ナイキ厚底シューズ論争に思う

こんにちは!

ランニング・モチベーターのしゅんじです。

昨年末あたりから盛り上がりが激しかったナイキの厚底シューズ、あるいはピンクシューズに関する論争にひとまずの決着が付きましたね。

世界陸連が規制をする可能性が浮上していましたが、まずは現行モデルはおとがめ無しとなりました。

すでに樹立された記録の扱いや、今後の各国の東京オリンピック代表選出に向けての混乱(これまでの選考レースでは使用可能だったが今後使えないと比較が困難等)があるので予想された結果と言えます。

すでに各メーカーも同様のシューズを開発していることも考えれば規制が難しいのでしょう。

そして、定められたレギュレーションとしてはソールの厚みは40mm以下、プレートの挿入は1枚までとなったようです。

問題はこの先のいたちごっこでしょう。

今回の一件で、技術の力でシューズを進化させると、確実にランナーは記録を出せることが証明されたとも言えます。

そうすると今後のシューズ作りはこの考え方をベースに進めていくことになります。

すなわち、レギュレーションの範囲内でランナーを最大限サポートするための方法を模索し続けることになるはずです。

例えば、1枚でこれまで以上の効果を発生するカーボン以上の素材を生み出すとか。

一方で、規制する方もチェックの方法を厳密にしないといけません。

例えば、プレート1枚の定義ですが、ベースは1枚のプレートの先端が上下で分割されていた場合は何枚なのか?とか。

F1を例にするとレギュレーションの穴を見つけて投入した技術に対して、そこを塞ぐレギュレーションを導入しての繰り返しになるので、今後、シューズの規制がこうなって行かないことを期待するばかりです。

自分は市民ランナーではありますが、世界陸連が禁止しているシューズで走りたいとは思わないので、あまり複雑化して欲しくないというのが本音です。


今日のポイント!

物事はシンプルにお願いしたい。


【今日の実績】
なし

明日も楽しく走りましょう!

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