主体性を手放さない。外部の力を確実な成果に繋げる仕組み
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
本日は、自らビジネスを進めていく中で、誰かにサポートをお願いしたり、業務の一部を外注したりする際の「人の力の借り方」についてお伝えさせて下さい。
テーマは、相手にすべてを委ねるのではなく、ご自身が主体性を持って外部のリソースをコントロールし、確実な成果に繋げていく仕組みについてです。
自らビジネスを立ち上げて活動していると、毎日やることが山のようにあります。
お客様へのサービス提供という本来の業務はもちろんのこと、日々のSNSやブログでの発信、新サービスの企画立案、さらには細々とした事務作業やスケジュール管理に至るまで、すべてを自分一人でまかなえるわけではありません。
特に、起業して間もない期間は、ビジネスを軌道に乗せるための熱量が高い一方で、ご自身のリソース(時間と体力)が常に不足している状態になりがちです。
そのため、ビジネスを次のステージへ進めようと考えた時、どこかのタイミングで周囲の力を借りたり、外部の専門家に業務を委託したりする必要が出てきます。
自分一人で実行するのが難しい時、あるいは誰かの力を借りた方が明らかに効率が良い時というのは、どんなビジネスにおいてもあります。
しかし、その「人の力を借りる」という場面において、少し気をつけていただきたいポイントがあります。
それは、お金を払ってサポートを受けるのだからと、相手に依存してすべてを「丸投げ」にしてしまうことです。
日々の業務に追われて疲弊していると、「もうこの部分は自分ではやりきれないから、誰かに全部やってもらいたい」という思いから、つい相手にすべてを委ねたくなってしまうお気持ちも分かります。
また、ご自身が不得意な分野(例えばウェブデザインやシステムの構築など)であればなおさら、「プロに任せておけば、あとは何とかしてくれるだろう」と期待してしまうものです。
しかし、ご自身が主体性を手放して相手に丸投げをしてしまうと、ビジネスにおいて期待した結果には結びつきません。
結果として、上がってきた成果物を見て「なんだか自分が思っていたものと違う」と落胆したり、結局自分の言葉で手直しをするために一からやり直すことになって余計に時間がかかってしまったりということが起こり得ます。
これでは、せっかくお金と時間を投資して人の力を借りたのに、疲労感だけが残ってしまうことになりかねません。
ビジネスを作り上げる作業は「一つの大きなパズルを完成させるプロセス」に似ています。
丸投げをしてしまう状態というのは、どんな絵柄のパズルを完成させたいのかという「全体像」をご自身でも把握していないまま、ただ「ピースをいくつか作って下さい」と相手にお願いしているような状態です。
最終的に自分がどうなりたいのか。
お客様にどんな価値を届けたいのか。
そのビジネスの芯となる部分がクリアに描けていないため、当然相手に対しても、アウトプットの質や内容を適切に指示することができません。
指示を出す側が受け身の姿勢になってしまっていると、依頼された側も「どのようなピースを作れば、この人のビジネスに貢献できるのか」が分からず、迷いながら作業を進めることになってしまいます。
そうならないために重要なのは、まずはご自身がしっかりとパズルの全体像(完成図)を描くことです。
そして、その全体像を完成させるために、「どのパーツは自分で作るべきか」「どのパーツは専門家にお願いして作ってもらうべきか」、あるいは「どのパーツはツールやシステムを使って自動で生成するか」ということを、ご自身の意思で切り分けるプロセスが必要になります。
例えば、新しいサービスの案内ページを作る場面を想像してみて下さい。
「デザインから文章まで、すべていい感じに作って下さい」と丸投げをするのではなく、事前にしっかりとアウトライン(枠組み)を設計します。
「商品に込めた思いや核となるメッセージのパーツは、自分の言葉で自分で作る」
「それを視覚的に魅力的に伝えるためのデザインのパーツは、プロのデザイナーにお願いする」
「申し込みを受け付ける決済システムのパーツは、既存の自動化ツールを導入する」
といった具合です。
相手にお願いするのは、あくまでその切り出した「一つのパーツを作る」という部分だけです。
そして、それぞれのパーツが出来上がった後、最終的にそれらを組み合わせて一つのパズル(ビジネスの成果)を完成させるのは、みなさんご自身の役割になります。
当然この組み立て作業はご自身でやることになりますので、最初に全体像を把握しておかないと、いざパーツが集まってもパズルが完成しないということになってしまいます。
あるいは、仮に相手が気を利かせてなんとか形に繋ぎ合わせてくれたとしても、「自分が作りたかったのはこんなパズルだったっけ」という違和感が残る状況になってしまいます。
自分のビジネスの核となる部分まで他人の価値観で埋められてしまうと、その後の活動に自信を持って取り組めなくなってしまうリスクもあります。
そのような状況を起こさないためにも、やはりご自身で考え、主体的に行動をコントロールすることが必要になります。
「この業務をお願いすることで、どういうアウトプット(成果物)を期待しているのか」
「そのアウトプットを使って、自分はその後にどう行動し、最終的なビジネスの形にどう反映させるのか」
ここまでを事前にしっかりとご自身の中で組み立てておく必要があるということです。
また、人に作業をお願いする際、「ちゃんとお願いする」ということが重要なポイントになります。
ただ「これをお願いします」と作業を渡すのではなく、ご自身のビジネスの目的や、そのパーツが全体のパズルの中でどのような役割を果たすのかという背景までを共有することが大切です。
相手にどうしてもらおうということしか考えていない状態では、適切な指示は出せません。
自分が全体像を把握し、そこに必要なピースの形や色を明確に定義して伝えるからこそ、相手もプロとして最適な仕事ができるのだと考えます。
とはいえ、ビジネスを進める上で時間とお金というリソースは有限です。
特に起業初期の段階では、理想的なパズルの完成図を描けたとしても、すべてのパーツを誰かにお願いするということは資金的にも難しい場面が多々あると思います。
すべてを外注化できれば楽かも知れませんが、現実的にはそうはいきません。
なので、ご自身の置かれた状況を客観的に判断し、限られたリソースの中で自分が取りうる最善の選択を実行していくことが求められます。
今のフェーズではここは自分で地道にやり切り、ここだけは今後のビジネスの成長のために外部のプロの力を借りるというように、全体を見渡してバランスを見極めることが重要です。
あくまでも一番大事なのは、「自分がこのビジネスというプロジェクトのすべてをコントロールしている」という認識を持つことです。
そして、その認識の上で、実際に自分でハンドリングするという行動が大切になります。
お金を払ってプロにやってもらえばすべて解決するということではありません。
何を目的に、どういうアウトプットを期待して、どうお願いするのか。
この部分にしっかりと頭を使ってご自身で考えるからこそ、外部のリソースを本当の意味で有効に活用できるのだと思います。
主体性を外さないようにして外部の力をうまく使うことができれば、ご自身の実行力は格段に上がり、ビジネスのスピード感を高めることができます。
より精度の高いアウトプットを出し、目標達成への近道になったり、成長のスピードアップを図ったりするための最善の打ち手として、外部の力を戦略的に活用していただきたいと考えます。
ご自身がプロジェクトマネージャーとして全体を把握し、適切にお願いをして、ご自身のビジネスのパズルを完成させること。
どうぞその点は忘れずに、自らコントロールするという意識を持った上で、日々の実行を進めてみて下さい。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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