計画表はゆとりを持って

おはようございます!

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音速で夢を実現するストラテジスト、福井俊治(しゅんじ)です。

どうやって計画表を作成していますか?

計画を立てる時、ついついみっちりスケジュールを埋めてしまうという事はありませんか?

その時、予定通り全てをこなせているでしょうか?

心当たりのある方はぜひ振り返って頂きたいのですが、このようなギチギチのスケジュールでは多くの場合に全てのタスクを予定通りこなす事は難しくなっていると思います。

何故でしょうか?

それはドミノ倒し現象

あるタスクを適切に実行できなかった場合、そのタスクの完了が遅れるのは当然です。

しかし、ギチギチのスケジュールにおいては、影響はこれだけに止まりません。

一つのタスクの完了が遅れるという事は、次のタスクの着手が遅れることになります。

そうすると、当初計画していたよりも短い時間でこのタスクを実行しない限り完了が予定より遅れ、その次のタスクの着手まで遅れる事になります。

このようにどこかで遅延が発生すると、ドミノ倒しのようにすべてのタスクに影響及ぼしてしうまいます。

これがギチギチのスケジュールが失敗する原因です。

計画にはバッファを織り込む

ではどうすればいいか?

以前にもお伝えしたことがありますが、計画は基本的にはその通り進むことはありません。

全てが計画通り進むのは、ルーティーンワークのような定型的な作業か、非常に単純なタスクばかりの予定と考えられます。

通常、何か新しい目標を達成しようとする計画については、基本的には何かしら課題が発生して計画通りに行かないものです。

それは、自分自身がうまく処理できないという事だけではなく、環境や関係する人の影響で自分では直接コントロールできない状況から遅延が発生することも多々あります。

従って、計画を立てる時点で、この課題が発生することを何かしら織り込んでおく必要があるのです。

そこで、ゆとりのあるスケジュールを立てることが非常に重要になります。

ゆとりのあるスケジュールとは

例えば自分のタスクであれば、本来100掛かると思っている時間を120の2割増しで見積もっておくという考え方があります。

全てのタスクで実施してしまうとと全体の日程が長くなり過ぎるので、初めて実施するタスクやリスクが高そうな項目に特化して2割増しの設定をしておくのがオススメです。

あるいは、他の関係者からの情報や成果の集約が必要な場合は、その集約タイミングを本来必要なタイミングより前倒しで設定します。

これにより、周囲が多少遅れても全体計画に影響及ぼさないようにすることが可能です。

このような考え方で計画全体にゆとりを持っておくと、ある意味、火事が発生しても、先のようなゆとりがある部分で延焼を防ぐことが可能です。

ギチギチだと、どんどん燃え広がってしまいますよね。

ゆとりのあるスケジュールを立てておくと、多少の遅れが発生しても、最終的な期限を守って目標達成をして頂けると思います。

ぜひ、そんな計画立案に取り組んでみて下さい。

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