自分の挫折とその後について語ろう

こんにちは!

自分の可能性を信じるあなたの目標達成コーチ、福井俊治(しゅんじ)です。

今日はいつもと趣向を変えて、自分の挫折とその後の立ち直った経験について語ってみようと思います。

長文ですがお付き合い頂けると嬉しいです。

自分は中学、高校と陸上部で、長距離を専門にしていました。

自分なりに真面目な部員だったと思います。

一生懸命練習に取り組み、練習後にもひとり自主練をするなど強くなりたい一心で努力していたつもりでした。

真面目さが買われ、長距離の部員数が少ないこともあり、中学、高校共に長距離のリーダーも務めたりしたものの、残念ながら速さは身に付かず、最高成績は市内大会で4位と表彰状を獲得したこともありませんでした。

また、入ってくる後輩にことごとく追い越される情けない先輩で、6年間の部活生活は挫折感しか残らなかったのでした。

しかし、走ること自体は好きだったため、趣味でジョギングは続けていました。

年が経ち、市民マラソンが盛り上がる中、いつかは東京マラソンという思いから、地元の勝田全国マラソンに初参加。

久々に競技に参加して、レースの楽しさに再び目覚めたのでした。

それから、フルマラソンだけでは飽き足らず、100Kmウルトラマラソン、富士山を走って登る富士登山競走、トライアスロン・アイアンマン、山を走るトレイルランニングの100Kmレースなど、どんどんハードな競技に打ち込むようになりました。

そんな時、知人から教えてもらった本州縦断・青森〜下関1521Kmフットレース。

制限時間720時間(30日)でJRの青森駅から、下関駅までの1521Kmを走破するこのレースに惹かれ、参加することにしました。

会社勤めだった自分が完走するためにはゴールデンウィークに連続勤務の褒賞休暇を加えた19日間(456時間)が制限時間でした。

これは、それまでの記録を42時間11分も上回る記録でした。

ちなみに毎日80Kmを19日連続で走るペースになります。

挑んだ初年度、狙い通りに最初の2日間は過ぎたものの3日目に疲労骨折に見舞われ、あっさりリタイヤ。

結果は、史上最短記録の約230Kmでのリタイヤでした。
(たぶん、今も破られてないと思います…)

ここでも大きな挫折を味わいました。

会社に無理言って休みを取ったにも関わらず早々のリタイヤ。

リタイヤ後の帰りの電車の中では、ひたすら無力感しかありませんでした。

しかし、諦めたくない気持ちが徐々に強くなり、結局、翌年にまた挑戦することにしました。

長い距離を連続して走れる持久力、体力を意識して1年掛けて準備しました。

2年目の結果は、見事に目標を達成。

最終的には437時間28分(18日5時間28分)で完走し、今までの陸上人生では挫折したなかった自分が当時の歴代最速記録を樹立したのでした。

ちなみに、Webマガジン「The Run」でも紹介して頂きました。

ここで言いたいのは、自分のように素質がなく、過去に失敗した経験を持った人間でも、目標を定め、それに向けて適切な準備をすれば大記録を樹立するような成果が出せるという事実です。

自分でもここまで出来たんです。

あなたなら、あなたに相応しい目標を定めて、もっと上手くやれる方法もあると思います。

だから、諦めないで欲しいです。

良かったら、一緒にがんばりましょう。

応援します。

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