タスクの抽出はボトムアップとトップダウンで
おはようございます!
おはようございます!
ありがとう獲得コンサルタントの福井俊治(しゅんじ)です。
タスクの抽出って悩みませんか?
計画表を作成するときにタスクの抽出に悩む事ってありませんか?
やりたい事(目標)は何となく分かっているものの、それを達成するために具体的に何をすれば良いかがイメージできないといった状況はありませんか?
今日は、そんな状況の時に役立つタスクの抽出方法について、ヒントをお伝えしたいと思います。
タスク抽出の二つのアプローチ
そもそもタスクを抽出するときにどのように抽出しているでしょうか?
過去に経験のあることであれば、何を、どういう順番で実行すれば良いかをあらかじめ想定できると思います。
このような時は大体悩まないでしょう。
悩んでしまうのは、経験が浅かったり、そもそも今まで経験したことない場合に、具体的なタスクに落とし込もうにも十分な知識がない状況ではないでしょうか?
そんな時にどうするかですね。
具体的には二つのアプローチで考えるのがおススメです。
その二つとは、ボトムアップとトップダウンの考え方です。
それぞれについて解説していきましょう。
ボトムアップ・アプローチとは
最初はボトムアップについてです。
ボトムアップは実行すべきタスクを積み上げて目標達成を思い描くアプローチ方法です。
まずは、達成すべき目標に対し、何を実行する必要があるかを洗い出してみます。
過去に実行した経験がない事柄であっても、多少はやるべき事が見えていると思います。
その見えている範囲で構いませんので、思いつく限り必要だと思うタスクすべてを書き出してみます。
そして、書き出し終わったら、それらのタスクを一旦、俯瞰して眺めてみましょう。
その時に、他にやることはないかという観点でぼんやり考えます。
そうすると、抜けていたり、やり方を変えた方が良いようなタスクが見えてきますので、その時点で追加や修正を行います。
もし、この時点で何も思いつかなければ、それはそれで構いません。
以上により、これまでの経験の延長線上で考えられるタスクの抽出はできると思います。
トップダウン・アプローチとは
次はトップダウンのアプローチです。
トップダウンは目標を達成するためにはどうなっていないといけないかという考え方から、逆算思考でタスクを洗い出していく手法です。
先程のボトムアップのアプローチだけでは、目標に対するタスクの抽出が十分できない場合もあると思います。
そこで足りない部分を補ってくれるのが、このトップダウンの考え方です。
まずは、目標を達成した姿をイメージしてみて下さい。
そして、その達成する直前の状況を思い浮かべて下さい。
目標に到達する前の中間マイルストーンとして、どんな状態になっているのか。
あるいは、どのような通過点を経由して目標を達成する必要があるのか。
そういった観点で、自分が到達するであろう状態を思い浮かべて行きます。
ここでは、最終目標に対して、より近い中間目標からイメージして行った方が考えやすいと思います。
また、ここで挙げる中間目標はブレイクできればブレイクできただけ、抽出したタスクの精度が上がると思います。
ここが具体的になれば、その途中の状態に到達するためには何をしないといけないかを考えていきます。
ここまで来ても、まだ中間目標に対して、どうアプローチすればいいか分からないということもあるかもしれません。
その場合は、現時点では情報を入手できていない可能性がありますので、一旦ここで止めるのも一つの手です。
一回で計画表を完成させようと考えずに、現状で持てる最大の情報からタスクを抽出して、それ以上は不足かもしれないですが一旦置いておくという考え方です。
ここから始めて、ある程度実行した後で、改めてやることを確認するのです。
その時は、最初の検討に対して、進んだ先の景色が見えているでしょうし、経験や知見も多少増えているでしょうから、また違ったアイディアが出てくることと思います。
このようにして徐々にタスクを増やしていくという考え方もあります。
以上のような二通りのアプローチを駆使して、抜け漏れの無い計画表を作成してみて下さい。
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