バルセロナテストを総括する

こんにちは!

F1のある暮らしデザイナーのしゅんじです。

気がつけば、もう来週には2019年シーズンが開幕するというF1です。

待ち遠しいですね。

そんな気持ちの高ぶりを抑えられず、本日はプレシーズンテストを振り返っておきます。

スペイン・バルセロナで、2週間(4日間×2回)に渡って実施されたテストです。

最初にチーム毎の走行距離ですが、下記のようになっています。

メルセデス 1189周
フェラーリ 997周
ルノー 961周
トロ・ロッソ 935周
アルファロメオ 922周
マクラーレン 873周
ハース 871周
レッドブル 833周
レーシング・ポイント 625周
ウィリアムズ 567周

今年のテストでもメルセデスの安定性が群を抜いています。

唯一1000周を超えたチームです。

単純に長い距離を走れればいいというものではありませんが、周回数が多いということはトラブルがないという安定性の証明であり、また、色んなオプション(マシンバランス、燃料モード、バッテリ充放電モード、予選モード等)の確認ができ、状況に応じた引き出しが増えたと判断することができます。

そう考えると、やはりメルセデスは強そうだなと思いますね。

逆に、レッドブルの走り込み不足は懸念材料ではあります。

トロ・ロッソが走れているのでホンダ・パワーユニット関連のデータのフィードバックはありそうですが。

下位では、アルファロメオの順調さが際立ち、レーシング・ポイントとウィリアムズの出遅れが目立ちますね。

最速ラップタイムに目を転じると下記の通りになります。

フェラーリ 1’16”221 (セバスチャン・ベッテル C5)
メルセデス 1’16”224 (ルイス・ハミルトン C5)
ルノー 1’16”843 (ニコ・ヒュルケンベルグ C5)
トロ・ロッソ 1’16”882 (アレクサンダー・アルボン C5)
マクラーレン 1’16”913 (カルロス・サインツ C5)
ハース 1’17”076 (ロマン・グロージャン C4)
レッドブル 1’17”091 (ピエール・ガスリー C5)
アルファロメオ 1’17”239 (キミ・ライコネン C5)
レーシング・ポイント 1’17”556 (ランス・ストロール C5)
ウィリアムズ 1’18”130 (ジョージ・ラッセル C5)
※ C4, C5はタイヤコンパウンド  数字が大きいほど柔らかい=速いタイムが出やすい

タイムを見ても、メルセデスとフェラーリの2強の速さが目立ちます。

中団の団子状態は最速タイムのギャップの小ささからも良く分かります。

今時点でどこが抜け出すのかを予想するのは難しいですが、今年のマクラーレンはやや上昇傾向にありそうな予感です。

致命的なのはウィリアムズですね。

タイムも圧倒的に出ていない状況で、準備が全くできていない印象です。

果たして開幕戦のオーストラリアではどんな展開になるのでしょうか?

明日は当たらない予想をしてみようと思います。

なお、テストのデータはF1速報の2019開幕直前号を参照させて頂きました。


今日も一緒にF1を楽しみましょう!

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