カスタマーカー論争再び?

こんにちは!

F1のある暮らしデザイナーのしゅんじです。

バルセロナでのプレシーズンテストで昨年のチャンピオンマシン、メルセデスW10に酷似しているレーシング・ポイントRP20が速さを見せる中、カスタマーカー論争が再び浮上しそうな気配を醸し出しています。

昨年不調だったレーシング・ポイントがピンクメルセデスと呼ばれる程、昨年のメルセデスに瓜二つのマシンを投入し、その速さも本家譲りとの評価も高いため一部チームからは不満の声が高まっている状況です。

問題となっているレーシング・ポイントRP20は、唯一メルセデスにしかない特徴的なノーズ先端の円形パーツまで完コピしており、レギュレーションで定められた購入可能部品以外の外装パーツもほぼ同じという有様。

もっとも、外装パーツは写真を分析してパクったと同チームのテクニカルディレクターであるアンディ・グリーンがコメントしてますので、そこはカスタマーとは別問題ですが…

これ以外にも、もともとハースはフェラーリから購入できる部品は最大限購入しているという話もありますし、トロ・ロッソ改めアルファタウリも昨年のレッドブルRB15そっくりなAT01を投入して中団で存在感を示しています。

こういう状況があるので、ルノー、マクラーレン、ウィリアムズは面白くないのでしょう。

アルファロメオはフェラーリとの繋がりからちょっと微妙な立場ですが…

特に、中断争いが熾烈を極めると見られる今シーズン、チャンピオンシップが進むにつれて、事実上のBチーム勢が躍進してしまうと(その可能性は高そうですが)、出遅れたチームから不満が噴出するのは必至です。

来年以降のレギュレーションが大きく変わる中、どのように議論が展開して行くのか注目し続ける必要がありそうです。

今日も一緒にF1を楽しみましょう!

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