メンタル低下は現在地のシグナル。立ち止まって休息を組み込む仕組み
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
本日は、自らビジネスを進めていく中で、どうしても気分が乗らない時やメンタルが落ち込んでしまった時の「休み方」についてお伝えさせて下さい。
テーマは、メンタルの低下を気合いの問題として片付けず、計画修正のシグナルとしてニュートラルに受け止める仕組みについてです。
自らビジネスを立ち上げて日々活動していると、体調が悪いわけではないのに、どうしても行動する気力が湧いてこない日があると思います。
パソコンの前に座っても作業が進まず、日々の発信やサービスの準備といったタスクが手付かずになってしまうような状態です。
一人でビジネスをしていると、自分の代わりに行動してくれる人はいません。
そのため、行動が止まってしまうことに対して「自分が休んだらビジネスが止まってしまう」「気合いが足りないからダメなんだ…」と、ご自身を強く責めてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
特に責任感が強い方ほど休むことへの罪悪感を抱きやすく、無理をしてでも元の計画通りに進めようと自分にムチを打ってしまう傾向があると思います。
しかし、そのように心が沈んでしまった時に、無理をして歯を食いしばって行動を続けることが、必ずしも正しい選択だとは限りません。
メンタルが低下して動けない時は、思い切って休んでしまうというのも一つの考え方です。
むしろ、休むという選択を戦略的に取り入れることが、長期的な目標達成には必要になってきたりもします。
心が沈んだり行動が止まったりしてしまう状態を、「自分の意志が弱いからだ」という感情的な問題として捉えると、どんどん苦しくなってしまいます。
そうではなく、プロジェクトマネジメントの視点を取り入れて、この状態を「当初の計画に修正が必要になったという客観的な事実」としてニュートラルに受け止めてみていただきたいのです。
例えば、パソコンを使っていてシステムから警告のエラーメッセージが出た時を想像してみて下さい。
その時、「パソコンの気合いが足りない」と怒ったりはしないはずです。
「メモリが不足しているのかな」「一度再起動をしてシステムを休ませよう」と、事実に基づいた対策を考えると思います。
私たちの心と体もこれと同じです。
メンタルが落ち込んでいる状態というのは、これまでの疲労や目に見えないストレスが蓄積し、「今のペースのまま走り続けるとエラーが起きますよ」というアラート(警告)を出してくれている状態だととらえられます。
以前お伝えしたヒヤリハットの法則にも通じますが、この小さな違和感のシグナルを無視して走り続けると、いずれ本当に動けなくなってしまうような大きな停滞に繋がりかねません。
プロジェクトマネジメントの世界では、最初に立てた計画通りに何事もなく最後まで進むプロジェクトは存在しないという前提で物事を進めます。
状況の変化に合わせて柔軟に計画を修正していく前提でのプロジェクト推進です。
ご自身のメンタルが低下しているという事実も、この状況の変化の一つと考えることも可能です。
心が沈んでいる時に無理やり作業を進めても、普段なら1時間で終わるタスクに3時間かかってしまったり、思わぬミスが増えたりして、パフォーマンスの効率は大きく下がってしまいます。
効率が60パーセントしか発揮できない状態で無理に行動して全体のクオリティを下げるくらいであれば、一度しっかりと休んで効率を100パーセントに戻してから行動した方が、トータル的には間違いなく良い結果が得られます。
もちろん、お客様との約束や外せない納品など、どうしても休めないタスクもあると思います。
その時はすべてを投げ出すのではなく、まずは直近で困っている課題への「止血」だけを行います。
今日絶対にやらなければならないタスクと、本当は重要だけれど今日すぐには困らないタスクを切り分けるのです。
そして、後者を翌日以降でリカバリーするように再計画します。
そうやって意図的に計画に余白を作り出し、そこに「休む」というアクションを再配置するのです。
ここで一つ大切なポイントがあります。
それは、「なんとなくダラダラと休んでしまった」という状態にしないことです。
「動けなくて結果的に休んでしまった」と受け止めると、どうしても罪悪感や自己嫌悪が残ってしまいます。
そうではなく、「今の自分のステータスを客観的に判断し、トータルのパフォーマンスを上げるために、今日はあえて休むという計画に変更する」と、ご自身の意思で決定していただきたいのです。
自分で意思を持って休むと決めたのですから、そこに罪悪感を抱く必要は全くありません。
本を読んだり、美味しいものを食べたり、あるいはただゆっくりと眠ったりと、ご自身の心地よいと感じる方法でしっかりと心身の回復に努めていただければと思います。
一人でビジネスを進めていると、どうしても休むことに勇気がいります。
周りがどんどん進んでいるように見えて、焦ってしまうお気持ちも分かります。
しかし、ビジネスは短距離走ではなく長く走り続けるものです。
ずっと全力疾走を続けることは誰にもできません。
ご自身の直感や「少し疲れたな」という違和感を無視せず、心身ともに健やかに目標に向かって進めるペースをご自身で作り出していくことが大切だと思います。
もし今、メンタルが沈んでしまって動けないと悩んでいる方がいらっしゃれば、まずはニュートラルな視点で現在地を確認してみて下さい。
そして自分を責めることなく、トータルの成果を最大化するための戦略として「休む」という選択肢を計画に組み込んでみてはいかがでしょうか。
本日の内容が、ご自身のビジネスを無理なく長く育てていくためのヒントになれば幸いです。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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