日々の小さな達成感が前に進む自信を育てる
おはようございます!
ヴィジョン実現ストラテジストの福井俊治(しゅんじ)です。
ひとりでビジネスに向き合い、理想の未来を目指して日々努力を重ねていると、毎日たくさんの作業をこなしているはずなのに、なぜか前に進んでいる実感が持てず自信をなくしてしまうことがあるかも知れません。
やるべきことに取り組んでいても、思い通りにいかないことがあると、自分にはまだ力が足りないのではないかと不安になることもあるのではないでしょうか。
本日は、日々の小さな達成感に目を向けることで「自己肯定感」を育て、目標達成に向けた行動へとつなげていく具体的な習慣についてお伝えしたいと思います。
ここで、まずみなさんに一つ質問をさせてください。
一日の終わりにその日を振り返るとき、今日できたことと、できなかったことのどちらに意識が向いているでしょうか。
ひとりでビジネスを進めていると、サービスの準備、お客様への対応、日々の情報発信、事務作業など、毎日やるべきことが山のようにあります。
すべてを自分の手で進めていく中で、予定していた作業を毎日完璧に終わらせることは決して簡単ではありません。
たとえば、一日に10個の予定を決めて、そのうちの9個をやり遂げたとします。
客観的に見れば十分な成果を出しているのですが、真面目で責任感の強い方ほど、終わらなかった残りの1個ばかりに意識が向いてしまうことは少なくありません。
できた9個には目を向けず、できなかった最後の1個だけを気にして、今日も予定通りにできなかったと自分を責めてしまうケースは多いのではないでしょうか。
実は、自分自身も以前は計画通りに終わらなかった作業ばかりに目が向いてしまい、一日の終わりに反省ばかりして気持ちが沈んでしまうことがありました…
しかし、このように足りない部分やできなかったことに目が向いてしまうのは、決して個人の性格や能力の問題ではありません。
人間の脳には、自分の身を守るという本能から、すでに満たされていることよりも不足していることや危険を優先して見つけ出す性質があると言われています。
つまり、無意識のうちに自分の欠点やできていないことばかりを探してしまうのは、人間としてごく自然な反応でもあるのです。
目標を達成するためには自己肯定感が大切だと言われても、長年身についた考え方の癖はそう簡単には変わりません。
毎日懸命に行動しているにもかかわらず、一日の終わりに自分へのダメ出しばかりをしていては、少しずつ心が疲れてしまいます。
どれだけ努力しても自分はまだダメだと感じ続けてしまうと、次第に新しいことに挑戦する意欲が湧かなくなり、目標に向けた行動そのものが止まってしまうことにもなりかねません。
目標達成に必要な「自己肯定感」とは、自分は何でもできると根拠なく思い込むことではなく、今の自分が積み重ねている歩みをありのままに認めることから生まれると考えます。
だからこそ、足りないものを探してしまう思考の癖を見直し、自分がすでにできていることに意識して目を向ける習慣を持つことが大切になります。
そこで、みなさんに今日から試していただきたいシンプルで効果的な習慣があります。
それが、一日の終わりにその日の「できたこと」を書き出す習慣です。
やり方はとても簡単です。
夜寝る前や仕事を終えるタイミングで、ノートやスマートフォンのメモ帳を開き、今日自分ができたことをどんなに些細なことでもいいので3つ書き出すだけです。
たとえば、次のような日常の小さな行動で十分です。
・朝いつもより15分早く起きて机に向かうことができた
・気になっていたお客様へ丁寧にお礼のメッセージを送ることができた
・ブログやSNSの発信に向けて下書きを少し進めることができた
・疲れていたけれど夕食後の片付けを済ませることができた
・明日の予定を確認してやるべきことを整理できた
ここでのポイントは、大きな成果や完璧にやり遂げたことだけを探す必要はまったくないということです。
むしろ、こんなことはできて当たり前だと自分では見過ごしてしまうような、ごく小さな行動を見つけ出して意識を向けてみてください。
ひとりで仕事をしていると、組織で働いているときのように、周りの人から日々の頑張りを認めてもらう機会はどうしても少なくなります。
お客様への細やかな気配りや、サービスをより良くするための準備、毎日の生活との両立など、みなさんが日々こなしていることは決して当たり前のものではありません。
誰かが褒めてくれる環境ではないからこそ、自分自身が自分の理解者となり、今日積み重ねた小さな行動を見つけて認めてあげることが大切になります。
とはいえ、実際にこの習慣を始めてみると、最初は今日できたことがなかなか3つも思い浮かばないと感じることがあるかも知れません。
高い目標を掲げて頑張っている方ほど、合格ラインを高く設定してしまい、これくらいではできたうちに入らないと厳しく判断してしまいがちです。
もし書くことが見つからないときは、完了した結果だけではなく、自分が取り組んだ行動の過程に目を向けてみてください。
たとえば、ブログの記事を最後まで書き上げられなかったとしても、パソコンを開いてテーマを考えたことや、伝えたい内容をメモに書き出したことは確かな前進です。
サービスの案内ページが完成しなかったとしても、必要な項目を調べたり、構成を見直したりしたのであれば、それも立派な「できたこと」であると言えます。
最初から最後まで完璧に終わったことだけを認めるのではなく、目標に向かって少しでも手を動かしたこと自体を認めていくことが、この習慣を無理なく続けるためのコツです。
また、今日は体調に合わせて早めに休む判断ができたといったことでも構いませんし、もし書けない日があったとしても、翌日にまた再開できたことを認めれば十分です(笑)。
この習慣を続けていくと、日々の取り組み方に2つの大きな変化が生まれてきます。
1つ目は、自分が毎日どれだけ多くのことをやり遂げているかに気づけるようになることです。
頭の中だけで振り返ると見落としてしまう小さな行動も、文字にして書き出すことで目に見える形として残ります。
書き出された言葉を眺めることで、自分も毎日よく頑張っていると素直に受け止められるようになり、それが行動し続けるための土台となっていきます。
2つ目は、日中の行動そのものが前向きに変わっていくことです。
一日の終わりにできたことを探す視点が身につくと、昼間に仕事をしているときにも、あとでこれをノートに書けるように今から少しだけ進めておこうと、自然と前向きな行動を選べるようになっていきます。
過去の積み重ねを土台にして今の自分の歩みを認めることができると、そこから新しい推進力が生まれ、迷わず「次の一歩」を踏み出せるようになります。
まずは1週間、一日の終わりに3つの「できたこと」を書き出すことから試していただければと思います。
ノートに少しずつ積み上がっていく日々の記録は、やがて確かな「自信」となり、目標達成に向かって歩み続けるみなさんの行動を支えてくれるはずです。
一日の終わりに自分に向かって、今日もよく頑張った、ありがとうという感謝の気持ちを持ってみてください。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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