2021年のレギュレーション変更も延期

こんにちは!

F1のある暮らしデザイナーのしゅんじです。

2021年にマシンの大幅なレギュレーション変更が予定されていたF1ですが、この変更も先送りされることになったようです。

もともとはオーバーテイクの増加やコスト低減を目的としていたレギュレーション変更です。しかし、今シーズンがこれからどうなるか不透明なことと、無事に開幕を迎えてからも連戦や凝縮されたスケジュールでレースを消化することを求められることが濃厚な状況です。

そうなると、レース消化が第一優先となり、その隣で2020年マシンのアップデートと2021年マシンの新規開発を並行で進めることが困難なことは明らかです。

そのような状況を見据え、FIAとF1、そして各チームがレギュレーション変更の延期に合意したのです。

この延期に関しても、レギュレーションの大幅変更を契機に2007年のブラウンGPや、現在のメルセデスのように圧倒的な差をつけることを虎視淡々と狙っていたチームはちょっと残念かも知れませんね。

まぁ、手の内はバレないので追いつかれる範囲は限定的なのかも知れませんが。

一方で、もう少し状況が複雑で困るのがマクラーレンです。

彼らは2021年から現在のルノーPU(パワーユニット)からメルセデスPUに乗り換える予定です。

現在のPUはレイアウトも複雑で単純にエンジンを換装するという感じにはいかず、シャシー内のレイアウト最適化が必要になります。

本来はレギュレーション変更でブランニューのタイミングで合わせてレイアウト検討しようとしていたものが、現在のシャシーへの搭載を考えないといけなくなる訳です。

ここの開発が負担として重くのしかかるのかも知れません。

まぁ、何でもそうですが、得するチーム、損するチームと色々ありそうです。

今日も一緒にF1を楽しみましょう!

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