積極的に学びに行く姿勢が大切
■こんにちは!
こんにちは!
時速350Kmの未来を達成するコーチ、福井俊治(しゅんじ)です。
■コーチングは受け身ではうまくいかない
コーチングを受けようと考えている方にお伝えしたいです。
コーチングセッションはコーチから何かを与えてもらう場ではありません。
セッションはクライアントが自らのテーマに対して積極的に思考を巡らす場であって、そのためのサポート、あるいは触媒としてコーチが存在すると考えてください。
よって、受け身の姿勢でセッションに臨んで頂いても、期待される成果は得られないと思います。
■シューマッハの強さの源泉は積極姿勢
F1ではマシンの理解が重要です。
自分の手足のようにマシンを操れることが、予選やレースの極限状態でのドライビングの優劣に関わってきます。
2000年代前半のフェラーリがブリヂストンと組んで戦っていた頃、ドライブしていたミハエル・シューマッハは無敵の時代を築いていました。
その要因の一つは間違いなく彼のテスト量の豊富さに違いありません。
今はレギュレーションでテスト制限がありますが、かつてはお金のあるチームはプライベートテストを積極的に行っていました。
フェラーリもブリヂストンとのタイヤ開発テストを積極的に実施していました。
性能向上に向けてはもちろん、限界性能などをシューマッハ自らが走り込むことで評価していたのです。
当時、普通のチームではテストはレースドライバーではなく、テストドライバーが行うものでした。
それを人任せにせず、自ら積極的に学びに行く姿勢で取り組んだから、シューマッハは強かったと言えます。
■身銭を切って真剣度をアップする
コーチングに限らず、目標に向けて行動をする際、自ら積極的に学びに行く姿勢を忘れないでください。
自らにコミットメントして、意思を持って真剣に取り組んで頂きたいのです。
その際、ある程度の犠牲を払った方が真剣度が増すかもしれません。
よく、身銭を切った方が真剣になれるという話があります。
差し出した犠牲に見合った分の成果を取り戻そうとする心理が働くから、通常以上にがんばれるのだと思います。
ぜひ、色んなものに身銭を切って学ぶことも考えてみてください。