バーチャルはリアルと組み合わせて活かす
こんにちは!
こんにちは!
時速350Kmの未来を達成するコーチ、福井俊治(しゅんじ)です。
公開セッションはバーチャルな場
今日はコーチングに関する学びの機会がありました。
そこでは、公開セッションを見せて頂き、そこから自分だったらどういうセッションを行うかと対比することで新たな気づきを得られる特別な機会でした。
その場での自分の感覚としては、クライアントと向き合っている気持ちでセッションに臨んでいました。
しかし、当然ながら、自らが向き合うセッションと、公開セッションでは内容にギャップが在ります。
なぜなら、公開セッションはあくまでも客観的に見ているだけの立場であり、自らがコントロールして組み立てることができないからです。
ある意味、バーチャルな場であると言えます。
F1では実走での確認も重要
ここでF1での事例についてお伝えします。
近年のF1では、新規パーツのデザインはもちろん、セッティングも含めてほぼ完成した状態でサーキットにマシンが持ち込まれます。
F1チームはファクトリーにシミュレータを持っており、事前にバーチャル上で設計やセッティングを行うことで最適化を図っているからです。
このシミュレータの精度がマシンの優劣を決めると言っても過言ではありません。
しかし、シミュレータは所詮シミュレータでしかありません。
データ上では効果的な結果が得られたパーツを投入しても、実際にサーキットを走らせてみると期待した性能が出ないということが多々あります。
やはりシミュレーションだけでは結論を導くことができず、サーキットでの実走テストが重要であるというのは今でも変わらない事実になります。
バーチャルとリアルの組み合わせが最強
先程の公開セッションの事例も同じになります。
公開セッションで得られる情報はある意味ビジネススクールのケーススタディーのようなものです。
知識の習得には役立つと考えますが生きた情報としては鮮度が劣ると考えます。
やはり鮮度が最も高いのは自らがコーチングを実施することでしょう。
では、自らがコーチングセッションを行えばそれで良いかと言うとそうでもありません。
それでは独りよがりのコーチングから脱却する事ができなくなる可能性があるからです。
従って、バーチャルな公開セッションと、自ら行うリアルなセッションの組み合わせで場数を踏み、自身のスキルを高めていくことが必要になると考えます。
結局はどちらも重要だということですね。
両方を効果的に組み合わせながらスキルアップを今後も図っていきたいと思います。
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