クライアントの話していない事にも着目する

クライアントの話していない事にも着目する

■こんにちは!

こんにちは!

時速350Kmの未来を達成するコーチ、福井俊治(しゅんじ)です。


■クライアントが言葉にしている事としてない事

コーチングセッションを行う際、クライアントに問いかけ、回答を頂くわけですから、当然クライアントの発した言葉に注目します。

特に、コーチングの技術として傾聴を意識していれば、クライアントが何を言わんとしているのかを積極的に汲み取り、さらに質問を重ねて思考を理解しようとするものです。

しかし、逆説的なようですが、コーチはクライアントが発する言葉だけではなく、発しなかった事柄についても着目する必要があります。


■F1マシンの理解はドライバーのコメント外にも着目する

ここでちょっとF1についてのお話しをさせて頂きます。

F1ではマシンの状態をドライバーからのフィードバック、すなわちコメントという形で把握する部分があります。

マシンの運転性や安定性など、どういう状況で、どのような挙動になるかをドライバーの言葉で伝えてもらうのです。

これはデータ解析が主体となった現代になっても重要な要素として残っています。

なぜなら、全てがデータで解析でき、理解可能とは言えないからです。

この時、エンジニアとして求められるは、ドライバーが発する言葉はもちろんですが、何を言っていないかにも注目することです。

すなわち、ドライバーが課題と捉えている事象に対して、同様に発生しても良いシチュエーションで発生していない場合はないか。

このような状況下では、どこにギャップがあるのかを分析して、問題解決につなげるのです。


■コーチングでもクライアントの言外に着目する

コーチングにおいても同じように考えられます。

クライアントが発する課題に対して、傾聴により理解した上で、課題として伝えられなかった部分に対して、考慮する必要がないかを検討するのです。

ある課題と近い部分で、課題認識されても良さそうな部分が挙げられない場合、その差はどこにあるのか。

クライアントはどう感じているから課題認識しないのか、といった部分も重要なヒントになります。

このようにクライアントがお話しされない部分も、セッションを効果的に導く情報が隠れていると思いますので、積極的にその観点でも分析・理解するようにしたいと考えています。

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