「全力で取り組む」というレベル感とは

おはようございます!

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音速で夢を実現するストラテジストの福井俊治(しゅんじ)です。

「全力で取り組む」ということ

先日、人生においてがむしゃらに動く時期があってもいいという話をさせて頂きました。

物事に真剣に取り組むのであれば、一心不乱に、ある意味他のことは全て投げ打ってでも、そのことに集中すべきという話です。

まぁ、昨今の働き方改革で、長時間働く自由を奪われているという話もあるので、会社勤めの方は自由にならない部分もあるかもしれませんが…

すみません、話を戻しましょう。

全力で取り組むという話です。

強大な目標を達成するには、そこにそれ相応の強大なエネルギーを注ぎ込む必要があります。

純粋にその目標の達成だけを見据えて、そこに自分が持てるリソースの全てを投入する、あるいは本気の全力で取り組む姿勢が必要です。

ある意味、他の選択肢は一切考えずに、自分を追い込んで、背水の陣と言える環境に身を置くくらいの覚悟が必要かもしれません。

実際に自分が本気で取り組んでいると胸を張って、自信満々に答えられる人は少ないと思います。

そして、自信をもって答えた人でも、先に述べたような考え方で本気で取り組んでいると、これまた自信を持って言える人はかなり限られているのではないでしょうか?

ニコ・ロズベルグの本気

さて、ここでF1での事例から本気度について学んでみたいと思います。

2016年にワールド・チャンピオンに輝いたニコ・ロズベルグに関してです。

実は、彼はチャンピオン獲得のわずか5日後に電撃的に引退を発表したのでした。

通常であれば、翌年カーナンバー1を付けて、さらにレースを楽しんでも良さそうですが、通常ではあり得ない選択をしたのです。

その背景を追ってみましょう。

2010年にメルセデスに移籍した当時はまだチームは十分な力を持っていませんでしたが、2014年のレギュレーション変更で圧倒的なマシンを手に入れることになります。

全てのレースで勝てるマシンを手に入れたのです。

しかし、2013年から加入したチームメイトのルイス・ハミルトンが2014年、2015年とチャンピオンを奪ってしまいます。

そんな状況の中、彼は無敵のチームメイトを打ち破るため、2016年は本気の取り組みで、全てをレースに注ぎ込む生活を送ったと言います。

それは家族の協力も含めて、すべてをチャンピオン獲得のために過ごしたという話です。

具体的な行動は分かりませんが、相当なものだったのだと想像します。

そして、悲願のチャンピオンを獲得すると、この年間を通して注いだ努力を翌年以降も継続できない、完全に自分の能力を出し切ったと納得して引退を決意したのでした。

逆に言えば、もう再現できないくらい本気で取り組んだ末のタイトル獲得だったと言えるのです。

あなたの本気はどのレベルか

なかなか普通の人は、ここまでのレベルで全力を出し切る事はできないと思います。

特に、自分一人で取り組もうとしても、自分で自分をそこまで追い込むのはなかなか難しいのではないでしょうか?

ただ、やはり本気で自らの高い目標を目指す時、自分がどれくらい本気で取り組めているかを自問してみて、行動を改善して行くことも重要だと思います。

一人で突き進むのに自身がない場合は、誰か信頼できる人に伴走者なってもらって、一緒にゴールを目指して走るのもありでしょう。

そんな本気度を持って、ゴールを目指す方を自分は全力で応援したいと思います。

ぜひ、達成して、勝利の美酒を味わってください!

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