2019年のアルファロメオ・レーシングを分析

こんにちは!

F1のある暮らしデザイナーのしゅんじです。

今日もチームレビューをお届けします。

今年、ワールド・チャンピオンをエースドライバーに迎え上昇を狙うチームです。

アルファロメオ・レーシング

シャシー:C38

パワーユニット:フェラーリ 064

ドライバー:#7 キミ・ライコネン(フィンランド)、#99 アントニオ・ジョビナッツィ(イタリア)

1993年にデビューしたザウバーを前身としたチームです。

ザウバーはその後、BMWに買われてBMWザウバーとなったり、昨年アルファロメオを冠スポンサーとしてアルファロメオ・ザウバー・レーシングとして参戦したりしましたが、今年遂にチーム名から「ザウバー」の名前が消えました。

チームの国籍もイタリアへと移し、完全にフェラーリ配下のチームの位置付けになったようです。

それでも本拠地はスイスのヒンウィルであったり、シャシー名がザウバー時代から引き継がれていたりと過去から継続されている部分も残しています。

マシンは昨年の進化型ですが、フロントウイングに特徴がありフェラーリと同型を搭載しています。

ノーズやインダクションポッドなど、昨年から独自のエアロ処理を施す特徴は継続です。

フェラーリとの融合で中団争いを面白くしてくれそうな予感です。

その意味では、フェラーリから移籍のライコネンがこのC38でどんなレースを魅せてくれるか。

もともと遅いマシンでも、その力を引き出して速く走らせるドライバーだけに、こういうチームで光る走りを魅せるのは得意だと思います。

バルセロナテストでも好感触なようですのでレースでのパフォーマンスに期待したいですね。

もう一人のドライバー、ジョビナッツィはフルタイムとしてはルーキーですが、実は2017年に当時ザウバーのパスカル・ウェーレインが負傷欠場したのに代わり2戦のみ出走した経験を持っています。

そこでは良い走りをして、最高位12位を獲得しています。

今年は元チャンピオンの走りを見て学習する1年になるでしょう。

いずれにしても、どこまで飛躍するのか楽しみなチームです。


今日も一緒にF1を楽しみましょう!

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