新型コロナ収束後のF1の在り方とは?
こんにちは!
F1のある暮らしデザイナーのしゅんじです。
現時点ではまだ収束の気配が見えない新型コロナウイルスの影響ですが、F1においては収束後にどのようにレースを運営していくかの検討が色々されているようです。
FIA会長のジャン・トッドは、これまで経験したことのない状況であることを前提に、最大限の柔軟性を持って取り組む必要があるとしています。
特に、世界的に経済活動にも影響を与えていることからチーム、自動車メーカー、スポンサーとあらゆるステークホルダーにとって厳しい状況となることが確実であり、予算を削減した今後の活動を検討する必要があると感じているようです。
そのために何ができるか?
先日お伝えしたパワーユニットの開発凍結はその一つの案でしょう。
一方で、今年の選手権開催は諦めて、2021年シーズンに焦点を絞るべきと考える人たちもいるようです。
元F1最高権威のバーニー・エクレストン、1997年のチャンピオンであるジャック・ビルヌーブがそう考える人たちです。
ビルヌーブは新型コロナの収束は秋になるとの予測をしており、そうなった場合は冬の遅くまで今シーズンを引っ張るのではなく、今年は非選手戦として1戦毎に独自性を持ったレースとして開催し、今年の終盤は2021年の準備に充てるべきと語っています。
現実的にはF1の収益を少しでも高くするため、レース開催数を1戦でも多くしたいというF1の思惑からは外れてしまいますが…
まぁ、どの策を選ぶにしろ、F1が初めて直面する状況であり、その時々で最適と思える判断を下し続けるしかない気がしますね。
今日も一緒にF1を楽しみましょう!