良いコーチングセッションとは?
こんにちは!
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時速350Kmの未来を達成するコーチ、福井俊治(しゅんじ)です。
コーチは良いセッションを実施したい
すべてのコーチは良いコーチングセッションを実施したいと考えているはずです。
ここで考えないといけないのは、良いコーチングセッションとはどんなセッションか?ということです。
自分自身もそうですが、コーチがついつい考えてしまうのは、終わった後で自らがクライアントに価値提供できたと感じられるセッションが良いセッションだという判断です。
しかし、これは間違った判断だと言わざるを得ません。
なぜなら、良いセッションとはクライアントがこのセッションは良かった、気づきがあった、自身の行動につなげられると感じて頂けるセッションであるべきだからです。
F1で一見退屈なレースを楽しむファンとは?
ここでF1を例に考えてみましょう。
例えばあるレースでポール・ポジションからスタートしたマシンが後続を寄せ付けず、安定した走りでそのままフィニッシュしたとします。
要は速いマシンが圧勝したという事ですね。
一般的にはポジションチェンジもなく、淡々とレースが進んでいることから、あまり面白いレースではなかったという評価がされることが多い展開だと思います。
トップのマシンやドライバーを応援しているファンからするとどうでしょう?
安心してレースを見届けられ、結果として狙っていた優勝遂げられたということから、このファンは非常に良いレースだったと感じることでしょう。
このように見ているファンの観点によって、同じレースでも感じ方が異なり、良い悪いの判断も変わると言うことです。
クライアントの感じ方がすべて
先のF1の事例からも分かるように、同じセッションを実施したとしても、その判断は結局クライアントがどのように受け取ったかに併存するということです。
そのため、コーチは自分の主観で物事を判断せず、可能な限りクライアント目線でセッションを行うことが重要です。
可能であればセッション後にフィードバックを頂き、そのセッションがクライアントにとって有益だったかどうかの情報を頂けると今後のセッションに活かせると思います。
少なくともコーチ独りよがりでなく、クライアントを意識したセッションを実施することが、最低限必要だと思います。
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