誰かと走る大切さ

おはようございます!

おはようございます!

朝勝つ習慣実践コーチの福井俊治(しゅんじ)です。

走るペースを確認していますか?

日々PDCAを回しながら、実践できているでしょうか?

毎日行動を続ける事は大切ですが、自分のペースが適切であるかを確認するのも大切な場合があります。

と言うのも、自分では一生懸命走っているつもりではあっても、そのペースは適切か、実はもっとペースアップできる余地があるのではないか、を考えることができるからです。

もし、ペースアップの余地があれば、さらにレベルアップするための工夫を考えるきっかけになります。

皇居ランからの気づき

自分はランニングが趣味なんですが、先日皇居を走っているときに一つ気づいたことがあります。

ご存知の通り、皇居はランナーの聖地と言っても良い程に多くのランナーが走っています。

そのレベルは様々です。

もの凄いペースで人々を追い抜きながら走っている方もいらっしゃれば、マイペースでウォーキングを楽しんでいらっしゃる方もあります。

自分の場合はそんなレンジの中間位置でしょうか。

抜かれる場合もあれば、追い抜いていくこともあるという感じです。

抜かれる際に考えるのは、あのペースで走るためには自分はどうすればいいんだろうという観点です。

一方、抜く際に考えるのは、今のペースでも悪くはないんだという自己肯定感的な気づきです。

比較から得る気づき

先程、日々の行動の中で自分のペースを確認することが大切という話ををしましたが、今の皇居ランの話に通じるところがあると思いました。

まずは現状を確認するところ。

今も行動できており、そのペースを客観的に知ることができるのは大切なことです。

誰かの行動量と比較することによって自分の行動が足りているか、まだ行動する余地があるんじゃないかという観点で考えることができるようになります。

仮に多くの方々より行動ができているという判断になれば、現状の自分を認めて、さらに進むことができるようになると思います。

しかし、周囲と比較すると、必ず上には上がいるもので、自分より確実に行動量が上回っている方がいらっしゃると思います。

そんな時、あんな風に自分は行動できないと諦めるのではなく、どうすればあのように行動できるのだろうと考える習慣が大切です。

この考え方をすることで、今すぐではないかもしれませんが、様々な打ち手を考え出すことができ、それらを試すことによって徐々に行動量を求める姿に近づけて行けます。

このように現状の妥当性分析と、さらにそこからレベルアップするための方策検討という観点から周囲と比較する行為がいかに重要かということが分かります。

ベンチマークを考える

ベンチマークという考え方があります。

ビジネスにおいては、指標や基準点といった意味を持ち、何かと比較する際の基準点として捉え、そこから自身の過不足を判断する指標にするという考え方です。

製造業では他社比較をして改善点を見つけるためによく用いられる手法です。

このように考えると、誰かと一緒に走る(行動する)行為がベンチマークに役立てられると考えられます。

ここからの気づきを得て自分の行動に反映していくということをぜひ続けて行きましょう。

この誰かと走るのは、伴走者のような自分を導いてくれる方を見つけて一緒に走る事でもいいと思います。

その場合は、自分の状態に応じて適切なペースをセットしてくれるでしょうし、くじけそうになったときに励ましの言葉もかけてくれることと思います。

自分もそんな伴走者、コーチになれればいいなと考えたりもします。

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