夜に計画を立てるか、朝に計画を立てるか。

おはようございます!

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プロジェクトマネジメントコーチの福井俊治(しゅんじ)です。

計画表の見直しはいつ行う?

これを読んで頂いている方は、日々の行動を計画表に落とし込んで、それに基づいてタスクを実行されている方も多いと思います。

そのような行為を日々の習慣として実行されている方も多いのではないでしょうか?

計画表は一度作って終わりではなく、適切なタイミングでPDCAを回しながらアップデートしていくことを求められます。

では、あなたはその行動計画表をいつアップデートされているでしょうか?

実は、この計画表更新のタイミングも計画実行に重要なファクターではないかと思っています。

夜か朝か

ここでタイミングと言っているのは、一日のどの時間帯に行うかについてのお話しです。

夜の間に翌日のタスクを整理して、計画表をアップデートされる方も多いと思います。

前日に翌日のタスクを前もって整理して、いつでも実行できる状態を整えてから床に就くという考え方は非常に素晴らしいと思います。

なぜなら、翌朝起きた瞬間からすぐに行動できるので、スタートダッシュが掛けられるという大きなメリットがあるから。

その観点では、それは素晴らしい考え方であり、大切な習慣だと思います。

前日に整理しておくことで、翌日の行動がイメージでき、朝からタスクの実行に集中できるという観点でも、この行為は素晴らしいでしょう。

しかし、ここではあえて朝に計画を見直すことをお勧めしたいと思います。

なぜ朝に計画表を見直すのか

お勧めは、毎日の業務開始までにその日の計画を確認し、その際に必要に応じてタスクの見直しを行い、計画表をアップデートしていくということです。

同じように計画表をアップデートするのであれば、前日に終わらせておいたほうが良いんじゃないかという考え方もあると思います。

ここでお伝えしたいのは、睡眠中の効果についてになります。

聞いたことがある方も多いと思いますが、睡眠中に脳はその日の情報を整理し、記憶の再構築をしてくれると言われています。

逆に言えば、前日の夜はこのような再構築前ですので、頭の中が最も混沌とした状態と言えます。

そうであれば、混沌とした夜ではなく、脳の機能がフル活用できる朝に計画を立てるのが良いのでは?という訳です。

実はこれには意外な活用方法もあります。

寝る前に何となく課題を頭に思い浮かべ、そのまま睡眠に入ることで、先の記憶の再構築中に脳がその課題を含めて情報整理を行ってくれるのです。

場合によっては、課題に対する最適解を勝手に導き出してくれることも発生します。

課題を思い浮かべて眠りに入ると、朝目覚めた時に解決策を手に入れているという訳です。

この効果も期待しているのです。

このような整理、再構築された情報を使って、朝にタスクの見直しや進め方を検討することによって、より効果的な一日を過ごすことができるようになります。

課題と思っていた案件に対し、適切な解決策が導き出されてスムーズに進むようになることも多々あります。

以上のことから、計画書の見直しは、夜ではなく、朝行うことが効果的であるとお伝えしているのです。

ぜひ一度試して、その効能を実感して頂ければと思います。

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