想いは周囲に語って深まっていく

2021/12/05(日) 2022/03/30(水) プロジェクトマネジメントコーチ　しゅんじ

こんにちは！

時速350Kmの未来を達成するコーチ、福井俊治（しゅんじ）です。

自らのやりたいことをお持ちの方、それをあなたの周囲に対して宣言していますか？

自分のやりたい事は周囲に宣言した方が良いと言う事はよく言われます。

それは周囲に宣言することで逃げられない状況を作るという文脈で語られることが多いような気もします。

しかし、効果はそれだけではないと考えます。

それには主に２つの効果があると思っています。

一つは、周囲に宣言することによって、そのアイディアについて自分自身でもう一度咀嚼し、そこから内容や行動計画等について思考を巡らせ、深めることが可能になること。

もう一つは、周囲に宣言すると、それを聞いてくれた方が自分なりに解釈してフィードバックを頂けるということ。

場合によっては、その人の経験から追加の情報も追加してフィードバック頂けるおまけ付きのこともあります。

ここでF1での事例を考えてみたいと思います。

多くのF1ドライバーは、幼少の頃からレーシングカートに触れるなど、レースに関わる生活をずっと送ってきています。

その中で、F1に上がって来れるドライバーにはもちろん才能が必要ですが、それだけでは限られたシートを獲得するには不十分です。

いわゆる人間性的な部分を評価されてF1に辿り着くことが多いと思います。

そのドライバーがどういう想いを持っていて、どういう取り組み方をして、F1ドライバーを目指しているかを周囲に理解してもらう必要があります。

これを周囲に伝えることによって、共感を得て、スポンサーや自分のチームで走らせたいというサポーターが現れることになります。

やはり自分で考えているだけではなく、周囲に伝えることが重要だということです。

冒頭にお話しした周囲に対する宣言も全く同じです。

自分の頭の中だけで考えて行動して上手く行くことも当然あるとは思います。

しかし、それだけではなく周囲と情報をシェアし、周囲からのフィードバックによって、より効果的なアクションや気づきを得ることも重要です。

このように、やりたいことを具現化していく作業も必要です。

場合によっては、このフィードバックループから、結果的に別のアイデアに変化する可能性も秘めています。

ある意味そうやって育てながら成功に向かって行くということだと思います。

ぜひコーチングも活用して頂いて、周囲からのフィードバックと内省の組み合わせでアイデアを育んでください。

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