目的から逆算する。限られたリソースを成果に繋げる選択の仕組み
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
本日は、自らビジネスを進めていく中で、新しいツールや世の中の効率化の手法とどう向き合えばいいのかについてお伝えさせて下さい。
テーマは、周りの「効率化アピール」に焦ることなく、自分の限られたリソース(時間や労力)を本当に大切な部分に集中させるための仕組みについてです。
自らビジネスを立ち上げて日々行動していると、発信作業、新しいサービスの構築、お客様への対応、そして細々とした事務作業など、毎日やらなければならないことが次から次へと溢れてきます。
自分が仕事に使える時間には限りがある中で、どのようにタスクを進めていけばいいのかと悩まれている方は多くいらっしゃいます。
そんな時に、周りの方々がどのように仕事を進めているのかというお話を聞くのは、とても参考になります。
先日、ビジネスを通じて知り合ったある方とお話しさせていただく機会がありました。
その方は、ご自身のサービスに関する情報発信をとても熱心にされており、かなり積極的にビジネスを前に進めている印象を受けました。
その方とお話をしている中で、気づきを得た発言がありました。
「最近は毎日ブログを発信しているけれど、実はその文章はほとんどAI(人工知能)に任せて作っているので、自分の手はそんなにかかっていないんです」
というお話でした。
ご本人の文脈としては、ブログの作成を半自動化しており、手間や時間をかけずに発信し続けているということを、ある種の成果としてお伝えしたいご様子でした。
そのお話をお伺いした時に、自分が感じたことを共有させていただきます。
最近は、ビジネスの現場でAIを使って業務の効率化を図り、実行されている方は多々いらっしゃいます。
少し前のような、チャットツールに質問をして回答を得るという使い方だけでなく、ブログやSNSの文章作成を任せたり、さらに進んで自分自身の業務の一部を完全に外注するような感覚でAIを活用されたりしている方もいらっしゃると思います。
その効率化の考え方の一環として、先ほどの「ブログの半自動化」というお話があるのだと思います。
ここで、その方はAIを使った半自動化を「素晴らしい成果」としてお話しされていたのですが、その捉え方はご自身のビジネスの目的によって変わってくるだろうなと感じたのです。
例えば、ブログという手段を「とにかくたくさんの方の注目を集めて、集客の入り口を広げるための手段」と割り切って捉えているのであれば、一つの考え方として成り立ちます。
自分自身の時間をあまりかけずに、AIを活用してある程度のクオリティの文章を大量にアウトプットし続けるという行為は、その目的に照らし合わせれば合理的だと言えるからです。
しかし、もしそのブログが「ご自身のビジネスに対する強い思いや、お客様に届けたい大切な考え方を世の中に広めていくための手段」であったとします。
そう考えた場合、その大切なメッセージの作成をAIに任せて簡易に出力してもらうという行為が、果たして目的に合っている行為なのかということです。
読者の心に響き、共感を生むためには、効率やスピードよりも、ご自身の言葉でしっかりと内容を吟味し、感情や熱量を乗せて世の中に発信していくというプロセスが必要になるはずです。
この場合、安易にAIを使って自動生成させるという行為は、必ずしも適切な選択ではないと考えられます。
ここでお伝えしたいのは、決して「AIにブログを書かせるのが悪いことだ」という話ではありません。
その方のビジネスの立ち位置や、今の状況で何を達成したいのかという目的に応じて、選ぶべき手段は当然変わってくるということです。
世の中にある「AIを使った自動化」といった手法に対して、それ自体が良いことか悪いことか、白黒をつけられるようなものではないと考えています。
今回、AIを使った自動化のお話を一例として挙げていますが、本当に大切にしていただきたいのは、「自分のビジネスにおいて、何に自らのリソース(時間や労力、あるいは資金)を配分するのか」をしっかりと考えなければならないということです。
これは、事業を育てていく上で、すべての方々が向き合う必要のある重要なテーマになります。
先ほどのブログの例で言うと、自分の哲学や世界観をちゃんと世の中に届けたいという状況の時に、安易に自動化の手法を取り入れるというのは、リソースの配分として間違った判断だと言えるでしょう。
逆に、認知を広げることだけに特化して集客したいという状況であれば、文章を紡ぐという行為に自分自身の貴重な時間をそこまでかけていいのかどうか、冷静に見直す必要があります。
そう考えた時に、ブログ以外のあらゆる業務に関しても同じことが言えます。
「自分という限られたリソースを、どのように分配していくか」というのは、ビジネスを進める上で非常に重要な観点になります。
自分にしかできないことと、自分以外でも(あるいはツールでも)できること。
自分が心から注力して実行したいことと、実はそれほど重要ではないこと。
状況によっていろいろな観点はあると思いますが、そこをご自身でしっかりと整理し、「どこに集中的にリソースを投下するのか」という戦略を立てることが必要になってきます。
例えば、お客様と直接お話ししてお悩みを聴き取る時間は、サービスの価値そのものなので絶対に削れないかも知れません。
しかし、その後の事務的な連絡作業やスケジュールの調整などは、システムやツールを使って自動化できるかも知れません。
自分が注力すると決めたコアな分野に対しては、いかにそこに自分の時間や熱量、必要な資源をしっかりと投入するかを考えます。
それ以外の、自分がやらなくてもいい業務や、本来の目的から外れる作業については、外部のパートナーに依頼したり、便利なツールを使って省力化したりと、手離れさせる方法を考える必要があるということです。
適切な手段を、その時々に応じてご自身で判断して実行していくことが求められます。
つまり、私たちが本当に考えないといけないのは、「自分という貴重な資源を、何に投下すべきなのか」を、行動を起こす前に「戦略」として決めておくということです。
この軸がないまま、あふれる情報や周りの声に流されて、その場その場で判断してしまうと、行動の基準がブレてしまいます。
結果として、本来力を入れるべきところにリソースを割けなかったり、やらなくてもいい作業に時間を奪われたりして、効率的に成果へ繋げられなくなってしまうと考えられます。
「あの人がAIを使って自動化しているから、自分もやった方がいいのかな」
「最新のツールを使いこなしていない自分は、遅れているのかな」
もし、そのように感じて焦ってしまう方がいらっしゃれば、表面的な手法や他人の行動を理由にして、簡単に乗っかることはやめていただいた方が良いと思います。
あくまでも、「今の自分のビジネスで注力すべきことは何か」を最初に考え、その軸に従って、「じゃあそれを実現するためにはどうするか」という手段を選択し、実行していくプロセスが必要です。
以上のような考え方にしたがい、AIツールの利用であったり、それ以外の業務の効率化であったり、日々の行動の作戦を考え、実行していくということを意識していただければと思います。
戦略を考えて、必要なものにしっかりとリソースを割く。
そして、それ以外のものは少しずつ手離れさせてご自身の自由度を高めていくという行為が、ビジネスを前進させるためにとても重要になります。
ぜひその観点で、ご自身のビジネスの現状や日々の行動を見直していただければと思います。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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