背景事情や、今のビジネスの状況によって大きく変わってきます。

元々投下可能な時間や資金には限りがありますから、「1日何時間やれば大丈夫」とか「いくら投資すれば成功する」といった、誰にでも当てはまる明確な指標は存在しません。

しかし、自分自身と向き合い、自らのビジネスに対する本気を示すためには、「今の自分の環境の中で、これくらいのリソース投下を目指す」という基準は、ご自身の意思で決定することができるはずです。

まずは、その基準を自ら決断することが重要かと思います。

そして、それを日々の行動目標の一つの指針として設定していただいても良いと思います。

ただ、ここで一つ注意が必要なポイントがあります。

それは、例えば「毎日1時間を新しいサービスの構築に費やす」という行動目標を掲げたとしても、ただパソコンの前に座ってダラダラと1時間を過ごしてしまっては全く意味がないということです。

作業に行き詰まってスマートフォンを眺めてしまったり、ただ情報を集めるだけのネットサーフィンに時間を費やしてしまったりしては、形だけの時間消費になってしまいます。

ですので、具体的な数値で時間や金額を設定するだけではなく、行動した後にしっかりと振り返りを行うことが重要になります。

「今日投下したこの1時間は、ビジネスを前に進めるための密度として、本当に価値ある使い方ができていたか」を客観的に振り返るのです。

この確認作業をセットにすることで、リソース投下の質は確実に上がっていきます。

そうして、質の高いリソース投下を日々の活動の中で繰り返していくと、ご自身の中にどのような変化が起きるでしょうか。

それは、自分自身の中で「私はこれだけの時間と労力をかけて、本気でこのビジネスに向き合っているのだ」という、活動に対する確信が生まれてくるということです。

自分が発する言葉や行動の積み重ねを一番近くで見ているのは、他の誰でもない自分自身です。

毎日しっかりとリソースを投下し続けている事実が、そのままご自身の自信へと繋がっていきます。

加えて、このリソースを投下し続ける期間が長くなればなるほど、心理学で言うところの「サンクコスト(埋没費用)効果」も働き始めます。

サンクコストとは、すでに支払ってしまって後から取り戻すことのできないコストのことです。

人間には「これだけのお金や時間をかけてきたのだから、ここで諦めてこれまでの努力を無駄にしたくない」という心理が働く傾向があります。

一般的にはネガティブな文脈で語られることの多い言葉ですが、ビジネスを目標に向かってやり抜くためには、この心理を強力な味方につけることができます。

「ここまで本気でリソースを投下してきたのだから、絶対に形にするまでやり遂げる」という強い思いが自然と芽生えるはずなので、ご自身の本気度がますます高まっていく仕組みとして機能します。

一人でビジネスを進めていると、誰かに強制されるわけではないため、思い通りにいかない時や疲れた時に、ついつい歩みを止めて逃げ出したくなる瞬間があると思います。

気分や感情だけで行動をコントロールしようとすると、どうしても上手くいかない日が出てきます。

だからこそ、そのような活動を通して自らの行動を促すとともに、自らを「簡単には逃げ出せない状況」に意図的に追い込むのも、目標を達成するための一つの有効な手だと思います。

感情に頼るのではなく、仕組みとしてご自身の本気度を引き上げるアプローチです。

過去の強みを探るために使っていた視点を未来の行動計画に変換し、ご自身の決意を確固たるものにしていく。

ぜひ本日の内容をヒントに、ご自身の目標達成に向けたペースをつくるための活動を考えてみていただければと思います。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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