行動の目的化を防ぐ。狙った結果を確実に出す思考の仕組み
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
本日は、自らビジネスを進めていく中で、頑張って行動しているのに望む結果になかなか繋がらないという時の「思考の軌道修正」についてお伝えさせて下さい。
テーマは、「目的思考」を意識することで、行動自体が目的になってしまうことを防ぎ、着実にゴールへと進むための仕組みについてです。
現在自分は、プロジェクトマネジメントの力を使って、経営者や個人事業主の方々の課題解決に向けた伴走支援をさせていただいています。
日々の個別セッションでは、まずお話を聞きながら現状の課題を整理し、その課題に対して具体的にどのような打ち手(選択肢)があるかを一緒に考えます。
そして、様々な打ち手の中から、最終的に今日から実行すべきタスクを絞り込むという流れで進めています。
このセッションを進める中で、実は一つ、少し対応が難しいと感じる状況に陥ることがあります。
それは、こちらからの問いかけに対して、「回答」をいただけないという状況です。
「質問されたら答える」というのは、コミュニケーションとしてごく当たり前のことのように感じるかもしれません。
しかし、セッションの現場では、必ずしもそのようなシンプルなやり取りで終わらないことがあります。
例えば、セッションを通して打ち手を決めたとします。
最後に、その打ち手を実行するために「今の時点で気になることはありますか?」とこちらが質問したとします。
すると、その質問に対してご自身の中で真剣に考えを巡らせながら、色々な言葉を発して下さいます。
そこまでは非常に素晴らしいプロセスなのですが、お話しされているうちに思考がどんどん横に拡がっていき、「そういえば、あの件も気になっていて」「別のお客様からこんなことも言われまして」と、当初の質問とは違う方向へと話が進んでいってしまうのです。
そして、色々なエピソードをお話しいただいた挙句、最終的に最初の問いに対する回答が出ないまま、話が終わってしまうという方がたまにいらっしゃいます。
セッションでお話を伺っていると、みなさん本当にビジネスに対して真剣で、常にお客様のことを第一に考えていらっしゃいます。
だからこそ、「あれもやらなきゃ」「これも改善したい」と、次から次へと頭の中に課題が浮かんでしまうのだと思います。
その熱量自体は非常に素晴らしいものですし、ビジネスを前に進めるための大きなエネルギーになります。
しかし、その熱量に任せて思考を漂わせてしまうと、今目の前で一番解決すべき課題を見失ってしまうことになります。
もし、ご自身にこのような傾向があると感じた場合は、少し立ち止まって気をつけていただいた方が良いかもしれません。
なぜなら、ビジネスを進める上での「目的思考」が少し弱くなってしまっている状態だと考えられるからです。
聞かれたことに対して思考を拡げていただくこと自体は全く問題ないのですが、それはあくまでも「質問に対する回答を導き出すため」のプロセスです。
最終的に回答という着地点を見出せなければ、その場で思考を拡げた意味があまりなくなってしまいます。
まぁ、思考の過程で出た他のアイデアは、また別の機会に使えばいいのですが、まずは今決めるべきことにフォーカスするという観点からはズレてしまいます。
実は、この「目的である回答にたどり着かないまま話が終わってしまう」という状態は、日常のビジネスにおける行動パターンにもそのまま当てはまることが多いように思います。
実際の課題に対して何かを実行するシーンにおいて、目的思考をしっかりと持てていないと、「行動すること」がいつの間にか「目的にすり替わってしまう」という現象が起きます。
何のためにその行動を始めたのかという本来の目的を、日々の忙しさの中でついつい忘れがちになってしまうということです。
ひとり起業でビジネスを進めていると、日々のタスクは山のようにあります。
例えば、ご自身の新しいサービスを知っていただくために、毎日ブログやSNSで発信をすると決めたとします。
本来の目的は「お客様に価値を届けて、サービスにお申し込みをいただくこと」だったはずです。
しかし、目的思考が弱くなっていると、毎日記事を更新することや、いいねの数を増やすこと自体が目的にすり替わってしまいます。
その結果、どれだけ発信を続けても本来の目的であるお申し込みに繋がらないという状況になっても、「毎日休まず発信しているから自分はがんばっている」と、行動している自分自身に満足してしまい、軌道修正ができなくなってしまうのです。
あくまでも、行動というのは目的を達成するための一つの「手段」でしかありません。
手段である以上、行動してみて気づいたことや、得られた結果に対してしっかりとフィードバックをかけ、次の行動を修正していくというプロセスがどうしても必要になります。
そのため、目的からズレた行動になってしまったり、どれだけ行動しても狙っていた結果が出ない状況になった時には、勇気を持ってその行動自体を見直し、やり方を直す必要があるということです。
もし、この目的思考がご自身の中でしっかりと定まっていない場合、どれだけ熱量高く行動し続けていたとしても、進めば進むほど本来の目的地から徐々にズレが大きくなっていくという危険な状況を招きかねません。
そのように考えてみると、いかにこの目的思考に立ち返れていないという状況が、ビジネスを推進する上で大きな課題になるかということが、ご理解いただけるかと思います。
セッションで伴走させていただいている中で、なかなか話を前に進めるのが厳しいなと感じるのは、まさにこの「行動を決める」というタイミングです。
以前、思考のプロセスには「拡げる」場面と「狭める」場面の2つがあるというお話をさせていただきました。
課題に対して実行すべき打ち手を色々と挙げていくまでは「拡げる」フェーズです。
そして、「では、このタイミングで具体的にどれを実行しますか?」と一つに決めるために話を収束させようとするのが「狭める」フェーズになります。
しかし、この収束に向けて話の決着をつけようとしているまさにその時、「そういえば、こんな方法もあるかもしれないですね」と、全く別の選択肢のお話を始められてしまう場合があります。
お話を伺う側としては、この状況において非常に難しいと感じる瞬間でもあります。
最終的に今からやるべきことを「決める」という行動をとらない限り、現実は何も変わりません。
思考を収束させようとする場面においては、今拡げている話を「決着させる(一つの行動を決める)」という明確な目的を持って、自らの思考をコントロールする必要があります。
ここでも目的思考が十分に機能していないと、いつまでも話を拡げることだけで満足してしまい、結果的に「色々話せて良かったです」というぼんやりした感想だけで終わってしまいます。
これでは、具体的な一歩を踏み出すことができません。
ですので、あくまでも目的志向を持ち、「自分は今、何を目的にこの話をしているのか」であったり、「何を目的にこの作業(行動)をしているのか」ということを、常に意識しながら活動するという思考習慣が非常に重要になってくると考えます。
ただ闇雲に動くのではなく、明確な狙いを持って行動し、それに対してどういう結果が出たのかを客観的に評価する。
これがビジネスを前へ進めるための基本サイクルになります。
そこを外さずに行動を続けていくためには、自らがいつでも目的に立ち返ることができるような、思考の習慣を身につけていただくことが何よりも大切だと思います。
自分ひとりで目的思考を習慣づける小さな工夫として、作業を始める前に「この行動で得たい結果(目的)」をメモに書き出し、パソコンの端に貼っておくというのも一つの方法です。
例えばブログを書く前に「このサービスの存在を知ってもらうこと」と言葉にして書いておきます。
そして書き終わった後に、その文章が本当に目的に合致しているかを見直すのです。
もし合致していなければ、どれだけきれいな文章が書けていても、それは目的に沿うように修正すべきだという判断が客観的に下せるようになります。
とはいえ、今まであまり意識してこなかった方が、最初からいきなり自分ひとりでそのような思考習慣を身につけるというのは、なかなか難しいことかもしれません。
ひとりでビジネスに向き合っていると、自分が今「行動の目的化」に陥っていることに、自分自身では気づきにくいものだからです。
そのような時は、必要に応じて周囲の信頼できる方や専門家に、思考のサポート(壁打ちなど)をしていただくのも非常に有効な手段だと思います。
第三者の客観的な視点を入れてもらうことで、「今、目的からズレていますよ」「今の話の着地点はどこでしょうか」と補正をしていただきながら、目的地に対するズレをなくして進んでいく。
そのような訓練を少しずつ重ねてみるのも良いのではないかと思います。
いずれにしても、まずは明確に「ここに向かう」と狙いを定めない限り、その目的地に到達することはありません。
まずは目的思考を身につけること。
そして、その身につけた目的思考を駆使して、日々の自分の行動を適切にアジャスト(修正)していくという流れを意識して、日々のビジネスを過ごしていただければと思います。
行動すること自体に迷いがなくなり、ご自身の限られた大切なエネルギーを、本当に必要な場所だけに注げるようになるはずです。
今日も一緒にやり抜きましょう!
【お知らせ】
タイプ診断を実施して、あなたが動けない原因を分析します。
また、タイプ診断の結果をベースにあなたの現状に応じた次の一歩をご提案します。
●もや晴れセッション(60分)
↓
サービス改善のための生の声収集にご協力いただく代わりに、
通常5,500円を無料で提供させて頂いております。
ご自身の思考を整理する鏡として、ぜひお気軽にご活用ください!
👇ご協力いただける方は、こちらからお申し込みをお待ちしております!
本ブログをメルマガにて配信中!
ご登録頂くと毎日自動配信されます。
●毎日インストールする「やり抜く力」の実践論
Amazon Kindleで電子書籍を提供しています。
Unlimited契約の方は無料でお読み頂けます。
●目標達成大全
●人生で大切なことはすべてフォーミュラ1が教えてくれた
●一歩踏み出せなかったあなたが夢を実現する27のアイデア


