開幕が遅れて得するチームと損するチームは?

こんにちは!

F1のある暮らしデザイナーのしゅんじです。

新型コロナウイルス拡大に伴いF1シーズンの開幕が遅れています。

今のところは当面ヨーロッパラウンドの開催が現実的ではなく、6/7に決勝予定の本来の第8戦アゼルバイジャンGPあたりが開幕戦になりそうな気配です。

まぁ、それすらも今後どうなって行くのか全く読めない状況ですが…

仮にバクーで開幕を迎えるとすると、約2ヶ月半ものディレイが発生することになります。

この事実に対する各種影響は計り知れませんが、ここではチャンピオンシップの観点から得するチームと損するチームを考えてみます。

まず、損するチームから。

自分が考える損するチームの筆頭はレーシング・ポイントです。

プレシーズンテストで昨年型メルセデスW10の完コピとまで言われた新車RP20が好調でした。

そのままシーズンに突入すれば、間違いなくトップ3下で走れるポテンシャルがありましたし、上位がもたつけばさらに上を狙える力もありそうでした。

それが一転開幕が遅れると言うことは、ライバルに開発期間を与えるという事になります。

また、前述の通り、RP20の速さがW10の完コピにあるのだとすれば、時間が経つほど、その2019年型マシンの速さは陳腐化してしまうことになります。

マクラーレンやルノーなど、レーシング・ポイントに対して、予算と開発力のあるチームに開幕前に追い付かれる可能性もゼロではありません。

一方で、得するチームを考えてみます。

やはり先に書いた通りオフシーズンが伸びるということは開発に割ける時間が延びる訳で、さらに開発資金が潤沢にあるチームが有利になります。

この観点から考えると、フェラーリが得するチーム筆頭でしょう。

バルセロナテストでライバルに対して精彩を欠き、メルボルンでは優勝を狙えないとまで言っていたマシンSF1000ですので、この期間にアップデートできるのは有り難いでしょう。

ただ、同様に新型コロナの影響でフェラーリのファクトリーが今月末まで閉鎖されるという話もありますので、進化がどこまで進められるか微妙ですが…

まぁ、色んな見方がありますが、早く正常に戻って欲しいことに変わりはありません。

今日も一緒にF1を楽しみましょう!

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