メンタルブロックは強制解除
こんにちは!
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時速350Kmの未来を達成するコーチ、福井俊治(しゅんじ)です。
新たな挑戦にメンタルブロックはないか?
何か新たな挑戦を始めるときにワクワクする気持ちの一方で、自分が本当にその目標に到達できるのかと考えてしまうかも知れません。
そんな気持ちは知らず知らずのうちに自分にはできないというメンタルブロックを発生させている可能性があります。
目標に向けて行動するとき、自分の気持ちにモヤモヤ感がないかを確認してみてください。
多少なりともそこに違和感を感じるようであれば、それはもしかしたらメンタルブロックが働いているのかも知れません。
メンタルブロックにより、自らを目標から遠ざけるような行動に駆り立ててしまっている可能性があります。
デーモン・ヒルはメンタルブロックを強制排除?
ここでメンタルブロックを取り払うことで成功したと思われるF1ドライバーの事例をご紹介します。
1993年に当時無敵のウィリアムズに抜擢されたデーモン・ヒルは、F1でのキャリアがほぼない状態でした。
前年にブラバムからF1デビューを果たしていたものの、チームが破綻したことで11戦までしか出場できずフルシーズンの経験もない状態でした。
そんな状況の中スタートしたウィリアムズでのキャリアは、チャンピオンマシンを駆りながらも、明確な自信があったわけではないと思います。
これを証明するように、シーズンの前半は経験不足も当然ありましたし、チームメイトが4度目のワールドチャンピオンを狙うアラン・プロストということもあり、苦戦していた印象です。
しかし、徐々に与えられたその環境を味方につけ、最速マシンをドライブすることに慣れてきた中盤戦以降はプロストにも遜色のない走りを披露していました。
事実、3連勝をするなどし、ここが自信を深める転換期だったと推測します。
その後もウィリアムズで経験を積み、遂に1996年にワールドチャンピオンになった時は、文字通りチャンピオンにふさわしいドライバーになっていました。
その後も、アロウズやジョーダンなど、別のチームに移籍した際もチャンピオンらしい能力を発揮してチームを牽引するドライバーに成長していました。
メンタルブロックを外して行動を促進する
ヒルのように与えられた環境からの外力で自らの能力を信じ、自分ができると信じて行動をすることもできます。
ヒルの場合は、外からの力で強制的に自らのメンタルブロックを外す効果を得られたということが考えられます。
やはり、自分一人ではメンタルブロックを外すのは難しいと思います。
そのため強制的に環境を変えたり、周囲の方々からアドバイスを得たり、あるいは場合によってはコーチに伴走してもらってメンタルブロックを外す道を探るのも一つの手だと思います。
いずれにしても新たなチャレンジに取り組む際は、自らメンタルブロックしている可能性がありますので、その観点で取り組み方を工夫いただければと思います。
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