角田裕毅、2023年が正念場！？

こんにちは！

プロジェクトマネジメントコーチの福井俊治（しゅんじ）です。

2023年シーズンでF1での3年目を迎える角田裕毅ですが、いよいよ今年は勝負の年になるようです。

デビュー以来、アルファタウリでピエール・ガスリーをチームメイトに戦ってきた角田ですが、その強いチームメイトは今シーズンはアルピーヌへと移籍しました。

代わって迎えたのは、ルーキーのニック・デ・フリースです。

ただ、このデ・フリースはただのルーキーではありません。

昨年のイタリアGPでアレクサンダー・アルボンの代役として、ウィリアムズからレースデビューを果たし、そのレースで予選13位、決勝9位の好走を魅せ、今年のレギュラーシート獲得に繋げたのは記憶に新しいところです。

さらに、デ・フリースがただのルーキーと違うのは、2019年にF2でチャンピオンを獲得しているのはもちろん、2020/21年シーズンのフォーミュラEでチャンピオンを獲得しているというスーパールーキーです。

角田もF2をわずか1年で卒業してきた注目株でしたが、F1でのキャリアは思ったように構築できずに2年を過ごしてきています。

報道によれば、角田がデ・フリースに勝ったとしても、ルーキー相手なので当たり前と見られ、一方で万が一負けるようなことがあれば、レッドブルが見限るのではないかという話です。

レッドブルがF2に輩出しているドライバーの中には、日本人の岩佐歩夢も含まれ、彼にリプレースした場合はホンダの顔も立てられるという話も挙がっています。

比較的所属ドライバーを切ることに躊躇しないレッドブルだけにその行方に注目が集まるところでしょう。

個人的には、まだ開花していない能力を発揮して、角田にはもう少しがんばってもらいたいところです。

今日も一緒にF1を楽しみましょう！